日頃、臨床現場で感じている課題やニーズをお教え下さい!
医療機器開発において、臨床現場を観察し医療ニーズを適切に把握することが重要です。しかしながら、医療者との接点が少ない基礎/異分野領域の研究者等にとって、臨床現場に適合した真のニーズが把握できない、異分野交流やパートナリングを促進する場が乏しい等が実用化へのハードルとなっています。
今回、令和元年度 国立研究開発法人日本医療研究開発機構「次世代医療機器連携拠点整備等事業」内で、臨床現場の見学実習プログラムを整備すると共に、つくば発の革新的な医療機器創出の『種』となる臨床ニーズ収集を継続的に実施致します。その足掛かりとして、つくば医工連携フォーラム2018で実施した、ニーズ発表会と産官学連携によるパートナリング(共同研究)・マッチング(実用化促進)イベントを今年度復活させる方向で準備中です。
普段の業務では熟練した手技で十分対応できている内容も多いかと思いますが、皆様の『できたらいいな』『あったらいいな』を募集いたします。
「こんな改良・部品があれば、もっと簡単・安全にできるのに…」、「こんな工夫があれば、もっと効率よくできるのに…」などテーマの大小、実現可能性は問いませんので、幅広くご意見をお寄せください。
ニーズ収集と併せて、課題解決のアイディアについても募集致します。
また、実用化に必要な技術や知識を有する産総研/物材研等の研究者や企業へのアプローチを協力すると共に、臨床開発に関する相談、研究費獲得の支援等もT-CReDOのプラットフォームを活用し積極的に行って参ります。「オープンイノベーションによる産学連携・橋渡し研究」推進にご協力をお願いいたします。