スーパービジョンに関する覚書(不安障害の認知行動療法)(研修者用)
◎料金について
スーパーバイジー(研修者)が1回6千円(16回分で合計9万6千円)の料金をスーパービジョン申し込み時点で、16回分まとめて、料金を日本不安症学会事務局の口座に払う。日本不安症学会事務局は、スーパーバイザーとスーパーバイジー(研修者)両者のマッチングを行い、両者に相互の連絡先を連絡する。
◎役割について
1. スーパーバイザーが提供する「スーパービジョン」とは、電話(あるいは対面)での指導(1回30分、16回分で合計8時間)とする。 (スーパーバイザーがSKYPEを選ぶことはできるが、スーパーバイジー(研修者)は選べない。電子メールでのやりとりは、スーパービジョンの時間調整などには使うとしても、原則、スーパービジョンに含まない無償サービスなので、スーパーバイザーが返事をするしないを選ぶことができる)。
2. 電話代(あるいは交通費)は、スーパーバイジー(研修者)が負担する(電話は、スーパーバイジー(研修者)がスーパーバイザーへかける。対面は、スーパーバイジー(研修者)がスーパーバイザーのもとへ訪問するのが原則である)。
3. 電話番号は、公的な電話だけでなく、私的な携帯電話を使用することが可能である。
4. 「スーパービジョン」の開始日、時間帯・曜日については、スーパーバイザーとスーパーバイジー(研修者)の間で話し合い、相互に都合のつく時間帯・曜日を調整し、合意するものとする(日本不安症学会は、両者のマッチングは行うが、開始日時の調整や時間帯・曜日の調整を一切負わない。)
5. スーパーバイザーとスーパーバイジー(研修者)は、1回30分×16回行ったことを、各自が回数記録表を作成し、管理し、双方でやった、やらないのトラブルがないようにする。(日本不安症学会は、両者のマッチングは行うが、相互のトラブルの解決の責任を一切負わない。)
6. スーパービジョン開始日から1年で、担当患者の来院間隔が空きすぎるなどして、16回のスーパービジョン回数に残り回数があったとしても、失効するものとする。
7. 担当患者が16回の途中でドロップアウトした場合、その患者についてのスーパービジョンを16回まで行うことは可能だが、別の患者のスーパービジョンは行うことができない。
不安障害の認知行動療法は、実証的研究により、症状を改善する効果を証明したマニュアルに基づいて行われます。二日間ワークショップ修了後に、1回30分、合計16セッションのスーパービジョン(有料1回30分で6千円、合計9万6千円を一括前払い)を受けていただきますように、お願い申し上げます。
1. スーパービジョンを受けていただくために、スーパーバイザーとのマッチングを行いますので、希望者は、日本不安症学会事務局まで、メールにてご連絡をいただきますようお願いいたします。 email:
office@jpsad.jp 2. スーパーバイザーから、適切に実践していただけていないというご連絡があった場合や、日本不安症学会の教育研修委員会が同様に判断した場合には、実践を中止させていただき、認定を取り消させていただく場合があります。
3. 不安障害の認知行動療法をスーパービジョンのもとで、適切な実践をしていただいた際には、あらためて、日本不安症学会から、運転免許証サイズの顔写真および氏名入りの認定カードを発行させていただき、送付させていただきます。この時点で、日本不安症学会のホームページ上の「認定 不安障害の認知行動療法 治療者リスト」に、お名前とご所属を掲載、公開させていただきます。
4. WEB上での認定リストの有効期間は5年間とし、有効期間を超える前に日本不安症学会に連絡、更新手続きをお願いします。