ロータリー 「公共イメージ」の向上� ~その目的と期待される効果~�
2024.7.28 公共イメージオンラインセミナー
R1 ARPIC 田中久夫(2840/高崎RC)
コンテンツ�
0 はじめに “チャットGPT” に聞きました
1 ロータリーの「P-MVV」とは?
2 改めて、「公共イメージ」とは?
「ロータリー・ブランド」の今昔…
3 「公共イメージ」“向上”の目的・効果・メリットは?
4 「公共イメージ」“向上”のための方策(1)~(3)
5 「公共イメージ」を棄損(ダメージ)すると…
6 安上り! 長期効果あり! 「ポスター作成」などを提案します
7 ホントのところ、これが結論ですか! 困ったロータリアンとは?
0 “チャットGPT” に聞きました…
【質問】 ロータリーは、どうやったら会員が増えますか?
【回答】 ロータリーは、地域社会や世界中に通じるための非営利団体であり、世界中で
多くのメンバーを抱えています。日本でもロータリーは広く知られていますが、会員
数を増やすためには、以下のような戦略が考えられます。
1 地元コミュニティでの露出を増やす
ロータリーがどのような団体であるかを地元の人に知ってもらうこと(公共イメージ)
が大切です。地元の行事やイベントに参加し、ロータリーの活動やプロジェクトを紹介
することで、人々の関心を引くことができます。
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2 ネットワークを広げる
会員募集には、アダプターの会員が友人や家族、同僚などにロータリーについて語りか
けることが有効です。また、ロータリーのオンラインプレゼンスを強化し、WEBサイトや
ソーシャルメディアなどを活用して、新しいメンバーを募集することもできます。
3 プロジェクトに参加する機会を提供する
ロータリーのプロジェクトや活動に積極的に参加することで、ロータリーに興味を持っ
ている人々を誘引することができます。興味をもってくれた人々に対して、ロータリーへ
の参加を提案することができます。
4 若者に届ける
若い世代にロータリーの存在を知ってもらうこと(公共イメージ)も重要です。
ロータリーは、若い人々にとって、社会貢献やリーダーシップの経験を積む機会を提供する
ことができます。若者たちに対して、ロータリーやプロジェクトに参加する機会を提供する
ことで、新しいメンバーを獲得することができます。
�1 「組織」構築に必要な「P-MVV」(4要素)�
PURPOSE
VISION
MISSION
VALUES
PURPOSE
Where:どんな未来をつくりたいのか?
What:ビジョンを実現するために果たすべき使命は?
How:ミッション・ビジョンを実現するために大切にすべき
価値観は?
Why:「存在意義」・なぜ社会に存在し、なぜこのミッション・ビジョンに取り組むのか?
�これに「ロータリー」を当てはめると…�
PURPOSE
VISION
MISSION
VALUES
PURPOSE
Where:「ロータリーの戦略計画」(ビジョン声明)
What:「国際ロータリーの使命」(世界理解・親善・平和の推進)
How:「中核的価値観」(親睦・高潔性・多様性・奉仕・
リーダーシップ)
Why:「ロータリーの目的」(意義ある事業の基礎
として奉仕の理念を奨励して、これを育むこと)
�これを「公共イメージ」に置き換えると…�
PURPOSE
VISION
MISSION
VALUES
PURPOSE
Where:DEIによる持続可能で良い変化の生まれる世界の構築
What:賛同する仲間を増やし、充実した奉仕活動をしたい
How:奉仕活動を通じて、社会への貢献を伝えたい
Why:ロータリーの目的・活動が正しく広く
社会に認知(公共イメージ)されること
ロータリーの PURPOSE(存在意義)とは何か?�
貴方は、次の2つの質問に答えられますか?
1 小1の子供に「ロータリーは、何をしている団体なの?」と聞かれた場合、
あなたは一言でどう答えますか?
⇒ 望まれる答えは、 シンプルでわかりやすいこと
2 ロータリーは、誰の 何に 役立っているのですか?
そして、世の中に どう役立っているのですか?
⇒ 望まれる答えは、 感動的で期待(ワクワク)感溢れること
豊田章男会長に学ぶトヨタのイメージ戦略‥
売上高48兆円、純利益4.5兆円の大トヨタ自動車‥
その会長の豊田氏が使ってきたたった3つのシンプルな(特徴ある)用語‥
1 もっといいクルマを
2 町いちばんに
3 自分以外の誰かのために
↓
ロータリーと貴方のクラブを3つの言葉で表すと‥
2 「公共イメージ」とは?�
� 1 それは、差別化ではなく、独自性(特別の価値)のこと
2 それは、外部者(アウター)の頭の中にあること
3 その価値は、自分たちではなく、アウターが決めること
4 それは、形のない資産(無形資産・ブランド)であること
5 それは、アウターに対する未来への約束(期待)であること
6 それは、アウターにとって高品質、高価値、高憧憬であること�
⇒ 「見聞きした瞬間、頭に浮かぶ独自(特別)の存在感」�
「公共イメージ」の誤解�
� 1 それを、単なる「印象・心象」だと思っている
→ 実際には、地に足がついた地道な取り組みの結果生まれるものである
2 それを、単に「ロゴやデザイン」のことだと思っている
→ ロゴなどは、単なる思想を表す象徴に過ぎず、思想の方が大事である
3 それを、単に「高級なモノ・コト」だと思っている
→ アウターの求めるモノ・コト(関心)に適合していることが大切である�
⇒ よくある誤解�
改めて、ロータリーの「公共イメージ」を定義すると…�
�� 1 公共イメージとして、「何を」(品質)伝えるのか?
→ 「思想・モットー」(ゴール)を決める
・それはロータリーらしいか?
