経典『シュリー・チャイタンニャ・チャリタームリタ』(主チャイタンニャ・マハープラブの甘露の教えと嬉戯)を学ぶ
本書『シュリー・チャイタンニャ・チャリタームリタ』は、『バガヴァッド・ギーター』を基本書とするヴェーダ経典、バクティの経典の中でも最高峰に位置する経典の一つです。
ヴェーダの熟れた果実『シュリーマド・バーガヴァタム』をさらに踏み込んだ教えと人生の目的であるプレーマ(至上主への愛)をどのようにして得るか、得た後どうなるのかが述べられています。
自己を悟った魂が晩年もこれを聞き味わいたいと望んでいるまさにヴェーダの珠玉の甘露と言われる経典です。本書をただ聞くだけで、すべての経典のエッセンスが理解できるとともに、幸運ならばプレーマの1滴を実感することができるでしょう。今回は2年かけて全節を聞いて学びます。
ヴァイディ・バクティからラーガーヌガー・バクティ、そしてプレーマバクティへの秘密を解き明かされます。
本講座を聞くだけで、ギーターやバーガヴァタムの内容、バクティ・ヨーガの概要が理解できるようになるでしょう。
講師紹介
gaurachandra das(ゴウラチャンドラ ダーサ)
1974年8月24日、当時ソ連の支配下にあった東ドイツのポツダムで生まれ、後にベルリンの壁の崩壊を経験する。22歳の時に重い病で生死を彷徨ったのを期に人生の本当の意味を探し始める。ある日、手にしたシュリーラ・プラブパーダの本を読み、それまでの人生のすべての疑問が解け、バクティの道を歩み出す。2002年にヨーロッパ渡航中のシュリーパド・バクティヴェーダンタ・サードゥ・マハラジャに初めて出会い、2009年に再会し、そして入門。毎年ヴリンダーヴァンを訪れるようになる。サドゥマハラージャの祖母の生まれたジャンダハでお寺の修繕や奉仕に従事するようになる。2019年に日本人の妻に出会い、ロックダウン中は幸運にも19ヶ月ヴリンダーヴァンのムンゲルのお寺でラーダーモーハン、サドウマハラージャに仕えながらバクティの修練の日々を過ごす。2021年11月より兵庫県の丹波で新たな生活を始める。現在はバクティについて話したり、キールタンを教えている。