2019年かばん新春題詠「赤の他人」投票フォーム
2019年かばん新春題詠の投票フォームです!

【題】
「赤の他人」(詠込み指定なし)

【投票方法】
お気に入りの歌に1点もしくは2点を付け、持ち点の10点をふりわけます。
例えば特に気に入った2首に2点、そこそこ気に入った6首に1点というように、
合計点が10点になるように投票してください。
もちろん1点ずつ10首にふりわけても構いません。
合計が7点以下の投票、11点以上の投票は無効となりますのでご注意ください。
※投票しない歌すべてに「0点」をチェックする必要はありません。
 一度「1点」や「2点」にチェックした後、やっぱり「0点」に戻す、という場合だけ「0点」をチェックしてください。

【投票者】
「かばん」会員に限らず、どなたでも投票いただけます。

【投票締切】
2019年1月19日23時59分

【結果発表】
投票結果は2019年1月27日の東京歌会で発表されるほか、「かばん」3月号にも掲載されます。

1 父に似た人と向きあう白い部屋わたされたのはメモリースティック
2 各停で向かいに座る妊婦さんお腹におでこを乗せて寝ている
3 黒と黄とピンクと白が青くなる赤の他人にとりかこまれて
4 こんじょうはゆきあえぬらし いずれまた こなたかなたの交叉地点【スクランブル】で
5 橋桁にやすらかな闇まつわりぬ何も言わずに行く人ばかり
6 借金を分け合うこともできなくてあなたと別れる赤い月の夜
7 空の上白い恋人食べている隣の席の赤の他人と
8 青を待つ渋谷駅前交差点赤の他人を装ひながら
9 一人だけテレビに背を向け飲んでいる広島カープ優勝の夜
10 赤い糸こんがらがって切れちゃってふたり今日から真っ赤な他人
11 嫌悪せるトマトジュースを夜ごと飲む自分を赤の他人にすべく
12 肉親より飼ってる猫の方がいいたまに黙って吸わせてくれる
13 調色をし尽し画家は旅だった赤の他人の赤を探しに
14 駅前に群がる箱の中心でロマンスグレーを濡らす紳士
15 ずる休みしちゃった午後に眠そうな日差しのなかで人たちを見る
16 自動車で人ひとりはねこれまでの赤の他人が被害者となる
17 さようなら あなたにすこし似た人に秋の都で道を教えて
18 あぁ、このまま素敵な家の小窓から「ただいまー」なんて吹きぬけようか
19 うれしげに娘の名前を明かしたね私の正体【すがた】を知りもしないで
20 吾は君の空気でなくて彩りでたとへばメインの脇のプチトマ
21 春は青 風は緑のこの星で、赤いあなたと小指を繋ぐ
22 この車両みんな知らない人ばかりつり革握る瞳に鉄橋
23 ガス灯を模してふつふつ瞬けり恥ずかしそうな白熱灯が
24 そのくるしみを受けとめきれずこの女【ひと】はだれかと姉をじっと見ている
25 近年はハードルだんだん下がりゆき線【ライン】消したら赤の他人よ
26 介助者の短い髪の流れてる項を視てるごく近い距離
27 宙をぐにゃりと一回転して顔が近づく一瞬だけの結婚
28 枝豆の実入りについてメモがあり特に返信せず帰りたい
29 なにくわぬ顔でワインをついでいる私の花をあずかった人
30 赤く透ける灯下の指は他人になりなんども誤爆青い目薬
31 大空を赤の他人が飛んでゆく私の切符はまだ見つからぬ
32 ドラマでは赤の他人が家族の如くお茶の間に向け台詞言い合う
33 「別れたらそんなもんだよ」ボヘミアンぶったジジイが嬉しげに言う
34 あまたいる赤の他人を見比べて白い恋人候補を探す
35 押しのけて座ったひとを眺めれば こんな容易く憎んでいける
36 ポテトMいっぽん落ちてる揚げていた手は盛りつけた彼女は わすれた。
37 旅をしてホームシックになるのは何故かしら父母に空似の人に出逢うから
38 うち以外おんなじ匂い糠床か味噌がうちだけちがうのかしら
39 話しかけ人違い(?)(!)三歩ほど間をおき顔を作って歩く
40 疼いても赤の他人になりなさい傷ではなくて花火なのだと
41 雑踏の他人の群れに飲み込まれ埋没すればラクなのにね
42 あなたはねわたしを助ける王子様言ってくれるね我が子も他人か
43 階段のストローラーに手助けを名乗りもせずに次こそぼくが
44 幸福な視線気になる雑踏もひとりぼっちを信じてすすめ
45 本名を知らぬ彼女のインスタを真似るわたしの日々はどこゆく
46 クスバートとシャーリーのまま並び立ちパイを焼くなりマリラとアンは
47 雑踏の一つひとつの魂と歴史に飲まれ吐く白昼夢
48 ひょっとしてパラレルワールドの僕は左右が逆で相似ではない
49 千年前のオレ見つけたよ曼荼羅に…百年後のぼくが得意げ
50 しねばばあ暴言とすれちがふあさ帯状疱疹むねにあかあか
51 甦れネアンデルタール人たちよもつとも古き隣人として
52 くっついてくうくう寝ているぬくいのを赤の他人とあなたは言うが
53 他人事にタニンゴトとふルビ振れる朝刊四コマ漫画を嗤ふ
54 粘膜で昨日ずれた体温は僕らのすべてを凍結粉砕
55 前生は義兄【あに】の乳母【うば】赤の他人の人界去りて九品【くほん】を望まむ
56 いつかあの中の一つにデブとしてウイただいまって言って帰ろうか
57 くれなゐのちしほのよそにあかねさす君に逅はめや散る曼殊沙華
58 アリスには赤の他人と断られ体面保てぬ赤の女王よ
59 洗濯のおなじ香りに満たされて互いに知らない通勤電車
60 からだじゅうきみで濡らして来世では他人のふりがきっとできない
61 銀行員Aとわたしのラベンダー畑の噂がまたぶりかえす
62 きみきみきみきみを知らずに生きていくtimelineで拾うおはよう
63 赤の他人のふりをしますと言われたがそもそも君と僕は他人だ。
64 わたしたち九年経ってだんだんと黄色の他人くらいになった
65 「自己責任」他人【ひと】に問われる払暁に非國民とメール打たれて
66 さらうほど好きじゃないから大人しく友人席で微笑んでいる
詠草は以上です。もしよろしければ、今回の新春題詠についてご感想をご記入いただければ幸いです(任意回答)。なお、いただいたご感想は1月の東京歌会で読みます。
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