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関連図��災害食の意味、�ローリングストックから�実食訓練まで

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非常食から災害食へ��非常食には賞味期間の長さ重視による4つの課題� 

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賞味期間 

 の長さ

非常食

課題

価値

備蓄性

災害多発時代

条件

種類が限定

多様なニーズ

特徴

普段の食品との

     品質差

食べにくさ

販売

製造直後のみ購入

常時販売なし

在庫少ない

災害食

災害時の役立度

被災者の

ニーズに対応

普段と同じ品質自助で買い置き

日常的に

 販売・利用

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3

災害時の生活・活動の場

発災後の人数

増加する

増加しない

平時に調理

している

していない

病院・高齢者施設

在宅避難

避難所

企業・職場

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災害時に備えた食品ストックガイド�あって良かった! 家庭備蓄の実践アイデア」

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/index.html

農林水産省 2019.3

ローリングストックを推奨

備蓄量は

 最低3日分~1週間分

 地域の状況に応じて2週間分

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家庭備蓄の例

5

※1週間分/大人2人の場合

主食

米 2kg×2袋

乾麺(うどん、そば、そうめん、パスタ)

カップ麺6個

パックご飯6個

その他 LL牛乳、シリアル

レトルト食品

缶詰(肉、魚)

主菜

副菜ほか

日持ちする野菜

調味料

梅干し、のり、乾燥わかめ、野菜ジュース等

インスタントみそ汁

チョコレート、ビスケット

出典:農林水産省HP 家庭備蓄のストックガイド

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非常食の備蓄からローリングストックに変わる意味�1.食品の種類を大幅に拡大でき、乳幼児など災害時要配慮者向けの食品も�  含める事ができる��2.種類が豊富なため長期避難生活に対応可能、主食だけでなく副食、副菜�  も備蓄でき健康維持を期待できる��3.小売店などの店舗でローリングストックに取り組み易くなる��4.在宅避難できる耐震性のある住家が増えていることに対応した新備蓄�  システムと位置付けできる��5.電気・ガス・水道などの代替生活用品として電気自動車、カセットコンロ・�  ボンベ、ペットボトル入飲料などが災害時に利用可能となった�

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食品のローリングストックの目安は、最低3日分~1週間分の家庭備蓄が望ましいといわれています。実際に約3日分の食品を並べてみると写真のような量に。

良品計画 直江津 ホームページ 2023.3  

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ローリングストックの意義 1

自助:

 1.自分と家族の食事を確保することで、自らを救うことができる。

   特に栄養面で偏りのないストックすることで健康を維持し、

   復旧に向け力を発揮することも可能。� 2.食品ロス対策となる

 3.食べ慣れる機会が増える

 4.賞味期間の長さに関わらず活用できる

 5.ストックを増やしやすい

 6.食品の選択肢を拡大できる

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コンビニ7社による「ローリングストック啓発キャンペーン」スタート�                          2025年1月16日  �

出典:日本経済新聞電子版、2025.1.16

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  � ��共助:��  1.豊富に準備していれば、近隣の方に食料を分けることができる。��  2.「南海トラフ臨時情報」などが出てから慌てて買いだめパニックに��    陥ることを避けることができ、災害発生後の食料増産分を被災地に��    集中できるという効果を期待できる。���公助:�� 1.被災地で多くの住民がローリングストック等の家庭備蓄を行っていれば、�� 国から被災地にプッシュ型支援で送り込む総量を減らし、輸送力を減らす�� 事ができる可能性もある。その分の輸送力を迅速な復旧に向けることも��  可能となる。

ローリングストックの意義 2

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「ローリングストック」と「実食訓練」 Ⅰ

なくなる前に買い足し

普段より多く�買い置き

賞味期限の古いもの

から消費する

実食訓練は、ローリングストックのサイクルを促進させる手段

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大規模地震

避難所備蓄

救援物資

災害発生

対策

避難生活

喫食計画

食の備え

訓練

無計画

被害

家の被害

物流の途絶

ライフライン停止

災害時の食対策 

避難所避難

炊き出し訓練

全半壊

耐震性あり軽微

在宅避難

ローリングストック

水・燃料

最低3日分、推奨7日分のレシピ作り 

実食訓練

ポリ袋調理(湯煎調理法)等

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