近年、循環型社会への移行に向け、エネルギー問題や環境問題に配慮した取り組みの重要性がますます高まっています。プリンテッドエレクトロニクスは、リソグラフィを使った従来の電子デバイスの製造プロセスに対して、大幅な環境負荷低減や低エネルギー化が見込まれるため、循環型社会に資する技術として期待されています。山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター（INOEL）では、2024年度より、これまで培ったプリンテッドエレクトロニクスの研究実績を基盤技術として、循環型社会の実現に資するサステナブルエレクトロニクスの推進を目的とした「ソフトセンシング産学連携コンソーシアム」を設立しました。第2回目となる今回の研究会では、サステナブルエレクトロニクスに関わるフレキシブルセンサや回路開発及び、メディカルやロボティクスなどの応用技術に焦点を当て、最新の研究成果を報告致します。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。