読む前にストレッチや発話のためのワークで身体をリラックスさせ、想像力を高めたり、聴く力を強めるシアターゲームをしたりします。会場内のどこでどんな姿勢で読むのかを決め、次に聴き手に出す注文を考えます。その際、舞台演出経験の豊富な講師がガイドしナビゲートしていきます。今までの朗読会では、寝転んだり、物語に出てくる効果音を出したりしました。聴き手も、読み手とコミュニケーションを図りながら、想いや考えを読み取ろうと努力します。
最後にその本の良さを語り、聴き手も質問します。本から得られた良いものを全員で共有します。実際に読むのは数人ですが「自分のことばかり考えず,他の人のことにも気を配る」という姿勢を取ることで、一人の読書体験が現実世界のように複数人の想いが交錯する現実世界の体験に変わります。
当日は、動きやすい服装と水分、読んでみたい本をご持参ください。