私たちは五感を通して世界を,自分を認識しています.認識する過程は,あまりにも自動的なので,自分がその作業をしていることにすら気がつくことがありません.このワークショップでは,私たちが無意識のうちに自動的に行なっている認識の過程がどんなものなのかを調べてみます.私たちが「みる,きく,さわる」時には,「補う」という機能が働いています.「補う」機能を例に,私たちの認識について調べてみましょう.私たち自身を含めて自然界には,気づかないうちに自動的に起こっていることが膨大にあります.「ちょっと不思議だな」と感じたことをどうやって調べたら良いのか,今回のワークショップはそんな時のヒントにもなるでしょう.
② 茶葉を揉んで紅茶をつくる
開催日時:8月19日(火)14:00〜17:00
定員:15名
参加費:2,000円
持参するもの:筆記用具
・・ワークショップ内容・・
紅茶づくりの魅力を,五感で体験してみませんか?このワークショップでは,吉賀町で前日に摘み取り・萎凋(しおらせ)された茶葉を使って,実際に手揉みの工程を行います.ゆっくりと茶葉に触れ,ひたすら揉みながら,発酵が進み紅茶の香りが立ち上ってくる様子を間近で味わいます.手を動かし,香りに包まれながら過ごす作業のなかで,吉賀町の風土が育むお茶の豊かさや,お茶づくりの哲学にもふれることができます.
道具を使わず,人の手と自然の力だけで完成していく紅茶.そのプロセスにじっくりと向き合うことで,普段何気なく口にする一杯の背後にある時間や営みに,静かに気づく体験となるでしょう..
③ 「夢の時間割」キックオフ企画
開催日時:8月20日(水)14:00〜17:00
定員:15名
参加費:無料
持参するもの:筆記用具
・・ワークショップ内容・・
「夢の時間割」プロジェクトのキックオフ企画として開催される参加型のワークショップです.このプロジェクトは,島根県吉賀町を舞台に,自然と文化の豊かな土壌の中で,人が本来持つ感性や創造性を育む新たな学びのかたちを提案するものです.本ワークショップでは,吉賀町に暮らす人々とともに,「学び」とは何か,「自分にとっての豊かな学びとは何か」を見つめ直しながら,未来の学びの時間=「夢の時間割」について共に考えていきます.参加者は,もし自分が“学ぶ立場”だったらどんなことを体験したいか,という視点から,自分自身が本当に「受けてみたい」と思うワークショップを自由な発想で企画・提案します.その提案が,これからの吉賀町における創造的な学びのヒントや種となり,多様なかたちの学びの時間を生み出していくことを目指します.
④ だれでもピカソン 鉛筆ドローイング
開催日時:8月21日(木)14:00〜17:00
定員:20名
参加費:1,000円
持参するもの:筆記用具・鉛筆(3H〜3B)・消しゴム・カッターナイフ
・・ワークショップ内容・・
ワークショップは,〈視覚〉〈観察〉〈理解〉という「みる」ことの側面を実際の表現活動へとつなげる体験型のプログラムです.
まず,「みること」の考察を出発点とし,表現の最も基本的な道具である鉛筆に着目します.ここでは,描画することを「観察と解釈の結果としての表現」として捉え,それを可能にする視覚表現の手法について解説を行います.
そして後半の実践では,鉛筆による「ドローイング=描画」を通じて,人や社会に対してメッセージを発信するための「情報表現」としての体験を行います.描画というシンプルな行為の中に,「みること」と「考えること」がいかに結びついているかを実感しながら,自身の視点や解釈を形として表すプロセスを学びます.