他者のいる構文②
他者を含んだ構文は、相手と意志の確認合意なしには発信しないというのが原則ルールですが、例えば、長い間連絡が取れない家族や、病床の親族・友人がいる場合は、相手のために何かサポートをしたくなりますね。このように、相手と合意を取れない状況下で、構文発信の必要を感じる場合があります。
            
 しかし、この時、他者を主語にして発信するとどうでしょうか?

 それは、相手の同意のないまま、勝手に相手の意志を発信したことになります。相手がそのことを望んでいれば良いのですが、相手が望んでいない意志はいくら発信しても実現しませんし、逆にその発信が、相手にとってはただのノイズになったり、構文が反転した結果を引き起こす可能性すらあります。

 そこで、相手を含みながらも、「私の意志」として発信する構文を作成します。

(例1)
山田太郎は、元気になった。
 →私は、山田太郎が元気になるように祈った。(行動した、意志を発した、など…)

(例2)
田中ひろしは、鈴木だいすけを信頼した。
 →私は、田中ひろしと鈴木だいすけの最適な関係構築を助けた。(行動した、意志を発した、など…)

 しかし、相手が何を考えているのかを正確に理解することはできませんので、場合によっては上記の構文も相手にとってのノイズになります。例えば、病気になっている山田太郎本人が「元気になる」ことを望んでいないこともありえるのです。

 この様な場合の具体的な構文の書き方は、次の項目で学びます。

パターン④【他者を含む構文】×【文章確認あり】および、パターン⑤【他者を含む構文】×【内容のみ合意】
先に説明した通り、【他者を含む構文】にも、相手との「文章確認あり」「内容のみ合意」「 確認合意なし」の3パターンがあります。
このうち、【A.文章確認あり】【B.内容のみ合意】に関しては、【1.他者が主語の場合】と同じく、他者と文章確認をしたのであればそのまま書き(自由意志の原則)、内容のみ合意をしたのであれば基本ルールにしたがって構文を書くことになります。
〈ワーク〉他者を含む構文②
内容だけ聞いて、誰かの代わりに構文を書く場合の最適な構文をすべて選んでみましょう。
職場の同僚Aさん・Bさんとの関係に悩む友人に代わって構文を作成する場合(以下の構文の「私」とは友人を指す)
10 points
父の遺産相続について弟と揉めている友人に代わって構文を作成する場合(「私」は友人を指す)
0 points
Submit
This content is neither created nor endorsed by Google. Report Abuse - Terms of Service