45歳の男性.アルコール依存症.家で飲酒し酔って妻を怒鳴ってしまい,翌日に強い罪悪感を覚えることが増えている.反省して飲酒を減らそうとしたがうまくいかなかった.このままではいけないと思い,精神科を受診した.患者は妻の強い希望を受け入れて,しぶしぶ入院治療を受けることにした.治療プログラムの1つとして作業療法が処方された.初回の面接で,患者は,断酒しなければならないのはわかるが,コントロールして飲みたいという気持ちもあると述べた.治療への動機づけの目的で,面接の中で取り上げるべき話題として最も適切なのはどれか.
〈第54回 OT国試 午後14〉