日頃より「非正規」「公務」「女性」の立場へご理解と待遇改善にご尽力いただき、感謝申し上げます。
私たち「公務非正規女性全国ネットワーク(通称 はむねっと)」は、当事者を中心に研究者や市民も参加してはじまりました。一昨年から全国の公務非正規労働従事者を対象に行った「調査」や「院内集会」「ハイブリッド集会」も広くマス・メディアで報道されています。
内閣も「非常勤職員の適正な任用と適切な処遇改善に努めてまいりたい」と談話*1を出し、総務省は「地域の実情等に応じつつ、適切に対応いただきたい」と「3年」を例示した「公募」も義務ではないとマニュアルを改め再通知*2するに至っています。また厚労省は「地方公共団体も『大量離職通知』の対象である」*3と「公募」させる場合はハローワークへの届け出と「再就職援助」を求めました。
公共サービスの担い手は3~4割が「非正規」でその8割が「女性」です。私たちは性別に偏りのある実態が、最低賃金に近い待遇や雇用不安であることと強く結びついていると考えます。
自治体が担う相談・支援をはじめとするセーフティ・ネットの質を維持・改善する為、この低待遇・不安定な「会計年度任用職員」制度の問題に対し、現に地域で民主主義を司る首長・議員を志される皆様のお考えと政策を是非お伺いしたくお尋ねする次第です。
参考:『はむねっと』ホームページ(調査結果、諸データなど掲載)
https://nrwwu.com/
総務省『地方公共団体における会計年度任用職員等臨時・非常勤職員に関する調査について(ポイント)』
https://www.soumu.go.jp/main_content/000724639.pdf
注*1)2021年7月5日官房長官会見
*2)2022年12月23日総行公第151号・総行給第84号
*3)2023年2月16日厚生労働省ヒアリング回答
※ご多忙の折、大変恐縮ですが、回答いただければ幸いです。
ご回答内容は、ホームページ(https://nrwwu.com)で公開予定です。
あわせてご了解くださいますようお願い申し上げます。
◆返信フォーム: https://forms.gle/NTjkmk2gru8Mv6f98
またはメールアドレス宛てにご回答ください。
hiseiki.koumu@gmail.com 公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)