栄養士・管理栄養士が活躍する現場は、医療、福祉、保育、行政、学校、企業、スポーツなどさまざまです。業務は、献立作成や給食管理に必要な書類作成、食事提供、衛生管理、栄養指導、調査研究のデータ分析など多岐にわたり、そこではICTの活用で業務の効率化が図られています。一方、栄養士を目指す学生は必ずしもITやデジタル技術が好きなわけではなく詳しいわけでもありません。そのギャップを埋めるため、栄養士業務および栄養士教育のIT化・DX化について、さまざまな学会、研究会が開催されています。
政府は「AI 戦略2019」(2019年6月)において、「文理を問わず全ての大学(短期大学を含む)・高専生が、初級レベルの数理・データサイエンス・AI を習得する」を目標に設定しました。そして、数理・データサイエンス・AI に関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大を目指して、「数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定制度」を設けました。
そこで、栄養士、管理栄養士のみなさまの現場が、ICTの活用に対しどのような状況であるかの調査を行い、ICTの活用状況、ICTのニーズを把握し課題に関するデータを知見とし、今後の栄養士・管理栄養士業務および教育のICTイノベーションの検討につなげたいと考えております。
なお、研究を論文等にまとめ発表する際には、記述から個人が特定されることがないよう十分に配慮し、研究目的以外では使用いたしません。
本研究への参加は、対象者本人の自由意志に基づきます。同意書の項目に入力後も、自由に参加を撤回できます。
この研究は山梨学院短期大学研究倫理委員会の承認を得て実施しております。
本研究に関する問い合わせ 山梨学院短期大学 食物栄養科 鈴木睦代
連絡先E-mail:suzuki.mutsuyo[at]c2c.ac.jp
[at]を@に変えてください
なお、この研究は静岡大学大学院 前田恭伸教授と共同で行っております。