令和6年度に実施したJRA畜産振興事業の成果報告と全国講習会を兼ねてシンポジウムを開催します。
シンポジウムは助成事業の成果物である手引書等を配布し、事業で得た情報を公開し養蜂振興および農福連携の推進を図ることを目的に開催します。
ミツバチシンポジウム2025は、2部構成で開催します。
第1部は農福連携、第2部は養蜂GAPがテーマです。
第1部では、新しい福祉事業として注目されている養蜂について、各分野の専門家からの考察をふまえて導入の効果や注意点、具体的な導入方法について解説し、導入事例から成功のヒントを学びます。
第2部では、蜜蜂飼育や生産工程管理(養蜂GAP)の役割を解説し、具体的な養蜂GAPの導入について手引書*に従って、巣箱の設置場所の選定及び飼育管理、周辺配慮、作業の安全配慮、蜜蜂にとってよい環境の確保、採蜜や瓶詰の衛生管理について解説します。
第1部のテーマは農福連携ですが、養蜂導入事例や導入方法の解説は初心者やこれから養蜂を始める方にも役立つ内容です。
第2部のテーマは養蜂GAPですが福祉事業者が養蜂を持続可能に導入する上で欠かせない内容です。
日 時: 2025年 2月 7日(金) (開場 9:30)
第1部 9:45~12:30
第2部 13:45~17:00
会 場: 中央区立環境情報センター(東京都中央区京橋3-1-1)
参加費: 無料
定 員: 50名
協 力: 農林水産省
【問い合わせ 申込】
一般社団法人みつばち協会(東京都中央区銀座3-9-11紙パルプ会館11階)
EMAIL:ginzaInitiative@gmail.com
電話:03-6277-8000 FAX:03-6277-8888
【第1部 プログラム】 農福連携養蜂講習会 9:45 ~12:30 (開場 9:30)
開会挨拶 高安 和夫(一般社団法人みつばち協会代表理事)
来賓挨拶 一般社団法人農福連携協会 総務部長 渡部淳氏
〈講 演〉
①
農福連携をめぐる情勢
農林水産省農福連携推進室 課長補佐 佐久間 千恵氏
➁農福連携がメンタルヘルスや社会参画支援に与える影響
志學館大学 人間関係学部 講師 森 実紀氏
③里山活動に養蜂が加わることでの相乗効果
株式会社ビーハイブジャパン 獣医師 渡辺 宏氏
④やさしい養蜂のはじめ方について
有限会社春日養蜂場 代表取締役 春日住夫氏
<活動報告>
1 NPOスマイルベリー (静岡県浜松市)
2 ガンバワーク (神奈川県大和市)
3 富谷中学校成田教室とNPO法人SCR(宮城県富谷市)
【第2部 プログラム】 養蜂GAP講習会 13:45 ~ 17:00
開会挨拶 高安和夫(一般社団法人みつばち協会代表理事)
①養蜂をめぐる情勢について
農林水産省畜産振興課 課長補佐 信戸一利氏
②日本の養蜂のこれから~養蜂GAPに期待される役割~
玉川大学名誉教授 中村純氏
(休憩)
④養蜂GAP導入について
一般社団法人みつばち協会 高安さやか氏
③ 養蜂に関する衛生管理
株式会社ビーハイブジャパン 獣医師 渡辺 宏氏
質疑応答&意見交換
終了 17:00
*登壇者及び事例紹介者が変更する場合があります。
*開場は9:30です。早い時間にお越しになる場合は外でおまちいただきます。
*日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。
*手引書は下記より閲覧可能です。
https://honeybee.or.jp/wop/wp-content/uploads/2024/01/%E9%A4%8A%E8%9C%82GAP2023.pdf