日本全体の食料自給率は38%(カロリーベース)(農林水産省)と、他の主要国と比べて低い水準です(カナダ255%、アメリカ131%、ドイツ95%(農林水産省)。自給率が低い理由としては、 自給率の高いお米の消費が低下していることと、 飼料や原料を海外に依存している畜産物や油脂類の消費量が増加していることがあげられます。 そんな中、北海道は食料自給率が国内で一番高く、道内で消費する約2倍の食料が、北海道内で生産されています(農林水産省)。
だいこんの生産量、北海道がトップ 北海道は食料自給率がトップということもあり、色々な農産物の生産が国内トップ。小麦、そば、大豆、小豆、ばれいしょ、大根、人参、やまのいも、玉ねぎ、ブロッコリー、てんさいなどが北海道で一番つくられています(産出額ベース)。お米の生産も新潟についで2位です。(農林水産省)
マグロの漁獲量は静岡がトップ 北海道は漁獲量も日本一で、日本で採れる魚の3割弱は北海道で獲れています。しかし、マグロは熱帯・温帯に生息しているので、北海道ではあまり獲れません。マグロは国内では静岡県で一番獲れ、年間27,700トンの漁獲量。それに対して北海道は 200トンでした(農林水産省)。
森林の面積は北海道がトップ 広大な面積をもつ北海道は日本最大面積の森林があり、その面積は550万ヘクタール、実に東京都25個分!国内の森林の5分の1は北海道にあります。人工林率も国内で5番目に低く、道内の森林の約4分の3は原生林として残っています(農林水産省)。
コーヒーの消費量は京都市と富山市がトップ 10月1日はコーヒーの日!国際協定によってコーヒー業界は、10月1日に新年度がスタートするそうです。 総務省によると、コーヒーは、京都市(粒・か粒・粉末・固体状態のコーヒー)と富山市(液体のコーヒー飲料)で一番多く消費されています(世帯あたり)。札幌市は7位(か粒・粉末・固体コーヒー)と28位(液体コーヒー飲料)でした(総務省統計局)。
太陽光発電発電量トップは茨城県 北海道は積極的に再生可能エネルギーを利用しており、その供給量は茨城県、愛知県についで3位に位置しています。特に風力発電と、地熱とバイオマスの熱利用が多く、それぞれの供給量は国内2位になっています。太陽光発電においては17位です。(千葉大学)
湖の透明度、トップは北海道の摩周湖 北海道の東部に位置する摩周湖は、日本でもっとも透明度が高く、世界でもバイカル湖についで2番目の透明度を誇っています。1930年にはバイカル湖の透明度40.5メートルをしのいで、41.6メートルを記録しましたが、現在では21.2メートルほど(北海道新聞)に下がっているそうです。 摩周湖は、約7000年前の巨大噴火によって生成された窪地に、水がたまってできたカルデラ湖であり、湖からつながる河川が全くなく、湖全体が深い崖で閉鎖されています。雨水がメインの水源になっているために人為的汚染が受けにくく、透明度の高い水質を保てているそうです。 そのため摩周湖は、国連やWHOなどによって、汚染の極めて少ない状態を観測する場所としてモニタリングされています。日本でモニタリングの対象となっている湖沼は、摩周湖だけだそうです(国立環境研究所)。
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