【コンセプト】
醍醐味、⾃業⾃得、諦める……
私たちが日常でなにげなく使うこれらの⾔葉の奥には、仏教の教えがあります。その教えが記さ
れるのがいわゆるお経です。お釈迦さまの教えを収めたお経は、時代を経て般若⼼経、法華経、
浄土三部経などさまざまに広がりました。それらを集めたものを「大蔵経」と⾔います。仏教の
核⼼とも⾔える大蔵経は、歴史上、何度も集められ、守られ、受け継がれてきました。
中国や朝鮮半島という別々の場所、別々の時代に編纂された三つの大蔵経を、17 世紀に徳川家
康が集めて、菩提寺である江⼾の増上寺に寄進しました。その後、災害や戦争から増上寺が守り
抜いたそれら三つの大蔵経は、2025 年にユネスコの「世界の記憶」に登録されました。本シン
ポジウムでは、この登録の経緯を⼿がかりに大蔵経が現代に語りかける意味をひもときます。
◎第1部 講演
「増上寺の三つの大蔵経 ―ユネスコ『世界の記憶』登録から見える価値―」
講師:柴田泰山(大正大学非常勤講師)
◎第2部 シンポジウム
「大蔵経のこれまでとこれから ―お釈迦さまの教えを未来につなぐ―」
コーディネーター:下田正弘(武蔵野大学教授)
パネリスト:柴田泰山(大正大学非常勤講師)
高橋晃一(東京大学准教授)
和田学英(全日本仏教会事務総長)
〈問い合わせ先〉
公益財団法人 全日本仏教会 広報文化部
TEL: 03-3437-9275
E-mail: kouho@jbf.ne.jp