趣旨:アナーキストとし知られ、東南アジア農村研究のみならず、(脱)国家論にも大きな足跡を残したイエール大学政治学・人類学教授のジェームズ・スコットが2024年7月19日に亡くなった。このラウンドテーブルでは、イエール大学時代にスコットの指導学生だった上智大学の伊藤毅氏、スコットの『ゾミア』を監訳した東京大学の佐藤仁氏(司会)、熱烈な読者の一人である東京大学の津久井氏に、それぞれの視点からスコットに学んだものを報告してもらい、フロアを交えた議論を行う。また、討論者には、異なる分野からスコットの刺激を受けてきた東京大学の馬場紀寿氏(インド古代仏教)をお迎えし、分野を超えた議論を喚起する。
日時:2024年12月6日16時から18時(対面のみ)
場所:東京大学東洋文化研究所3F大会議室