育休者をはじめとする、時間等制約のある人材がマネジメントを学ぶ意義と成果
―もし育休者がマネジメントを学んだら―
育休プチMBA勉強会(任意団体:代表:静岡県立大学 助教 国保祥子)は、育児休業中の従業員(以下「育休者」とする)を対象としてケースメソッドを用いて行ったマネジメントの勉強会の成果について、下記のとおり研究報告会を行います。組織の人材活用にまつわる課題に応える具体策を各種データや育休者のパネルディスカッションでお見せします。
以下のようなことでお困りではないですか。
・育児や介護などで時間に制約ある人材の活用方法ならびに研修方法
・女性管理職を増やすように言われているがうまくいかない
・育休復職者の”望まないぶら下がり状態”に困っている
育休プチMBA勉強会がもたらした効果とは。
・復職後に管理職を目指したいと考える人が増加した
・職場を離れている育休中だからこそ、ビジネス能力開発の機会と捉える人が顕在化した
・ラーニングコミュニティによる離職防止やロールモデル提供
・復職を見越したケーススタディによる”望まないぶら下がり状態”の解消
記
日時
:平成27年3月13日(金) 11時 〜 13時
場所
:慶應丸の内シティキャンパス(東京駅より徒歩3分)
http://www.keiomcc.com/keiomcc/map.html 対象者 :人事、ダイバーシティ担当、報道関係者の方
定員
:42名 申し込み多数の場合は抽選(3月6日(金)に参加可否のご連絡をいたします)
参加費
:無料
お申込方法 :下記フォームよりお申し込みください。
お問合わせ・取材のお申し込み
:育休プチMBA勉強会事務局
ikukyumba@gmail.com ※後日、この発表会の内容を含めた研究報告書の作成・配布を検討しています。発表会への参加が難しい方にも報告書を配布できるよう準備する予定ですので、同様に申込みフォームよりお申し込みください。
※詳細なスケジュールについては、お申込いただいたメールアドレスへお送りします。また、内容は一部変更となる可能性がございますこと、ご了承下さい。
※お申し込みは3月4日(水)17:00をもって一旦締め切らせていただきます。
【育休プチMBA勉強会概要】
第1子育休中の国保が「経営を勉強したい」という同じく育休中の友人の話に興味を持ち、プログラムを開発。二人で周囲の育休者に声をかけ、自宅リビングにて、時には赤ちゃんをおんぶに抱っこしながら、本格的なケース・ディスカッションによる学びを深めていきました。はじめは国保によるプロのファシリテーションでしたが、次第に参加者がファシリテーターを担うようになり、自律的に学習コミュニティ(Learning Community)を運営する現在のスタイルができあがりました。2014年12月まではリビングルームスタイルで12回の勉強会を開催。男性を含むのべ130人が参加しました。また2015年1月からは参加希望者が増えたことを受け、約30人の育休者で勉強会運営チームを組織して有料の勉強会を実施しました。1月のトライアル実施では25名が参加、続く2月には20名分の参加者枠が申し込み開始15分で売り切れる事態となり、急遽追加開催を決定。
�【国保祥子略歴��】
外資IT企業で業務変革コンサルティング経験を経て、慶應ビジネス・スクールでMBAおよび博士号を取得。ケースメソッドおよびチームラーニングデザインによる実務家の能力開発に定評。民間企業、行政機関、大学での人材育成ニーズに応え、育成プログラム開発および導入に従事。経営層と若手人材の同時教育、未経験人材や、多様なバックボーンを持つチームの教育デザインなど、次世代組織マネジメントの実践を得意とする。静岡県立大学経営情報学部助教、慶應義塾大学総合政策学部・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師。経営学博士(Ph.D)。
メディア掲載実績
授乳しながら学べる 「育休MBA」
(少子化ジャーナリスト 白河桃子/PRESIDENT Online スペシャル/2014年11月20日)
http://president.jp/articles/-/13922