子ども達が目にする自然の大半は原生林を切り開き、暮らしに必要な木に植え替えて出来た森です。この森（里山）が荒廃しています。車や電車で眺めていると緑豊かな森も、一歩足を踏み入れると木々は枯れ、土砂が崩れ、他の生き物との共存出来ない森が生まれ、川が汚れ、海が汚れ自然災害が発生しています。林道の散策により森の現状や動植物の観察で里山の身近な自然を知り、環境保護の大切さを学びます。同時に四季折々でかわる山村の仕事や暮らしを体験し、地域住民との交流で子供達が主体的に体感し、学び、表現する力を育みます。