膀胱留置カテーテルに接続して使われる従来の閉鎖式蓄尿バッグでは、次のような問題があります。
問題点:
1)尿の流れが止まる:
通常の使用状況(例えば、ベッドに寝ている状態や車椅子に座っている状態)では、尿が途中で止まってしまい、すぐに続けて流れ出ません。これは、蓄尿バッグの構造によるものです。
2)完全に排尿されない:
おしっこが膀胱に溜まったままになると、膀胱に負担がかかり、すっきりと排尿できません。これにより、不快感や尿路感染症のリスクが高まります。
3)手指の尿汚染:
従来の蓄尿バックでは貯まった尿を廃棄する(捨てる)ためには、バッグの一番底に取り付けられたコックを操作して、開閉して尿を廃棄する必要があります。構造上廃棄する際に雫が垂れたり、作業中の尿による手指汚染、すなわち逆行性感染の要因になりかねません。
解決策:
私たちは、この問題を解決するために、新しい「持続流出システム回路」と「構造上尿汚染の起こらないクリーンな蓄尿バッグ」を提案しています。この新しい蓄尿バッグは、膀胱におしっこが溜まっても、しっかりと流れ続け、完全に排尿されるように設計されています。また、これまでに比して尿廃棄が格段に簡便に、清潔操作出可能です。
お願い:
私たちの目標は、この新しいシステムを多くの人に知ってもらい、実現させることです。
そのために、皆さんの署名と応援が必要です。
この署名活動を通じて、製品の改良を求める声を医療器具製造会社に届け、より良い医療を提供でき、利用者の皆さんのQOLが改善されますことを願っています。
宛先 採尿キット、閉鎖式膀胱留置カテーテルの医療器具製造販売元
発信者 和真認知学習塾 人間機能サポート医 福井和彦