地球温暖化が引き起こす生命存亡の危機
タイムリミットは2050年2018年夏――。中学2年の島谷マヒルとクラスメイト5人は、夏休みの自由研究の一環で、地球温暖化の研究において世界的に有名なテラサト大学を訪れる。そこでマヒルたちは地球環境研究の第一人者・熊川教授から、地球創生46億年の中で200年に満たない産業革命以降の現在、地球温暖化が引き起こした地球の生命存亡の危機、そのタイムリミットが迫っていることを知らされる。「でも……悪いのは大人だろ。オレたちは生まれたときからこの環境だったんだ。オレたちは何もしていない!」
クラスメイトの一人がそう叫んだとき、未だかつて経験したことがない暴風雨がマヒルたちの街を破壊し、多くの命が奪われる。崩壊する街を目の当たりにした5人が、共にした決意とは……。 地球温暖化による地球の危機を知った5人の中学生が誓う決意と行動を通じて「未来のために私たちは何を“選択”すべきか?」を問いかける。