開催の趣旨
本学司書課程では,2018 年度から司書教諭資格取得を目指す学生に対しても図書館実習の機会を選択科目と
して提供してきた。今回の公開研究会において英国で 1980 年代に制度化され,拡大してきている「学校現場における教員養成(School-based initial teacher training)」および,米国カリフォルニア州の私立の K-12 の学校 High Tech High に付属する教育学大学院の事例から,学校現場における教員養成の可能性を検討し,改めて司書教諭養成における現場実習の価値と可能性の拡張を外側から検討する。スクールベースの教師教育プログラムに国内で早くから関心をもって,国内で独自の取り組みを進める軽井沢風越学園ラーニングセンターと,立教大学司書課程の共催で実施する。
◆研究会の概要
【第1回】6月14日(土)
9:00〜12:00
9:00 - 9:10 本日の公開研究会の趣旨 中村百合子(本学教授)
9:10 -10:10 「イギリスにおける「学校ベース」の教員養成」 山崎智子(北海道教育大学准教授)
10:15-11:15 「スクールベースの教師教育プログラム:軽井沢風越学園の場合」 岩瀬直樹(軽井沢風越学園校長)
11:15-12:00 質疑応答
【第2回】7月19日(土)9:00〜12:00
9:00 - 9:10 本日の公開研究会の趣旨 中村百合子(本学教授)
9:10 -10:10 「ハイ・テック・ハイ教育大学院の経験」 芦田加奈(ラーニングデザイナー)
10:15-11:15 「司書教諭養成課程の適用からみた教師教育の可能性」 大作光子(軽井沢風越学園司書教諭)
11:15-12:00 質疑応答
【軽井沢風越学園主催プログラムプログラム】7月19日(土)13:00〜16:30
13:00〜13:30 校舎案内
13:30〜16:00 プログラムの体験
①子ども声を届けるファシリテーション
②ライブラリーの環境構成
③個とコミュニティの観察と記録
16:00〜16:30 全体討議
◆登壇者
山崎智子(北海道教育大学准教授):近年の研究テーマは,イギリスの「大学における教員養成」と学問としての教育学。
岩瀬直樹(軽井沢風越学園校長):東京学芸大学大学院教育学研究科学校教育コース修士(教育学)。埼玉県の公立小学校教諭22年間勤め,東京学芸大学大学院教育学研究科教育実践創成講座准教授, 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団設立副理事長を経て現職。
芦田加奈(ラーニングデザイナー):ハイ・テック・ハイ教育大学院教育リーダーシップコース修了。同大学院での実地研修では ,ハイ・テック・ハイ(メサ校)の高校1年生のチームに所属。現場の教員目線でプロジェクト型学習 (PBL)を通じた深い学びの醸成,PBLを通じたエクセレンスの文化の構築について探究。2022年6月に教職修士を取得後,同年7月に帰国。多種多様な教育や福祉の現場で,次世代リーダー育成,Deeper Learningの醸成,コミュニティづくりを軸に活動中。
大作光子(軽井沢風越学園司書教諭):博士(情報学,筑波大学)。学校図書館における探究型学習の指導に学校現場において参画し,著書や論文として発表している。軽井沢風越学園から出版された『プロジェクトの学びでわたしをつくる』の執筆・編集にも参画。