QGISプラグイン「GTFS-GO」の紹介と
公共交通ビジュアライズ
Kanahiro Iguchi
自己紹介
Twitter: @kanahiro_iguchi
GIS好きなプログラマーです
北海道士別市在住
得意分野:
GIS全般(特にフロントエンドとQGIS)
QGISとは?
オープンソースのGISソフトウェア
※GIS
=Geographic Information System
=地理情報システム
世界中の開発者により、多数の拡張機能(=プラグイン)が公開されています
弊社もいくつか公開しています(お仕事もお待ちしております)
GTFSとは?
General Transit Feed Specificationの略
公共交通機関の時刻表や経路に関するデータセット
日本ではGTFS-JPとして拡張された規格が定義され
昨今、バス事業者等を中心に整備が進んでいる
その多くがオープンデータとして公開されている
GTFS-GOとは?
QGISでGTFSを可視化するプラグイン
数回のクリックでGTFSを地図上に可視化
GTFSデータは、人間がみても何がなんだかわからない
※北海道拓殖バスGTFSデータ
GTFS-GOで、GTFSを地図上に可視化
様々なデータと重ね合わせる事で
高度な分析が可能になる
※左図はGTFSに人口メッシュデータを重ねた例
v2からは運行頻度図の作成に対応
類似停留所を集約したうえで
運行頻度を集計
ルートの太さと、横にある数字が運行頻度を示しています
GTFS-GOはオープンソースで開発されています
公共交通ビジュアライズ
それではGTFS-GOを使って、公共交通の可視化をやっていきます
ゴール
人口メッシュとバス路線(+運行頻度)を重ね合わせた地図をつくる
ねらい
材料
ここからはQGIS上で地図を作っていきます
完成した地図
GISでつくるきれいな地図
資料に地図を載せたいとき
エクセルで作ったりしてませんか?
そんなときはGISを使いましょう
色々なデータを重ねて
きれいで説得力のある地図が作れます
意思決定のツールとしてのGIS
このエリアは公共交通網が
十分だろうか?
データの可視化により
経験・勘ではなく根拠に基づいた
意思決定が可能となる
まとめ