4日間のコース 海洋プラスチックスプリングプログラムは、大学のプログラムのような経験をすることができるセルフ・ディレク テッド(自発的に取り組む)のプロジェクトです。「海洋プラスチック」というテーマのもと、リサーチから解決策の発展、発表に至るまでのプロセスを経験しながら学ぶことができます。参加者はグループごとにそれぞれプロジェクトに取り組み、1日の成果をロビン(Atlantic Pacific 代表)に共有し議論します。また、このプログラムは日本財団「海と日本PROJECT」の一環です。
【申込締切り】3月20日
【日程】オンラインでの実施
・プロジェクト実施期間:3月24日(木)〜 27日(日)
・プロジェクト説明会:3月23日(水)15:00 〜16:30
・最終発表会:3月27日(日)15:00 〜17:00
23日にプロジェクトの進め方についてロビンから説明があります。24日以降は、夕方までの日中はグループごと にプロジェクトに取り組み、24・25・26日の15:00~16:30には毎日オンラインでイギリスと繋ぎ、ロビンとディス カッションをしたりプロジェクトの進捗報告などを行います。そして、最終日の27日には、4日間で取り組んだプロジェクトの最終プレゼンテーションの時間があります。
【対象】中学生・高校生
【参加費】無料
【言語】日本語・英語
【主催】一般社団法人Atlantic Pacific Japan
【問い合わせ】
lin@atlanticpacific.org.uk 西谷
イントロダクション
Atlantic Pacific (AP)は、世界規模の溺水事故を減らすという目的のもと設立されました。その目的を達成する ため、APは救命ボートのない場所に救命ボートを提供し、教育を通して若者の海での安全に関する知識と海洋 意識を育みます。また、最近では、私たちの海とそれと共存する生活を保護する方法にますます注目し始めまし た。
2016年に、APは最初のライフボート・イン・ア・ボックス(LiB)プロジェクトを日本の東北地方岩手県釜石市根浜 海岸で始めました。このプロジェクトを通して、APは日本で初めてのボランティアで成り立つ救命ボートステー ションを始動し、以来、釜石の地域コミュニティとの関係を築いて来ました。現在、私たちは、中学校や高校と協 働で若者と一緒に、海を保護する方法を見つけるべく活動しています。
プロジェクトの発展と共にAPは、人類が海洋環境に与えているダメージについてますます意識するようになり、 その問題の解決に貢献するため、解決策の探求に取り組み始めました。 現在、人々が海に廃棄している大量のプラスチックは、生態系バランスの破壊の原因となっており、その責任は 世界中の人々の責任です。現在私たちは、海洋プラスチックを取り除き、そのプラスチックを溺死防止という別 の目的に活用するというプロジェクトに取り組んでいます。プロジェクトは、海からプラスチックを取り除き、救命 ボートという形で海に戻すためのリサーチの段階にあります。
今回のスプリングプログラムを始めるため、4日間をかけて行うアクティビティを準備しました。
プロジェクト構成
● 1日目:リサーチ& アナリシス(調査 & 分析)
● 2日目:ディベロップメント(発展)
● 3日目:エクスペリメント(試行)
● 4日目:アウトカム(結果)
私たちの願望を達成するためにはまず、達成するために必要となる過程をよく知らなければなりません。APは、 どのようにして海のプラスチックを集めることができるのか、そして新しく別の目的を満たすものに再利用するこ とができるのか、その方法を調べ始めました。今回のプロジェクトでは、参加者のみなさんに、海のプラスチックの問題について探求し、それが与えているダメージを明らかにし、そしてこの問題を解決するための方法を発展 させてもらいます。