”タンパク質”というと栄養素を連想されるかもしれませんが、実際は、動物や植物の中で働くタンパク質、さらにウイルスなど感染症の原因となるタンパク質など、非常に様々なタンパク質が生命現象を支えています。生命を担うこの身近で不思議な物質”タンパク質” やそれが関わる生命現象について、大阪大学蛋白質研究所の研究者が初歩からわかりやすく紹介します。
2025年は多数の方に参加して頂くため、春の夏の2回に分けて実施することにしました。今回は春の会の企画について紹介します。半日の参加で、大学の模擬講義、体験実習、施設・研究室見学・大学院生や大学生との面談からなります。対象は高校生(高専生)になり、原則として学生さんの参加のみになりますが、講義などに関しては同伴する保護者の方にも参加を可とします(事前登録した場合のみ)。
期日と定員:
日時:2024年5月2日金曜日 13:00-17:15
定員:50人
場所:大阪大学蛋白質研究所1階講堂(大阪大学吹田キャンパス内)
参加費:無料(蛋白研までの交通費は自己負担)
プログラム
(当日は12:45までに会場に入室ください)
13:00-14:30: 大学模擬授業
蛋白質・遺伝子から見える生命現象と病気についての大学1年向けの講義(遺伝病などの病気を扱いますので、気になる方は事前に相談ください)
講師:篠原 彰(教授・大阪大学蛋白研)
14:30-15:00: 体験実習への導入(タンパク質について)
15:00-15:15: 休憩
15:15-17:15: グループに分け、以下を体験
1. タンパク質の構造を学ぶ体験実習
コロナウィルスのタンパク質の形とそこから生まれた治療薬についてインターネットを使用して、タンパク質の形について学びます。(準備するものーWiFiに繋がるPC, タブレット端末、スマホなどースマホは画面が小さいので操作性が悪いので可能ならPCやタブレット端末が望ましい)
2. 施設見学 (クライオ電子顕微鏡、超高磁場核磁気共鳴装置、高輝度X線回折装置)あるいは研究室見学
3. 学生との面談
申し込みについて
下記の項目を記載し、申し込み下さい。1週間(土日を除く)以内に予約確定のメールを差し上げます。返信メールがない場合は問い合わせて頂ければ幸いです。例年メールアドレスの記載ミスのため、返信ができない場合が散見されますので、入力の際はくれぐれも注意して下さい。
参加の動機理由を書いて頂けると助かります。
また、参加後のアンケートへの回答は参加の条件となることをご了解ください。
不明の際はHPの案内より連絡先を確認し、連絡して下さい。