(2)@ユーザー名・アカウントURL 等:@twins_mie_futaba
ここからインスタが見れます(3)⼯夫した点・アピールポイント:三重県多胎育児サークル「ふたば」のInstagram発信は、「多胎家庭と一般市民へ“知ってもらう”」を大きなテーマに据えています。
■ デザインの工夫
アカウント開設当初は、サークルのイメージキャラクターと双葉の緑色をキーカラーとし、正方形サイズでPOPで親しみやすいデザインを統一していました。
一目で「ふたばらしさ」が伝わるように工夫し、初めて見る人にも安心感を与える工夫をしました。
(3)⼯夫した点・アピールポイント:その後、Instagramの主流に合わせて4:5サイズに移行し、実際の活動写真や参加者の様子を多く取り入れることで、多胎家庭のリアルな姿や臨場感を感じてもらえるように進化させています。
■ 発信内容の工夫
投稿内容は交流会やイベントの告知・報告にとどまりません。
多胎家庭が日常的に直面する「外出の難しさ」「制度の不十分さ」「育児負担の大きさ」などの課題、さらに虐待や産後うつリスクといった社会的背景も含めて発信しています。
特に、多胎支援制度は単胎家庭をモデルに作られているため「使い勝手が悪く手薄である」こと、また必要な情報が多胎家庭には届きにくい現状を伝えることを重視しています。
「マイノリティだからこそ知ってほしい」という想いを込めて、行政への訴えかけや支援拡充の必要性についても積極的に発信しています。
■ つながりの広がり
「ふたば」のInstagramは、多胎家庭だけに閉じない発信を心がけています。子育て支援団体や親子向け活動をしている人ともInstagramを通じてつながり、一緒にイベントを行ったり、地域の支援ネットワークを広げるきっかけとなっています。多胎家庭が抱える「情報の孤立」を防ぎ、社会全体で支える基盤を築くためのツールとして機能しています。
■ アピールポイント
私たちのアカウントは、かわいい双子・三つ子の姿に癒される楽しさと社会に伝えるべき多胎育児の課題の両方を大切にしています。単なる活動記録ではなく、「多胎家庭の声を社会に届ける窓口」として、誰にとってもわかりやすく親しみやすい表現を工夫しながら発信を続けています。
その結果、一般市民や行政の方からも「多胎育児を知るきっかけになった」という反響を得られるようになりました。
「ふたば」のInstagramは、多胎家庭と社会をつなぐ架け橋として、これからも情報発信の可能性を広げていきたいと考えています。
(4)活動内容:三重県多胎育児サークル「ふたば」は、双子・三つ子家庭を対象に交流会やオンラインチャットを運営し、育児を支える居場所をつくっています。
季節のイベントや専門家による講座、育児用品の譲渡会など、日常に役立つ活動を実施。
さらにアンケート調査や署名活動を通じて行政に声を届け、全国初となる「おもいやり駐車場」の多胎家庭利用期間延長(産後1.5年→3年)も実現しました。
大変さの中にも幸せや楽しみを見つけられる地域を目指し、多胎家庭と社会をつなぐ活動を続けています。