小田雅久仁『禍』プルーフ希望シート

※書店様限定です
※5/8(月)応募締切
※プルーフ作成数には限りがございます。品切れの場合は、何卒ご容赦ください。


いつも大変お世話になっております。
このたびは新潮社より7月12日刊行予定の小田雅久仁『禍』のプルーフをお送りいたします。

小田雅久仁さんは2009年に第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。
12年の『本にだって雄と雌があります』が第3回Twitter文学賞国内部門で第1位を獲得したほか、
9年ぶりの著作『残月記』で2022年本屋大賞第7位、第43回吉川英治文学新人賞を受賞、
そして今年2月に選考会が行われた第43回日本SF大賞を受賞するなど、
文学界でいま最も注目を集める作家の一人です。

そんな、小田さんの最新作『禍』。
ヒトの〈からだ〉をモチーフに、様々な技巧でありとあらゆる「恐怖」と「驚愕」が紡がれる本作は、豊穣な想像力と巧みな文章力で読み手を圧倒します。
そもそも、「小説新潮 2011年9月号」に掲載された短編が「耳」を題材にした怪奇小説であったことから本作品集の構想はスタート。そして、幾多の執筆と改稿を重ねること約10年、
「これこそは自信を持って世に送り出せる」
と、著者自らも太鼓判押す七篇を精選し、このたびの刊行と相成りました。

事実、今回はタイトルからも連想されるように、
文字通り禍々しく、パンチの効いた、粒ぞろいの作品が揃っており、
さらに多くの読者に衝撃を与えられるものになっているものと確信しております。
また、本作はデビュー間もない時代の作品から、昨年掲載されたものまで含まれ、
いわば作家としてのキャリアの、ひとつの集大成ともなり得る作品集でもあります。
いち編集者としても本作を、今の時代に、ひとりでも多くの人に読んでもらいたい、
そう切に願っております。

ジャンルとしては〈怪奇小説〉に分類されますが、ジャンルの枠さえも飛び越えてしまうような、
エネルギーの塊のような本でもあります。
生々しくも鬱々とした都市生活者の「日常」から一転し、突如、超常的かつ聖性すら抱かせるような、怒濤の展開へと跳躍していく、爽快感。とにかく怖くて狂っていて、でも、ときにユーモラスで、ときにロマンチック、とあらゆる点で表現力に富んだ文章技巧など……読み手の思いがけない角度からショッキングな感動が湧き上がり、思わず魂がもっていかれそうになる。

そんな、様々な意味での「想像を超えたヤバさ」に溢れた作品集です。
実際、本作のゲラを読んだ、新潮社内の多くの部署で、
みな一様に「これはヤバい作品だ」と盛り上がっており……現在、様々な施策を検討しております。
今年、新潮社が自信をもってお届けする1冊です。
ぜひ、ご期待ください。
(担当編集より)

〈あらすじ〉
「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ――」。
恋人の恭子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、〈隣人〉を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技〈耳もぐり〉とは、何なのか (「耳もぐり」)。とある便所。女は、本を貪り食っていた。女が残した言葉に導かれるように、家の蔵書に手を伸ばした男が視る光景とは――(「食書」)。ほか、読み手の五感を侵蝕する神がかりな全七篇を収録。


『禍』のプルーフのご希望を頂ける書店様は、下記のフォームに必要事項をご記入ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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