療養費取扱遵守誓約書について

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公益社団法人東京都鍼灸師会

療養費等の取扱いに関する遵守誓約書

私は、貴会療養費取扱者として、各種健康保険の被保険者並びにこれらの被扶養者に係る療養費の受領委任払い及び一部の代理受領の取扱いを行うに当たり、下記の事項を理解し、遵守することを誓います。この誓約に違反した場合は、会の措置に従います。

基本的事項

１．鍼灸マッサージに係る施術(以下単に施術という)については、関係法令及び通達を遵守し、適切に行うこと。

2）療養費等の申請書の提出にあたっては、本会が定めた療養費取扱いに関する規則及び細則を遵守すること。

受給資格の確認等

２．患者から施術を受けることを求められた場合には、その提出する被保険者証（以下「証」という)によって療養費等を受領する資格があることを確かめること。ただし、緊急やむを得ない事由によって「証」を提出することができない患者にあって、その事由がなくなった後、遅滞なく「証」等を提出させること。

療養費等の算定

３．施術料金については、厚生労働省が定める施術に係る療養費等の算定基準により算定した額を保険者に請求すること。

領収書の交付

４．療養費取扱者は、患者に領収書を無償で交付すること。

証明書等の交付

５．療養費取扱者は、患者から療養費の支給等を受けるために必要な証明書、意見書等の交付を求められたときは無償で交付すること。

但し、療養費の支給等を受ける目的でない場合はこの限りではない。

施術録の記録

６．受領委任払い及び一部の代理受領に係る施術に関する施術録はその他の施術録とは区別して作成し、必要な事を記載した上で、これを完結の日から5 年間保存すること。

施術の方針

７．施術に当っては、一般に施術の必要がある傷病に対して的確な判断をもととし、患者の健康の保持増進上適切に行い、最善の努力をすること。

2）施術は療養上必要な範囲及び限度でこれを行うものとし、とりわけ濃厚な施術とならないよう努めること。

3）あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律等関係法令（以下関係法令という）に照らして医師の診療を受けさせることが必要である場合には、医師の診療を受けさせること。

保険者等への協力

８．療養費取扱者は、保険者等から施術内容及び記録等に関する説明又は報告を求められたときは、速やかに応じること。

療養費取扱者講習会

９．本会が開催する療養費取扱者講習会には参加すること。

但し、取扱者本人の出席ができないときは、事務担当者などが代理で出席できるものとする。

指 導

10．関係法令若しくは通達又は本誓約に違反し、その是正等について保険者から指導を受けたときは、直ちにこれに従うこと。

返還請求への対応

11．保険者等より不正、不確実等のため療養費等の返還請求を受けた時は迅速に応じること。

本会が受取代理人となっている場合は、本会宛に返還請求分を支払うこと。本会の退会後に返還請求があった場合も同様の対応をとること。

療養費指導支援委員会への申請書の提出

12．取扱者は、療養費等の支給申請にあたり本会療養費指導支援委員会において申請書の確認を受けること。

2）療養費申請書記入ソフト（以下ソフトという）により作成された申請書は必ず本会療養費指導支援委員会において申請書の確認を受けること。

3)本会のソフト利用者が前項で定める点検を受けずに保険者等に直接申請書を提出したことが判明した場合、本会はソフトの利用を中止することができること。

ソフトの利用 （新規項目）

13. ソフトを利用するにあたり、1年間の利用料を支払うこと。

本会の「審査済」印のない申請書の取扱い

14．本会の療養費指導支援委員会の審査を受けずに提出した申請書について、保険者より本会宛に返戻された場合、本会はこれに関わる費用等を一切負担しない。

退会後の支給申請書

15． 本会の退会後は、本会が頒布する療養費支給申請書、またはソフトを使用しての申請はできない。

保険者からの返戻等により発覚した場合は、本会は退会者である旨を保険者に通知するものとする。

違反に対する措置

16．本会は、取扱者が本誓約に違反し又は不適当と認めた場合には、保険者と協議の上、施術者を戒告若しくは受領委任払い及び一部の代理受領実務の本会を通じての取扱いを中止するものとする。

中止の場合、以後２年を経過した後に再び申し出があるまでは、本会を通じての受領委任払い及び一部の代理受領実務の取扱いを認めないことができるものとする。

変更事項の届け出

17．届出事項に変更があったときは、速やかにその旨及びその年月日を本会に届け出ること。