明石のこども食堂を
広めるために
〜こども食堂の現状と高校生の関わり〜
研究の動機と目的
<動機>
日本ではこどもの貧困が問題になっており、日々の食事に困っているこどもも多い。そんなこどもたちを対象としたこども食堂というものがあると知り、明石にあるこども食堂について調べたいと考えた。
<目的>
こども食堂へのボランティアを自分たちで行うことで、こども食堂と高校生をつなげる方法を見つけ、明石のこども食堂をより多くの人に広める。
研究要旨
1.明石のこども食堂について調べる。
2.自分たちがこども食堂とつながる方法を見つける。
3.実際にこども食堂に行ってボランティア活動をする。
研究方法
実際にこども食堂に訪問し、こども食堂の仕組みや課題を
調べ、高校生がこども食堂とつながる方法を提示する。
先行研究 こども食堂について
こども食堂とは・・・
明石市では 箇所
4960
44
全国で 箇所
農林水産省ホームページより
子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂
研究結果
1.明石のこども食堂について
明石のこども食堂は、貧困対策に限らず、すべての子どもたちを対象にしている。食を通して、みんなが安心して過ごせる居場所。遊んだり勉強したりしながら、地域のあらゆる世代の人たちとつながっていける場所。
それが明石のこども食堂である。
あかしこども財団 パンフレットより
子どもたちが1人でも家から歩いていけるために
全28小学校区に設置
2.自分たちがこども食堂とつながる方法を見つける
自分たちがこども食堂とつながるために、明石市内のこども食堂を援助しているあかしこども財団に話を伺った。そこで分かったこども食堂のしくみ、課題、そして高校生である自分たちとこども食堂がつながる方法についてまとめた。
(1)こども食堂のしくみについて
・こども食堂に参加するのは小学生がほとんど
・運営者はその地域の自治会や民生委員の方が多い
・食材は運営者が近隣のスーパーマーケットなどで購入
(財団を通じて個人から食材などが寄付されることもある)
・それぞれに運営者がおり、あかしこども財団が資金援助や情報提供を行う
(2)こども食堂がかかえる課題
・新型コロナウイルスの影響によって休業を余儀なくされたこども食堂もいくつかあった
・明石でも地域によってこども食堂の参加人数のばらつき が大きい
(3)自分たちがこども食堂とつながるには
→ボランティアとしてこども食堂の活動に参加する
そこで、明石北高校の近くにある松陰厚生館というところのこども食堂でボランティア活動を行った
3 実際にこども食堂に行ってボランティア活動をする
松陰厚生館こどもカフェ
場所・・・松陰厚生館
開催日時・・・第4火曜日 16時30分~17時30分
主催・・・松陰厚生館運営委員会
定員・・・20人
このこども食堂は簡単なものづくりを中心とし、軽食にケーキなどを食べることができる。
こども食堂の運営者の方から聞いて分かったこと
・財団から毎回1万円の助成金が出ている
・さつまいもや海苔などの食材が寄付されたことがある
・こども食堂の宣伝や広報活動はしておらず、口コミで伝わ る
・人数に上限があり、空きが出た場合は先着順
・今までに高校生が参加したことがなく、今回が初めて
まとめ
・こども食堂はあかしこども財団からの支援だけでなく、 運営者の方々や地域の人々の協力のもとで成り立ってい る。
・財団の方々がおっしゃっていたように、明石のこども食 堂は貧困対策ではなくこどもたちと地域の人々の交流の ための場所である。
考察と展望
こども食堂の参加者のほとんどは小学生であり、高校生が関わる機会は少ない。しかし、高校生がこども食堂と関わる利点には以下のようなものがある。
<高校生とこども食堂が関わる利点>
・小学生や地域の人々と高校生の新たな交流が生まれる。
・普段の高校生活では得られない発見を得ることができ、自分の成長につながる。
・自分たちが高校生になるまでに学んできたことや、経験したことを小学生に伝えることができる。
つまり、高校生のかかわりが必要です
持続的な研究にするために
生徒会やボランティア部の活動の一環としてこども食堂を取り入れてもらい、
継続的に活動が続く仕組みをつくる。
~私たちがすること~
・こども食堂と学校を繋げる仲介役になる。
・生徒会と協力しアンケートを作成し、参加希望者を募る。
・実際に参加してもらう。
次の世代へ引き継いで、子ども食堂を広めていく。
参考文献
・明石こどもホームページ
https://akashi-kodomo-zaidan.jp/index.php/kodomoshokudo_about
・農林水産省ホームページ
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomosyokudo.html
・明石こども財団パンフレット