YIDFF 2025 未来への映画便 無料映画鑑賞&鑑賞ワークショップ申込フォーム
【YIDFF 2025 未来への映画便 映画鑑賞ワークショップ】

映画を見ることは、自分を超えた存在と出会い、驚き、他者に思いを馳せる体験に他なりません。映画からの声、それに対する応答が、いつかどこかで誰かに、特に若い人々に届くことを願って――。
YIDFFでは、高校生チームによるドキュ山ユースの活動に加えて、主に大学生や高校生を対象とした鑑賞プログラムやワークショップを継続して実施しています。

映画祭では3回目を迎える今回のプログラムでは、フランスから映画監督のマリー=クロード・トレユを招聘し彼女のドキュメンタリー作品『昔々、テレビは』とともに、アフガニスタン出身の女性監督セディカ・レザエイによる『ガワスへの帰郷』を上映します。トレユ氏は自身の映画制作活動の一方で、フランスの映画教育機関アトリエ・ヴァランの講師を長く務めてきました。今回上映される『ガワスへの帰郷』は、カブールで行われたそのワークショップで制作され、彼女が自身の作品との組み合わせを考慮して本プログラムのために推薦したものです。

2本の作品は、制作された時期も国も異なっていますが、伝統的な文化や閉ざされた共同体のなかへテレビやモニターによって映像が介入するという点において共通しています。テレビという窓は、それまで隔絶されていた共同体に外部世界の「今」という時間を持ち込み、社会のあり方そのものを静かに、しかし大きく揺さぶります。
上映後には鑑賞ワークショップを開催し、新しいメディアと私たちの生きる社会との関係、そしてその変容について参加者とともに考察すします

★無料映画鑑賞&鑑賞ワークショップ対象者:高校生以上の学生
対象者以外の方が参加を希望される場合は、事前に映画祭事務局へご相談ください。

日時
映画上映:10月13日[日]10:00-(終了予定時刻 12:30頃)
上映終了後、休憩を挟みワークショップをおこないます。

〈場所〉
映画上映:山形市民会館 小ホール
山形市民会館山形市香澄町 2-9-45
山形駅で下車、徒歩7分/ベニちゃんバス東くるりん・西くるりん、路線バス(山交バス)「山交ビル前」下車、徒歩3分

参加費・参加方法
高校生以上の学生の方は、作品鑑賞、ワークショップともに無料です。
※無料作品鑑賞やワークショップへの参加をご希望の方はこちらのフォームに10月3日[金]までにご登録ください。ワークショップは定員(30名)に達し次第、お申し込み受付を終了します。
※無料作品鑑賞のみの参加も可能です。

※作品鑑賞チケットを別途購入する必要はありません。
※当日は、受付にて学生証のご提示をお願いいたします。

★高校生の方は、学生証をご提示いただくことで、山形国際ドキュメンタリー映画祭2025の上映作品をすべて無料でご鑑賞いただけます。

作品情報

昔々、テレビは
監督:マリー=クロード・トレユフランス/1985/57分
南仏オード県の小さな村ラバスティード=アン=ヴァル。テレビは、生活や価値観をどのように変えたのか――シンプルな問いに対する村人たちの語りを通して、映画は具体的な変化を拾い上げる。食事の時間や農作業のリズムが変わり、パリの標準語が方言に混じり、生活の中心がニュース番組へと移っていく。伝統的な村の共同生活に対して、テレビが一方的に映し出す、標準化された外部世界。両者の間に生まれる戸惑い、憧れ、ユーモア、そして新たな関係性をキャメラはとらえる。

ガワスへの帰郷
監督:セディカ・レザエイ/アフガニスタン/2006/27分
幼い頃にアフガニスタンを離れ、人生のほとんどを海外で過ごした34歳のエンジニアのジャワドは、33年ぶりに故郷へ帰還する。叔父や叔母が暮らす故郷の村を訪れるが、そこでの生活はまるで時が止まったかのように、昔のままの姿で彼を待っていた。本作は、3か月にわたって2006年にカブールで開催されたAtelier Varan Afghanistanのワークショップで制作された。

*作品はすべて日本語字幕が付きます。

〈鑑賞ワークショップ〉
ドキュメンタリーを「観て、語る」楽しさを体験しませんか?

今回のワークショップでは、フランスの映画監督マリー=クロード・トレユ氏を特別に招き、彼女の作品を鑑賞します。上映するのは、トレユ氏が監督した『昔々、テレビは』(1985年、フランス)と、彼女がワークショップで指導したアフガニスタン出身の女性監督による『ガワスへの帰郷』(2006年、アフガニスタン)の2作品です。
製作された時代も国も異なるこの2つの作品は、テレビやモニターといった「映像」が、伝統的な文化や閉ざされたコミュニティに影響を与えていく様子を描いています。約40年前のフランスの村と、約20年前のアフガニスタンの村で、映像がもたらした変化は、メディアが多様化した現代を生きる私たちにどう映るでしょうか?

上映後には、トレユ監督とともに作品を深掘りするワークショップを開催します。他の参加者と感想を共有し、対話を通じて、映画や、それが描く社会について新たな発見や理解を深めていくためのヒントを各自が見つけていく予定です。それは、大都市と地域社会、あるいは異なる文化や価値観を持つコミュニティ間の差異について、高校や大学で学ぶ視点にもつながるでしょう。

普段からたくさんの映画を観ている方も、ほとんど観ないという方も大歓迎です。一人で映画祭に参加することにためらいがある方、映画祭のボランティアやスタッフに興味があるけれど一歩踏み出せない方、映画を通じて新しい友人を作りたい方にもおすすめです。まずは作品を観て、感じたことを言葉にすることから始めてみましょう。

*ワークショップは通訳があります。

山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)について
1989年より2年に一度開催されるアジア最大級のドキュメンタリー映画祭。
世界中から集まる多様なドキュメンタリー映画の上映に加え、監督トークや、ワークショップ、お酒を片手に映画談義に花を咲かす「香味庵クラブ」など、人との出会いが生まれるイベントも多数実施。8日間の会期中、国際色豊かなゲスト、観客約20,000人が山形に集い、街が熱気につつまれます! ぜひお気軽に足をお運びください。

★2025年は10月9日[木]-16日[木]までの開催です★
YIDFF 2025上映作品、タイムテーブルはこちら☟からご覧ください。

YIDFF ウェブサイト

お問い合わせ
山形国際ドキュメンタリー映画祭 山形事務局
TEL: 023-666-4480
E-mail: info@yidff.jp
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山形国際ドキュメンタリー映画祭への参加について
確認事項 *
当日撮影した写真を今後の山形国際ドキュメンタリー映画祭の広報(刊行物やSNS等)に使用させていただく場合がございます。撮影が難しい場合はスタッフへ事前にお申し出ください。また、マスコミ等の取材が入る場合がございます。ご了承ください。
※フォームにご記入いただく情報は、今回の映画鑑賞ワークショップに関するご案内以外には使用いたしません。
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