フリーランス法がいよいよ施行。でも、キャンセルフィーや著作権の扱いはどう決める?  文化芸能芸術分野の フリーランスが希望する契約条件の基準値についての意識調査   締め切り9月17日(火)正午>

2024年11月1日より、フリーランス法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)が施行されます。フリーランスが安心して働ける環境を整備するために、フリーランスと企業などの発注事業者間の取引適正化(契約書等により取引条件を明示する)が主な目的です。ついに、口約束などのあいまいな契約ではなく、明示された契約に基づいて取引をする時代がやってきます。

契約書は「いざというとき自分を守る」もの。フリーランスの皆さんは、案件の内容や対価に加えて、安心して働くためにも、稼働時間を相互に決めていた際に超過して働いた場合の追加の対価や、発注側都合による突然のキャンセルといったトラブル、「著作権を買い取りたい」といったイレギュラーな取引に際して、あらかじめ条件を決めておきたいのではないでしょうか。

しかし、契約文化が長く根付かなかった日本では、こうした条件の交渉ノウハウが、フリーランス側にも、発注側にも浸透しておらず、お互いの交渉の基準値すら共有されていないのが現状です。このままでは、せっかくフリーランス法により契約書締結が当たり前になっても、大事な条件はフリーランス側にとって不利なままということも想定されます。

そこで、フリーランスのための調査を専門に行う一般社団法人日本フリーランスリーグ(FLJ)では、トラブルやイレギュラーを想定した契約条件について、まず文化芸能芸術分野のフリーランス側が望む基準値はいくらなのかを明らかにする意識調査を行います。調査結果は公表し、フリーランスの皆さんの条件交渉の材料に活用いただくと共に、広くこの問題に関係する省庁、企業に届けていきます。 

※調査はインターネット経由で集計し、匿名で行われます。調査項目は12問で、所要時間は5分程度です。締め切りは9月17日(火)正午です。

※本調査は、文化芸能芸術分野(映像、音楽、演劇、イラスト、漫画、写真等)で活動されているフリーランスの方が対象となります。

※一般社団法人日本フリーランスリーグについての詳細はこちらでご確認ください。

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<最初に>
1:あなたの仕事の主な職種を教えてください
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2: あなたが契約書に入れるべきと考える条件を回答してください    (複数回答可能)

*
Required

<条件交渉の基準値について>

※以下の各設問については、ご自身を取り巻く環境では難しい、無理だとお考えになっても、「こうあるべき」という希望値を回答ください。「毎回違う」という場合は、一番多い状況を選択してください。なお、ご自身の仕事では該当しない設問については「該当しない」を選択してください。

 

※回答に際してのご注意

今回の調査はできるだけ多くのフリーランスの声を集めることを目的にしておりますが、設問によっては業種、職種ごとに状況が異なる、あるいは回答が難しい内容があることも承知しております。そのため、条件交渉の基準値に関する設問については、一部で「主に俳優等、実演家の方や制作で関係する方」、「主にイラストレーター・ライター・音楽制作等、制作・クリエーションの方」という見出しをつけております。ご参考にされてください。なお、見出しとは別に自身に該当される場合はぜひご回答ください。


3:一日の稼働時間の上限値について

稼働時間を相互に決めた契約の場合に、一日の稼働時間の上限は何時間が妥当と思いますか。稼働時間とは例えば映像制作であれば、集合場所からの移動や、準備、撤収等も含みます。参考までに、雇用労働者の場合は基本的に1日8時間労働が基準となっています。

(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。選択肢に回答ない場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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4:「1本でいくら」などの契約で、期間が超過した場合の追加の対価について

当初の取り決めの稼働日数(予備日分を含む)を超過した際に、追加分の対価の支払いはありました?

(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。選択肢に回答がない場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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5:「何時間でいくら」などの契約で、超過した作業時間に対しての追加の対価

契約で1日の稼働時間を定めていて、発注側都合で超過した場合の精算条件はいくらが妥当と思いますか。参考までに、雇用労働者の場合は基本的に1日8時間労働、超過1時間当たり25%の割増となっています。

(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。時給換算が難しい場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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6: 完全休日の日数の基準値について

業務委託契約ではフリーランス側の稼働時間や休日対応についての規定を設けない場合が多く、結果的に休日でも作業や、メール、電話等のやり取りが発生しがちです。安心して働ける環境のためにも、完全な休日の日数は何日が妥当と思いますか。

(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。選択肢に回答がない場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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7:(主に俳優等、実演家の方や制作で関係する方にお聞きします)

キャンセルフィーの基準値について

キャンセルフィー(発注側都合で発生したキャンセル代)は、報酬額に対していくらの基準が妥当と思いますか。時間軸と作業度合の2種類で回答しやすい方をお選びください。

(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。選択肢にない場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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8:(主にイラスト・ライター・音楽制作等、制作・クリエーションの方にお聞きします)

リテイクの上限値について

納品までの間に、発注側のあいまいなディレクション等が原因で、作業のやり直し回数が増えてしまうというトラブルを避けるためにも、あらかじめ契約でリテイク回数の上限を決めておくことは重要です。追加作業として対価が発生しない範囲は何回までが妥当と思いますか。

(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。選択肢にない場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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9:(主にイラストレーター・ライター・音楽制作等、制作・クリエーションの方にお聞きします)

ホールドフィーの基準値について

コンペで発注側に提出した企画・作品について、コンペ選定後で選外になった場合も、発注側が他案件への使用を認めないケースについて、本来必要と考える対価をお選びください。

(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。選択肢にない場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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10:(主にイラストレーター・ライター・音楽制作等、制作・クリエーションの方にお聞きします)

著作権の取り扱いについて

著作権、著作隣接権が発生する案件の場合に、発注側から契約の中で権利譲渡・買取の要望が出る場合の取り扱いについてお答えください。

(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。選択肢にない場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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11:(主にイラストレーター・ライター・音楽制作等、制作・クリエーションの方にお聞きします)

著作者人格権の取り扱いについて

著作者人格権(作品の改変や著作者名の表示に関する権利)が発生する案件の場合に、発注側から契約の中で人格権の権利不行使の要望が出る場合の取り扱いについてお答えください(所属団体で既に条件を設定されている場合はその内容をお答えください。選択肢にない場合は、希望の条件をその他(自由回答)にご記入ください)

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<日本型の標準契約書を作成する際に必要な項目について>

12:国際標準の対等な契約に求めるもの

近隣国での参考例として、韓国では国が文化芸能芸術分野の業種別に80種類以上の標準契約書を配布し、フリーランスの権利保全にあたっています。その契約書にある項目で、あなたが日本国内の契約においても取り入れてほしいと考えるものを回答してください。(複数回答可)

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<その他、このテーマに対してのご意見や体験談があれば自由にご記入ください> *
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