ACUT2024 x ソノ アイダ#東京大学 talk_07
『芸術の逆説』や『西洋美学史』などの著作で長年日本の美学研究を牽引してきた小田部胤久と、人間以外の存在物に「エステティクス」の拡張を図る書籍を訳すにあたって「感性術」という訳語を最近創出した中井悠——初めて顔を合わせる二人のあいだに両教員の研究室を行き来していた学生の有吉玲(美学芸術学専修)を挟んで、エステティクスの二つの訳語のあいだに潜む「学」と「術」の交差・すれ違いや、そこから浮かび上がる美と感性をめぐる思考における翻訳の影響について語りあいます。
出演:小田部胤久 (美学者、東京大学名誉教授)
有吉玲 (美学芸術学専修四年)
中井悠 (音楽その他、東京大学総合文化研究科准教授、副産物ラボ主催)
会場:東京大学アートセンター 01_ソノ アイダ (本郷キャンパス·通信機械室)
日時:2024年2月21日(金) 17:00~18:30
入場無料|要事前申込み|対面(先着30名)+オンライン配信