質問の選択に
視線情報を利用した
面接練習システム
西野研究室 M1 柴田 佳祐
概要
・背景 (面接練習と対話システム)
・提案手法 (視線を利用した掘り下げ質問制御)
・提案手法詳細 (視線推定)
・対話システムの実装
・対話システムのデモ・評価
・結論・今後の課題
背景
・就職の面接の機会は限られている.
・対話システムで,本番に近い面接練習ができると良い.
・面接で確認したいのは,その応募者の人となり.
・事実だけでなく,Why,Howを聞く.
・掘り下げ質問の進行は,制御する必要がある.
・掘り下げ質問をする対話システムで,応募者の自分を表現する力を向上させる
参考: 松下直子,採用・面接で「採ってはいけない人」の見きわめ方,同文館出版
提案手法
・ベース質問 (話題の提示)
・掘り下げ質問レベル1 (話題の詳細)
・掘り下げ質問レベル2 (踏み込んだ事実についての質問)
・例: サークル活動で直面した困難なことは何ですか.
・掘り下げ質問レベル3 (人柄を知るためのWhy, Howの質問)
・例: その時どう対処しましたか.
参考: 井上 昂治 他, 自律型アンドロイドERICAによる就職面接対話
提案手法
レベル1
レベル2�(視線測定)
レベル3
話題の提示
ベース
質問
話題の詳細
事実についての
掘り下げ
Why,Howの
掘り下げ
レベル2質問をし終える
視線が前を向いている
視線をそらす
参考: A. McCarthy et al, Cultural display rules drive eye gaze during thinking, Journal of Cross-Cultural Psychology, 2006
視線推定
・視線が逸れているかの判定
・利用した視線検出器: swook/GazeML
・視線がそれている度合い
・ の平均
・これが大きいと視線が逸れている.
・レベル3の掘り下げの回避に利用.
図引用元: https://slideplayer.com/slide/5996892/
対話システムの実装
視線検出プログラム
Dialogflowサーバー
ブラウザ
自前サーバー
視線情報をWebSocketでリアルタイムに送信
面接官のセリフ要求
提案手法の遷移で
面接官のセリフを
送信
応募者の返答音声
面接官のセリフ
読み上げデータ
対話システムのデモ・評価
対話システムのデモ・評価
評価
・カメラを向いて喋らないといけないが,意識すると画面をずっと見てしまう
→自然な視線のためには,ロボットや画面上のキャラクターが必要
・視線が泳いでいるかは,視線の逸れ具合の平均には現れない
→分散を見たらよいかもしれない.
・応募者が困惑しているかどうかは,発言の「間」にも出るので,文章にすると情報が落ちてしまうような「間」の情報が音声からとれると面白そう.
結論・今後の課題
結論
・視線情報を用いた対話システム(面接練習)を提案する.
・掘り下げ質問(レベル2→3の遷移)の進行を視線によって制御する.
・視線を取るには,目を向ける対象(ロボット・キャラクター)の存在が重要.
今後の課題
・目を合わせ,うなづいてくれるキャラクターを表示する.
・応募者の質問への回答に対して.自然言語処理を行って反応させる.
質疑応答