他者のいる構文①
「公なんて言われてもよく分からないし、最適という言葉もしっくりこないから、『私は、最高の生活を手に入れた。』と書きたいな…」

 ロゴスプログラミングを使用するにあたって、基本にあるのが「自由意志」です。

 したがって、しっくりくるなら「最高」「一番」と書いていただいても大丈夫です。構文作成はまさに、あなた次第なのです。

 しかし! 基本ルールを必ず守っていただきたい場合があります。それは、「構文に他者を含む」ときです。これは他者が主語になる場合、または、他者が文章の中に入ってくるなどの場合を指します。

【他者を含まない構文】
 「私は、結婚した。」(私の意志であり他者が入っていないので問題ありません。)

【他者を含む構文】
①他者が主語の構文
 「花子は、私と結婚した。」   (花子さんとの合意が必要です。)

②他者を含んだ構文
 「私は、花子と結婚した。」   (花子さんとの合意が必要です)
 「私は、最適な相手と結婚した。」(特定の人物ではないので合意は不要です。)

 社会に生きる私たちにとって、他者の存在は決して無視できません。ロゴスプログラミングを日常生活のあらゆるシーンで活用するためにも、他者を含む構文の書き方をマスターすることは必須です。

 それでは、他者を含む構文を書く場合のルールを見ていきましょう!

他者を含む構文のルールとは?
「ロゴスプログラミングが自由意志に基づいている」というのは、「私が意志を発するのは自由であるが、他者が意志を発するのもまた自由である」という意味です。

 したがって、「他者」の意志を「私」が支配することは許されません。

 あなたがロゴスプログラミングを使って構文を書いたとして、それであなたの意識が変わるかどうかは、あなたの自由意志の範囲内のことです。けれども、相手が望まない意志をあなたが発することは、その人にとってただのノイズになります。

 受験勉強に疲れている息子の耳元で、「僕はもっと勉強できる僕はもっと勉強できる僕はもっと勉強できる」とずっと囁き続ければ、おそらく息子はノイローゼになってしまうでしょう。このように「私」にとっては「良い」と思えることも、「他者」にとっては「良くない」ことはしばしばあります。

 構文を読むなどして他者が内容を「確認し、合意している」場合は、すでに他者の意志・決断が入っているので問題はありませんが、他者が構文そのものを確認している場合と、大まかな内容だけ合意している場合では対応が変わります。

 また、「他者との合意なし」で発信する場合にも対応が異なってきます。他者の合意なしに発信することなど考えられないと思う人もいるかもしれませんが、相手の健康や幸せを祈るなど、その必要に迫られることはよくあることです。このため、ロゴストロンは「祈りの装置」とも言われます。

 以上のことから、他者を含む構文には、

①他者が文章の確認までしている場合
②他者が内容の合意までしている場合
③他者の合意がない場合

の3パターンが考えられるわけですが、構文の書き方として、他者が主語になっている場合と、他者が主語以外のところに含まれる場合が考えられるので、3パターン✕2パターンで、合計6パターンに分けられます。

以下、パターン別に解説をしていきます。
( 図中の①、④の「問題なし」について、自分と他者間で文章の確認が取れていれば、自由に構文を書いて【問題なし】となっていますが、「ロゴストロン憲章」 に反してはなりません。「ロゴストロン憲章」とはロゴスプログラミングを書くための意識のあり方についての宣言です。「ロゴストロン憲章」を御覧ください。)
パターン①【他者が主語の構文】×【文章確認あり】
以下のようなケースでは、他者を主語にした構文を発信しても問題はありません。

【妻がロゴストロンLを持っており、夫が発信してほしい内容がある場合】

妻「こういう内容で構文書くわね」
夫「ありがとう、助かるよ!」

(…しばらくして)

妻「構文書いたわよ、この内容で大丈夫?」

(紙を見せる)

夫「大丈夫、発信お願いね!」

 妻のロゴストロンLから、夫の構文を代わりに発信してもらうケースですね。これは他者の意志を、相手の代わりに「私」が発信するパターンです。

 その場合は、自分で構文を書く場合と同様に、他者(家族や友人など)の氏名を主語として設定して構文を書きます。(詳しくは「意志を発するのは「誰」なのか?① 主語基本形」の項目を参照してください。)

 発信する前に相手に文章の内容を確認してもらい、相手が OK なら、自由意志の原則に則って構文の主体である他者の意志が発動します。

パターン②【他者が主語の構文】×【内容のみ合意】
以下のようなケースで他者を主語にした構文を発信する場合も、基本ルールにしたがって書いてください。

【妻がロゴストロンLを持っていて、夫が発信してほしい内容がある場合、その2】


妻「こんな感じの内容で発信するわね」
夫「助かるよ!」

(…しばらくして)

妻「さっきの構文、発信しておいたわよ」
夫「ありがとう!」

 今度は、夫の希望を察して、その内容の構文を妻が代わりに書くパターンですね。

 夫の代わりに構文を書く際、妻に守ってほしいのは、やはり、これまで学んだロゴスプログラミングの基本ルールです。「発信するわね!」といって、夫の意志とはそぐわない構文が発信されると、反転が起きたりノイズになってしまいます。

 文面ではなく、内容のみを合意して発信する場合は、基本ルールを改めて確認してください。ここまで学んできた基本ルールとは、

①主語の設定をする
②短文で書く 
③反転しないように書く

でしたね。特に、反転しないように注意しましょう!

〈ワーク〉他者を含む構文①
内容については相手と話し合ったけれど、できあがった構文を相手が見ない場合、最適な構文を1つだけ選んでください。
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