「神戸朝鮮高級学校生徒のお土産品没収への抗議と要請」ご賛同のお願い
内閣総理大臣 安倍晋三 様
経済産業大臣 世耕弘成 様

 去る6月28日、関西空港税関支署が、修学旅行で祖国の朝鮮民主主義人民共和国を訪問した神戸朝鮮高級学校の生徒たちが同国より持ち帰ったお土産品のほとんどを没収するという、到底認めることのできない暴挙にでた。
 これまでも日本政府は、政治外交的理由によって朝鮮高校生のみを就学支援金制度から排除するなどの差別的な政策を取り続けてきた。これに対し、いままさに各地の朝鮮高校生たちが原告となって「無償化除外」裁判を闘っている。様々な差別に相対しながら異国の地で育ったこの朝鮮高校生たちが、祖国で過ごした忘れがたい時間の思い出にと購入した民芸品や親族からのお土産品を、あろうことか日本政府が対朝鮮独自制裁措置なるものを口実に奪い取ったのである。
 このような日本政府の常軌を逸した措置に、いったいいかなる正義があるといえるだろうか? 朝鮮半島をめぐる昨今の南北首脳会談、さらには米朝首脳会談の推移を見守る世界の人々が、日本のこの暴挙をどう見るかについて、多くを語る必要はないだろう。
 日本の朝鮮植民地支配によって生み出された在日朝鮮人が祖国との関係をもつことを遮断し「違法」化する対朝鮮独自制裁措置は、過去を清算し、その権利を保障すべき立場にある日本政府がとるべき姿勢とはおよそ真逆のものであり、到底許されるものではない。
 朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル実験を理由として、2006年から始まった日本政府による対朝鮮独自制裁措置に関連する政策により、在日朝鮮人の人権がたびたび侵害され、青少年にまでその被害が及んでいる。
 今回の、「嫌がらせ」や「いじめ」としか言いようのない措置も決して初めての異例なことではなく、この「制裁」の延長線上で繰り返されてきたことである。こうした日本政府の朝鮮を敵視するかのような姿勢は、日朝間の諸懸案問題を解決に導くものではないことはもはや明らかであり、むしろ在日朝鮮人に対するヘイトスピーチなど、「朝鮮」と名の付くものには何をしてもかまわないとの社会風潮を生み出し、ついには、朝鮮総聯中央本部会館に銃弾が撃ち込まれるというテロ行為にまで至っていることを深刻に受け止めなければならない。
 わたしたちは、関西空港税関支署による今回の措置に対し、改めて強く抗議の意を表明する。わたしたちは、神戸朝鮮高級学校の生徒のお土産品をただちに返し、二度と同様の事態を起こさないようにすること、また、在日朝鮮人の人権を政治外交上のカードにするかのような非人道的な対朝鮮独自制裁措置をただちに廃止することを強く求める。

呼びかけ人:「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会 代表 長谷川和男

・賛同期間【緊急】:7月11日~17日 (※7月19日に日本政府、関係省庁に提出します)

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