「睡眠時無呼吸症」の治療に使うCPAPや人工呼吸器など、フィリップス製の医療器具を使っていて体調に異変が生じたり、健康被害を受けたりしたことはありませんか?
米国では、フィリップス製品により「健康被害を受けた」とする通報が10万件以上も政府機関に寄せられ、そのうち400件近くが死亡事例と関連する報告でした。しかし、日本ではフィリップス・ジャパンが「重篤な健康被害のおそれはない」と断言し、実情についても口を閉ざしたまま。行政も実態解明に消極的です。
患者さんやご家族、医師・看護師の皆さんで、フィリップスの医療器具と体調悪化との間に「関係があるのではないか」と感じた事例、ご経験があれば、ぜひ情報をお寄せください。まずは実情をきちんと把握したうえで、企業側に最低限の情報提供と責任ある説明を求めて参りましょう。(フリーランス記者・萩 一晶)