2 伝えたいことの、「価値」(世界観)は何か?
→ どんな「社会」を実現したいのか(約束)を決める
・それは具体的にイメージできるか?
・それにはワクワク感(感動や期待感)があるか? �
⇒ ロータリーの「公共イメージ」のコア(CORE)を定義する
ところで、「ブランド」の意味とは(旧)?
① 「ブランド」の古くからの認識
a 高級感
b 高品質
c 稀少価値・高価格
d 憧れの存在
e 優越感
f 差別感
g 選ばれた人たち etc.
ところで、「ブランド」の意味とは(新)?
② 「ブランド」の新しい認識
a 大衆化
b ほどほどの品質・安心の価格
c 一般流通・誰でも手に入る手頃感
d 身近な存在・気安い存在
e 皆と一緒・安心感
f 共通感
g 心許せる仲間たち etc.
「ロータリー・ブランド」の今昔…
① 古くからの認識
a 高級感
b 地元を代表する大会社
c 誘われること自体が稀少
d 憧れの先輩たち
e 優越感
f 差別感
g 選ばれた人たち etc.
シニア会員
② 新しい認識
a 大衆化
b ほどほどの会社
c 誰でも入れる
d 身近にいるオジサン
e 皆と一緒・安心感
f 共通の感覚
g 心許せる仲間たち etc.
若手会員
ギャップ!
���3 「公共イメージ」を “向上” するということは?�
⇒ 公共イメージ(image)とは 「最初に頭に浮かぶ独自の存在感」
⇒ 向上(image up)とは 「それを確立していくための不断の努力」
「自分から言うのではなく、相手が言ってくれるようになるために
行動で示し続けること」(継続力)
(私たちは〇〇である 君たちは〇〇ですね)
「公共イメージ」 “向上” の効果(何を得たいのか)�
⇒ 効果・メリットは何か?
1 他との競争から脱却できる
→ (例)自商品の価格設定・独自路線ができるようになる
2 新しい独自の立ち位置を築くことができる
→ 同じ土俵で競うと他との同質化が進む 他と違う土俵で戦える
3 効果的な集客(認知)ができる
4 公共イメージが蓄積され、他が真似できなくなる
→ 評価が向上し、独自で無形の資産価値が増える
4 「公共イメージ」 “向上” のための方策(1)�
⇒ 「自分目線」 を 「アウター目線」 に切り替えること
1 私たちは、どのようにすればアウターに知ってもらえるのだろうか?
→ アウターは、どんなコトが知りたいのだろうか?
2 私たちは、どのようにすればアウターに好まれるのだろうか?
→ アウターは、どんなコトが好きなのだろうか?
3 私たちは、どのようにすればアウターと良い関係が築けるのだろうか?
→ アウターは、どんなトコロと良い関係を築きたいのだろうか?
まず “クラブの居心地” から再考しよう…
“クラブ内の居心地”
心地よさ × 温かい配慮 = 会員満足度
(承認欲求) (社会的欲求)
(皆からの認知) (寛容さ・優しさ)
UP
INCLUSIVE
DEI
INCLUSIVE ⇒ 「公共イメージの向上」に繋がる
「心地よさ」と「温かい配慮」
「クラブの活性化」
「公共イメージ向上」
「奉仕活動の評判」
INCLUSIVE
「公共イメージ」 “向上” のための方策(2)�
⇒ 「それ」を想起させるための8個の要素(ツール)
1 ネーム 5 デザイン
2 ロゴ 6 キャラクター
3 カラー 7 メロディ
4 キャッチフレーズ 8 人(ヒト)
「公共イメージ」 “向上” のための方策(3)�
⇒ 公共イメージはどうやって人々の頭の中に作られるのか
(タッチ・ポイント(接点))
1 体験 6 ポスター
2 イベント 7 各種キャンペーン
3 人 8 広告
4 口コミ 9 Web
5 マスコミ報道 10 SNS
5 「公共イメージ」 を棄損(ダメージ)すると…�
⇒ 公共イメージに傷がつくと失うもの
1 組織への信頼
2 組織への期待
3 組織の未来
組織の消 滅
image≠damage
どうしたら「公共イメージ」に傷がつくのか…�
⇒ 公共イメージに傷がつく例
1 カネの問題:徴収・配分の偏在
2 ヒトの問題:ミス人事・老齢化・人事の不透明性、不納得感
3 サイズの問題:パレート非最適・非効率性・
適正規模(利潤)概念・足るを知る観念
4 事件(例:ハラスメント)の発生・処置のミス
5 公表データのウソ・漏洩・信憑性・お手盛り etc.
6 提案します…�
☆ロータリーまたはクラブの「ポスター」を作り、それを地区内の会員に配りました。
☆会員は、ポスターを自分の事業所の目立つ場所(受付、応接室など)に貼り、
顧客に自然なアイ・キャッチによるロータリーまたはクラブの認知を促進させます。
私がガバナー時代に作り、地区の全員に配りました ⇒
☆裏面が磁石の ビニール製ステッカー を作り、2100人の地区会員に配りました。�� これを、営業車に貼って街中を走らせれば…�
��☆群馬県のキャラクター 「ぐんまちゃん」 を印刷したウチワを作成し、� � ロータリー・イベントのたびに市民に配りました…�
7 困ったロータリアン
「スノップ効果」 ⇒ 他者との差別化願望や価値想像志向を
生み出す元となっている心理状態
社会行動心理学の消費意欲 ⇒ 「消費者は製品を買うのではない、
製品がもたらしてくれる恩恵を買うのである」
「私たちはロータリーに入りたいわけではない、
ロータリーがもたらしてくれる恩恵が欲しいのである」
不良ロータリアン