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「当たり前」こそ大事です

仏陀の「修行の心得」

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仏陀の言葉

  • Na paresa/ vilomqni _ na paresa/ katqkata/
  • 他人の過ちや変なところ、他人が為したこと、為さなかったことなどには構わないこと。
  • Attano’va avekkheyya _ katqni akatqni ca.
  • 自分自身を観察する。なしたこととなさなかったことを。

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地球を背負って

  • それでも、他人のことが気になる。
  • 世界のことが気になる。
  • 他人の問題で、世界の問題で悩んだり、苦しんだりする。
  • 精神的にダメージを受ける。
  • 他人のために何かをすることもなく、自分の義務さえも忘れて生きる。

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Hercules(ヘレクレス)か?

  • 余計なことに関わっている余裕は人間にありません。
  • 地球の問題の全てを背負わなくてもけっこうです。
  • 他人のことを、世界のことを心配で堪らないと言い張る「善人被り」がいるが、実際何かしているのかと調べれば、何もしてない。

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どこまで関わるか?

  • ①先ず、自分のことを気にするべきです。
  • 自分のことを棚に上げて生活する人はみなに迷惑です。
  • ②自分に関係がある周りの人々、環境のことを次に気にする。
  • 余裕があるならば、能力の範囲内で世界のことも気にする。

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では、偉大なる人々は?

  • 「人類の罪を償うために、自分が受難を受けて死ぬ」話は成り立たないのです。
  • 命の法則を発見してない人の作り話です。
  • それでも、自分が犠牲になることで、実際に他人が助かるならば「善いこと」なるのです。
  • スケールが違い能力・才能持って生れる人の場合は、自分の当たり前の行為が偉大なる結果をもたらす。

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自利行は宗教的か?

宗教は他人に尽くすことを教えているのではないでしょうか。

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宗教には矛盾がある

  • 絶対的神を信仰して、感謝して、その上他人も愛して生きる話ですが、
  • 神に救ってもらうために、神を信じるのです。
  • 神様が自分を褒め称えてくれることを厳しく要求するから、「宗教は神のために、神のベネフィットになる教え」です。
  • 宗教がいう「人助け」は矛盾です。

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利他、自利は区別出来ない

  • エゴイストで自分ことだけ気にして他人を無視する場合は、自分に幸福に生きることは出来なくなる。
  • ある程度で他人のことも心配しないと、悩んでいる人を助けないと、自己嫌悪に陥る。
  • 悩んでいる人を助ける人は充実感を感じて生きる。

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宗教と修行

バラエティに富んだ修行世界と人の人生

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修行の狙い

  • 救済のため、幸福になるため、現世利益のため、死後の安らぎのため、又、怯え・恐怖感をなくすため、人は信仰を持ったり、修行したりするのです。
  • しかし、信仰の数、修行方法などは無数にあるのです。
  • 殆ど、信仰、迷信、神話に基づくもので、効き目は疑問です。

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仏陀の修行方法

  • 目的ははっきりしている。
  • 苦しみを完全に乗り越えるために、幸福に達するためにです。
  • 生きる苦しみに対して具体的に語るので、苦しみを乗り越えることも具体的な結果なのです。
  • 「今、ここで」結果が得られる。(diwwheva dhamme)

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教えの特色

  • Sandiwwhiko _ 実証できる、今すぐ結果が現われる、真理であることは証拠済みです。
  • Akqliko _ 時間の流れと関係がない。

 ①.結果が現われるために時間が掛らない。②。時間が立つと変化して変わるものではない。

  • Ehi passsiko _ だれにでも調べて確かめることが出来る、解放されている教え。

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他宗教と仏教

  • Majjhima Nikqya, Sutta No.76; Sandaka Sutta
  • 宗教にならない宗教は四あります。修行は成り立たない教え。
  • ①.善行為・悪行為には結果がない。死後、遺体を火葬したら残るのは灰だけ。
  • ②.行為をする者、させる者もいません。(個我・真我の否定?)従って行為には善果も悪果もありません。

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宗教と名乗る非宗教

  • ③.人は汚れる原因も、清らかになる原因もありません。個人の努力は成り立たない。

  無因・無縁で賢者も、愚か者も「定め・運命」によって転生して終わるのです。

  • ④.「地、水、火、風、苦、楽、命」という絶対的に変わらない、影響を受けない、七つの元素で生命は構成されている。(続く)

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宗教と名乗る非宗教

  • 人は刀で人の頸を切っても殺したことになりません。元素の間を他の元素が通っただけです。
  • 糸巻きを転がすと糸の長さまで転じて止まるように、賢者も愚か者も様々な生を経てから終わるのです。

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納得いかない宗教

  • ①.一切知者であると名乗る宗教家がいる。起きていても、寝ていても一切を常に知っていると説く。
  • しかし、彼が旅に出るとき迷子になったり、犬に、牛に襲われたりする。人に道を聞いたり、人の名前を聞いたりする。
  • 理由を聞くと:迷子になる予定でした…云々

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納得いかない宗教

  • ②.伝説、伝承、聖典などに基ついて語る。
  • その人は正しく伝承受けたかも知れません、間違ったかも知れません、聖書は本当かも知れません、嘘かも知れません。
  • 古人の言葉だけに頼ることは、納得いきません。
  • こちらで修行しても、正しく善悪判断出来ると思えません。曖昧です。

