openFrameworks[OF］デベロッパーカンファレンス／YCAM
"towards OF 1.0（OF 1.0に向けて）"

　開催期間

2013年8月7日（水）～14日（水）

山口情報芸術センター［YCAM］は、2003年11月の開館以来、メディアテクノロジーと身体を巡る新しい芸術表現を生み出すプラットフォームとして、オリジナル作品（委嘱作品）の制作と発表をしてきました。

そして、このオリジナル作品の制作を支えるのがYCAM専属の研究開発チーム、YCAM InterLabです。

YCAM InterLabは、アーティストが持つ様々な表現領域とメディアテクノロジーを結び、オリジナル作品制作における共同開発、技術協力をおこなっており、その中でもopenFrameworksは様々な場面で活用されています。

openFrameworksを支えるopenFrameworksコミュニティとYCAM InterrLabは、2008年、YCAMで開催された日本国内で初のopenFrameworksに関するワークショップ「YCAM InterLab Camp vol.1」をきっかけに、以降も開発者同士の交流、客員研究員の受け入れ、プログラムの応用など様々な面で恊働を重ねてきました。

YCAM10周年記念祭企画、国際グループ展「art and collective intelligence」の関連イベントとして開催される「openFrameworks デベロッパーカンファレンス2013」は、展覧会のコンセプトを体現するものであり、YCAMとopenFrameworksコミュニティの協働によって、openFrameworksが切り開くこれからの可能性を追求するものとして実現しました。

この度のデベロッパーカンファレンスではopenFrameworksそのものを、より多くの人々に活用してもらえる開発環境となることを目指し、これまでアメリカ国内のみで行われてきたデベロッパーカンファレンスの開催地を、YCAMに移し、より多様な人材が関わる開発環境の実現を目指します。また中核にいる開発者だけにとどまらない人員の参画に向けて、コミュニティ構造の刷新にも着手します。

　YCAMについて

http://10th.ycam.jp

山口情報芸術センター [YCAM] は、展示スペース、劇場、ミニシアター、市立中央図書館を併設する複合文化施設として、2003年11月に開館しました。コンピュータや通信技術などを使ったメディアテクノロジーを共有プラットフォームとして、メディアアート作品の展示、演劇、ダンスパフォーマンスの公演、映画上映、サウンドイベント、ワークショップやレクチャーなどを開催しています。

　openFrameworksコミュニティより

私たちは、なるべく様々な分野の方々に、このカンファレンスにお越しいだだけるようにしたいと考えています。このカンファレンスは、openFrameworksの中心で積極的に活動している人だけを対象にしたものではありません。openFrameworksの多くの側面（コード、コミュニティ、ドキュメンテーション、デザイン、外観、アクセシビリティ）のいずれかに有意義な方法で貢献でき、openFrameworksの持つエコシステムを改善し、全体としてさらに効率的で、より良い構造を持ち、利用しやすいものにしていく事に寄与できると考える、あらゆる人を対象にしています。

　開発の目的

- コードベースを最新のものにするための抜本的な改良
- 開発目標のとりまとめ
- さらに効率的なマルチプラットフォーム開発のためのワークフロー
- さらに使用しやすく、有益な物にするためのドキュメンテーションとデザインの変更

　応募条件

- 参加者は会期全体に参加することが求められます
- ワーキングセッションの多くは英語で行われるため英会話能力が必要です。
- デベロッパーカンファレンスの運営上、申込者全員を受け入れることはできません。
（申込者多数の場合は、デベロッパーカンファレンスの中心メンバーとYCAMが選考を行い、選考を通過した方のみに連絡させていただきます。あらかじめご了承ください。）
　
応募フォーム

YCAMでは、多くの方々にカンファレンスに参加して頂くため、交通費をサポートします。しかし、交通費を全額補助することは難しいため、ご自身や、ご自身の雇用主が交通費の費用を一部補助できる場合は、申込み時にお知らせください。

　募集期間
6月8日（土）〜21日（金）
参加についての連絡は募集期間終了後、1週間を目処に、こちらからメールにて連絡差し上げます。