『文学+』02号・目次
【シリーズ・近代現代文学研究座談会 明治篇】
・[座談会レジュメ]明治文学史の再構築に向けて(大石將朝)
・明治から「近代文学」を考える(西田谷洋、大橋崇行、木村洋、出口智之/司会・大石將朝)
【書誌】
・文芸批評×文学研究 2005-2009
【特集 日本・チェコ・文学】
・チェコで目覚めて、日本を彷徨う アンナ・ツィマ インタビュー(アンナ・ツィマ、イゴール・ツィマ/聞き手・監修=鈴木千祥)
・『渋谷で目覚める』(原題 Probudím se na Šibuji)抄訳(アンナ・ツィマ/訳=須藤輝彦)
・東洋と西洋の架橋―〈異界〉への扉を開くジャポニズム文学(ブルナ・ルカーシュ)
【書評】
・〈小説論〉としての小説 書評 中村ともえ『谷崎潤一郎論 近代小説の条件』(大石將朝)
・柳田への回帰、天皇の発見 書評 柄谷行人『世界史の実験』(平山茂樹)
【論文】
・受肉する過去―谷崎潤一郎とたたみ込まれる歴史とメディア(梅田径)
・大江健三郎ノート 第2回 一九七〇年の終末論(梶尾文武)
・小説という名の実験―安部公房『砂の女』論(清末浩平)
・影法師の街―佐藤春夫(倉数茂)
・純文学再設定+ 脱(二十世紀日本)文学史試論 第二回(中沢忠之)
・タイトルという比喩(西田谷洋)
・AR詩、言葉の限界へ、ハローキティとともにわた詩は浮遊する―詩人であるための条件論(ni_ka)