Assembly Desk
2010/10/19
ここでは、REVIVE USBにスイッチ、マイコン、キーマトリックスを接続する方法を紹介します。
REVIVE USBのピン構成です。
スイッチやマイコン等の接続方法は以下の文章を参考にしてください。
スイッチには二つのピンが出ています。
スイッチを押すと、その二つのピンが内部で接触します。
REVIVE USBはこの接触を判定する事により、スイッチが押されたことを認識します。
このピンをそれぞれ、REVIVE USBのGND(グランド)とP1(ピン1)に繋ぎます。
これで、スイッチが押されたときにはP1とGNDが繋がり、スイッチが離された時にはP1とGNDが繋がらない事になります。
REVIVE USBはP1とGNDが繋がっているか、それとも繋がっていないかを判定する事が出来ます。これによってスイッチ入力を認識出来ます。
REVIVE USBは、GNDと各ピンが繋がっているか、を判定する事が出来ます。
つまり、「GNDとP1」が繋がっているか、「GNDとP2」が繋がっているか、「GNDとP3が繋がっているか」を同時に判定する事が出来ます。
そこで、各スイッチを「GNDとP1」「GNDとP2」「GNDとP3」と言う風に接続すると、複数のスイッチの入力をみることが出来ます。
GNDの3つのピンは中で一つに繋がっています。なので、GND側はどのようにつないでも大丈夫です。
下図の様なつなぎ方も出来ます。
実際に配線を作るときには、写真のようにGNDを4つづつ位にまとめると作りやすいでしょう。
具体的な接続の仕方は、「ジョイスティックのUSB化」等の記事を参考にしてください。
REVIVE USBをマイコンと接続して、マイコンからキー入力を制御することが出来ます。
接続は以下のようにします。
また、REVIVE USBの+5Vのピンから5Vをとることが出来ます。ここにはUSB電源が来ています。
ピンの入力は負論理になります。
マイコンから0Vを出力した時にON、5V出力時にOFFとなります。
REVIVE USBはファームウェアをREVIVE USB MATRIXに書き換える事で6×6までのマトリックス入力に対応出来ます。
その際、接続は以下の様になります。
なお、各ピンは全てプルアップされており、スキャンする列のみ、出力側を0Vとしてスキャンします。
REVIVE USB MATRIXのピンの設定にはREVIVE USB MATRIX, Configuration Toolを使用します。
使い方はREVIVE USB, Configuration Toolと同じです。