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納得いかない宗教

  • ③.ある宗教家が何を語っても論理ばかりです。単なる論理学者です。
  • 論理学だけでは、その通りであるかも知れません、違うかも知れません。
  • (Symbolic logicのように、実証することはない)
  • この教えで修行する気にはならない。

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納得いかない宗教

  • ④.また、宗教家が不可知論者である。(agnosticism)
  • もしかすると、この人は無知でなにも知らないかも、結論に至れないかも。
  • この人の下で修行をしても何の意味もありません。

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仏教という宗教と修行

  • 実証出来る教えで、実証できる道です。
  • 結果を出した人々も無数にいる。
  • 生きている間で、教えは正しいか否かは確かめられますので自信を持って修行が出来る。
  • 長部経典のNo.2、沙門果経は今ここで得られる修行の結果というテーマです。

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仏道は驚くほどシンプル

合成された現象ではなく、元素のレベルで観察する。信仰・感情・好み・主観を捨てて客観的に観る。

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日常の生き方と修行

  • 仏陀の教えに基づいた日常の生き方
  • こころを育てる、清らかにする修行と二つに分けて考えられる。
  • しかし、完全に離れたものではなく、幸福・安らぎ行きの一本の線路なのです。
  • 筋はぎりぎりまで、基本に戻って生きることです。

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日常生活

  • 長部経典、No.31,Sixgqla sutta/では正しい在家生活を簡単に完璧にまとめてあります。
  • 社会というと大げさで、曖昧ですが、人は六方に囲まれているように、6種類の社会関係を説く。一、両親、二、師匠・目上の人、三、友人、四、家族、五、部下・雇っている人、六、宗教の指導者です。これらに対して自分が六種類の役割を果たす。

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日常生活・在家戒律

  • 人々は精神的に混乱しているから、底知れない欲や希望があるから、簡単に周りの影響を受けるから、どう生きれば良いかも分からないまま、無知のまま生きている。
  • 人生は解けないほど複雑になっている。
  • 戒律はこころの混乱をなくしてシンプルライフをもたらす。芯の強い人にする。

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苦労しない生き方

  • 金があっても、友人、家族、権力などがあっても、人生は楽・幸福と言い切れません。
  • あれも、これも欲しいと思う人生何時でも乾いている。こころは、「ない、ない、たらない」と呟いている。
  • 財産などの基準は「欲しい」ではなく「必要か否か」だけです。シンプルです。

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こころを清らかにする

  • 決して大胆な、大げさなことではありません。
  • 眼・耳・鼻・舌・身・意に色・声・香・味・触・法というデータ触れる。
  • それを不注意で認識・判断する。
  • それで、こころが汚れたり、悪が起きたりする。
  • 悪思考で話すと悪口、行動すると悪行為。

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妄想を止めるだけ

  • 非論理的な、非現実的な、非生産的な、無意味な妄想を止める。
  • たちまち、人生は幸福に、明るくなる。
  • 能力は向上する。ストレスがなくなる。
  • 時間の余裕が現われる。
  • 俗世間の次元を超えることに挑戦出来る。

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命の問題

  • 神しか知らない、人間が太刀打ちするところではないなどなど、ふざけたことをいうのは「命とは何か」と具体的に知らないからです。
  • それは、とてもシムプルです。
  • 肉体にある感覚が「命・こころ」です。
  • 物質も、感覚も因縁により生じる、消える。
  • 絶えず、変化する。動いている。

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観察で悟りへ

  • 瞬間的に起こる物質(肉体)の変化と感覚の変化を観察していると
  • 生命に対して、自分の命に対して今まであった、無知、恐れ、迷信、概念、価値観、観念、信仰などは跡形も無くなる。
  • 実体のない無常であることを発見して悟りに達する。

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道場

  • 修行に必要なのは自分のからだだけです。
  • 時間:普通に生活する時間が修行の時間。
  • 歩く、座る、横になる、話す、見る、聞く、食べる、服を着るなどの行為を観察する。
  • メッカに行くことも、八十八カ所の巡礼も滝行も修行道具や服も要らないのです。

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愚者がシンプルは嫌い

  • 愚者に神秘が必要。ミステリーが必要。
  • 神話や物語が必要。
  • 魔法、奇跡、神の計らい、運命、天命なども必要。
  • 愚者は幻像を楽しむが知者は現実を経験する。

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愚者がシムプルは嫌い

  • 生きることは、単純・シムプルだと認めたくないから、瞑想しても妄想になる。
  • 日常で経験出来ない、より大きい幻覚を期待するから、無知・無明を破れなくなる。
  • 悟り・解脱・最終的な幸福は今、ここにあるのに、水平線の向こう側を見ているのです。

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知者は「当たり前」に戻る

  • 毛糸の玉をほどけることは猫にできません。縺れるだけです。
  • 全てを縺れる生き方は無知の証拠です。
  • 知者は縺れた人生を解くのです。
  • 水平線の向こう側を見るのではなく、足下を見るべきです。全ては「当たり前」な出来事なのです。

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釈尊の無量の慈悲により幸福が訪れますように

ご静聴を感謝致します。

Happy New Year