公開フォーラム「被災地をつなぐ―歴史資料の被災状況と保存技術の共有―」
〇趣旨
 災害発生時における組織的な歴史資料の救済・保全活動は、平成7年(1995)阪神大震災に端を発し、平成16年(2004)の新潟中越地震や平成23年(2011)の東日本大震災を経て、各地の歴史研究者や文化財関係者によって結成された資料ネットがひとつの核として活動し、今日こうした活動は全国各地で展開している。一方で、地球規模の温暖化や異常気象による大規模災害の発生は常態化しており、平成30年(2018)においては大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震など全国各地で災害が発生し、それぞれの場所で資料ネットを中心とした被災資料・文化財の救済・保全活動が展開している。
 今回の公開フォーラムでは、近年全国規模で発生した災害に対応して展開した各地の資料ネットの活動内容や課題を共有するとともに、各地で実施されている資料保全手法に関するワークショップを開催し、その技術の共有と研鑽をはかることにする。第一部として各地で実践している種々の被災資料保全手法について、報告と実演によるワークショップ開催する。第二部では、近年の様々な災害を経てそれぞれの地域の資料ネットが獲得した情報・経験について報告することで、近年の被災資料保全活動の現状や各地における課題を共有する。本フォーラムを通じて、既に災害を経験した被災地における活動の経験を、将来に災害の発生が予測されている地域の人々と共有し、未来の災害に備えることを目指す。

〇開催日時・場所
日時:平成31年3月16日(土) 13:00~17:00
場所:東北大学災害科学国際研究所 1F 会議・セミナー室
定員:40名程度

〇次第
第1部 各地の被災資料救済の事例(各報告20分+質疑5分)
・奥村弘「全国へ広がった史料ネットの活動―1995年阪神・淡路大震災から2018年自然災害へ」
・蝦名裕一「東日本大震災以降の気仙郡における史料保全活動」
・加藤明恵「大船渡被災資料の整理作業報告と史料紹介」
・今津勝紀「西日本豪雨における被災資料救済の現状と課題」
第2部 被災資料救済手法ワークショップ
・山内利秋「市民参加を重視した宮崎歴史資料ネットワークでの襖下張りの剥離方法」
・蝦名裕一・多仁照廣「高温スチームを活用した下張り文書の剥がし方法」
・尾立和則「アイロンを使用した蒸しタオルによる剥離方法」
コメント:斎藤善之

〇主催・共催
    主催:東北大学災害科学国際研究所
歴史文化資料保全大学間ネットワーク事業東北大学拠点、
指定国立大学災害科学世界トップレベル研究拠点
    共催:人間文化研究機構、神戸大学、東北大学東北アジア研究センター
〇連絡先
東北大学災害科学国際研究所 災害文化研究室 担当・蝦名
℡・FAX:022-752-2144 mail:ebin@irides.tohoku.ac.jp

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