このたび、バイオインフォマティクスセンター(OUBIC)では、学内の学生および教職員を対象に、
OUBICバイオインフォマティクス講習会を開催いたします。本講習会は、バイオインフォマティクス技術に
興味がある方や、データ解析を研究に取り入れたいと考えている方を対象としています。講習会を通じて、
皆様の技術力向上をサポートし、今後の研究活動がさらに充実することを目指しています。また、実際に技術に触れていただくことで、新たな共同研究の機会が生まれることも期待しています。技術の習得に加え、講師や他の研究者との交流やコラボレーションを通じて、研究の幅を広げるきっかけとしていただければ幸いです。
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講習会の概要
- 日程:2025年9月9日(火曜日)
- 時間:【午後の部のみ】13:30 ~ 16:40
- 場所:現地参加のみ ( 微生物病研究所 本館2階 第1会議室 )
- 対象:大阪大学の大学院生・教職員、もしくはスパコンアカウントをお持ちの方
(人数が多い場合は抽選となります、ご容赦ください。)
- 言語:日本語
- 持ち物:PC(OS不問、インターネット接続が必要)
普段ご使用のコンピューターでご参加ください。
- 事前準備:
遺伝情報実験センターコンピューターシステム(微生物病研究所のスパコン)
もしくはのSHIROKANEのアカウントを取得済み、もしくは申請中の方を優先します。
- 主催:バイオインフォマティクスセンター
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[午後の部] 全ゲノム解析のハンズオン(スパコンとParabricksの導入)
講師:髙田 創(生物情報解析分野 ゲノム進化医科学グループ)
内容:
第2回講習会でオンライン講義で扱った解析で計算量の問題でスキップした内容を含めて現地のハンズオンで行います。スパコン環境に慣れてもらうことに加えて、全ゲノム解析のための高速化のParabricksの導入方法をご説明します。第2回講習会と同様、肺癌の中で有名な遺伝子変異であるKRAS 変異をもつ細胞株の公開データを用いて全ゲノム解析を行います。
メッセージ:
スパコンの使用を予定している方向けの内容です。
講習会で使用する資料は、後日OUBICのホームページにて公開予定です。
備考:
今回は第4回の開催となります。第2回の講習の午後の部と同じ内容をスパコンを用いてハンズオンで行います。
本年度はこのほかにも、複数回の講習会を予定しております。開催が近づきましたら改めてご案内いたしますので、そちらもぜひご参加ください。