2011年3月11日に発生し、甚大な被害と犠牲をもたらした東日本大震災が発生してから、日本青年団協議会では地域青年の声なき声を拾い集め、いつ襲いくるかわからない災害への意識を高めるとともに防災・減災活動に役立てるため、震災パネルを作成してまいりました。
震災パネルは、第1部「あの日の証言」、第2部「復興に向けて」、第3部「明日に備える」の計22枚、3部構成となっており、第1部ではあの未曾有の大災害を決して風化させてはならないという想いから、冊子「生きる」で綴られた言葉から拾い上げ製作しました。第2部は、被災から立ち上がるため懸命に活動している青年や、全国各地の復興支援活動など地域青年の多岐にわたる活動を伝えるものとなっています。第3部は、震災の教訓や支援、防災・減災の活動、そこに込められた当事者の力強い言葉を紡いだパネルです。
私たちは震災の記憶を風化させるだけでなく、来るべき災害に備えなければなりません。災害は、いつどこで起こるか全く予想がつかないものです。各地域の事業などにあわせて、被災の記憶を語り継ぐとともに、地域での防災・減災にお役立て下さい。