日本庭園学会では、春秋2回の研究大会に合わせて、その前に日本庭園学会オンラインセミナーを開催テーマに関連した主旨にて実施しています。昨年の「日本庭園学会オンラインセミナー2025秋」では、話題の著作物をメインにすえました。続く2026秋も近年刊行された庭に関する本の著者を迎えてのセミナーです。著作に至る話、著作では語られない話、著作を通じて強調したいこと等々を予定しています。今回は、特に「庭づくり」「庭のひろがり」を主題としてシリーズ構成しました。
庭づくりの話は、「庭のかたちが生まれるとき」の話をスタートに、「作者の想いからデザイン」へと展開し、そして、つくり上げた庭の「フォスタリング」へと続きます。フォスタリングは聞きなれない言葉かもしれませんが、「育てあげる」というような意味です。途中に秋企画の庭園見学会に因んだ回(10月19日)を設けています。そして最終回に向けての2回は「庭園とは単なる景観ではなく、人と自然と文化を結びつける空間である」、「この地球全体をひとつの庭とみなす」という二つの著書を話題にしてご登壇いただきます。
皆さんとともに、庭とは何か、庭づくりとは何か、庭・庭づくりに込めた人の想いは?庭をつかう・楽しむことの現在は? 庭のひろがりは? 今回のシリーズも初回からすべての回の聴講をお勧めします。
開催期間・参加方法2026年9月28日(月)~11月12日(木)の月曜日もしくは木曜日の18:00~19:30に開催します。
但し、10月12日(月)は休日です。参加費は無料。定員300名(非会員も参加可能)。事前登録が必要。登録によりZoomリンクを入手すれば全てのセミナーが視聴可能。学会員に限り見逃し配信を利用可能。
講演内容(全6回)1.9月28日(月)山内朋樹 『庭のかたちが生まれるとき 庭園の詩学と庭師の知恵』
2.10月5日(月)戸田芳樹・野村勘治『今読み解く日本の庭園 作者の想いからデザインまで』
【10月12日(月)スポーツの日 (休日)】
3.10月19日(月)菊池正芳 『江戸大名庭園は挑む
~「名園」の復活そして都市庭園の未来』
菊池正芳 『浜離宮恩賜庭園 甦る、将軍の愛した庭』
●10月24日(土)東京の庭園見学会 浜離宮恩賜庭園・旧芝離宮庭園
※全国大会2023の現地検討会で訪問予定の庭園です。当時台風で中止でした。
4.10月26日(月)加藤友規『日本庭園のフォスタリング: こころとわざの継承と創造』
5.11月2日(月)橘セツ 『庭園をめぐる交流とジェンダー』
6.11月12日(木)エマニュエル・マレス『庭師と旅人―「動いている庭」から「第三風景」へ』