イメージ表示画面の設定
イメージ表示画面の表示と操作に関する設定です。
起動時状態の設定
■サイズ調整方法
ファイルを開いたときの画像の表示サイズの初期値を選択します。
画面上部の操作エリアでの拡大モードの変更は一時的なものですので、ファイルオープン時に適用したい拡大モードはこちらで設定してください。
「拡大しない」の設定が有効の場合は元画像のサイズ以上に拡大をしません。
画像サイズのまま表示します。
画像の縦横比のまま画面の幅に拡大/縮小して表示します。
画像の縦横比のまま画面の高さに拡大/縮小して表示します。
画像の縦横比のまま画面からはみ出さないように拡大/縮小して表示します。
画像の縦横比を無視して画面いっぱいに拡大/縮小して表示します。
■見開きモード
見開きページをどのように表示するかを選択します。
画像を1枚ずつ表示します。
縦長画像であれば横に2枚並べて表示します。
横長画像であればそのまま1枚を表示します。
横長画像であれば左右に分割して半分ずつ表示します。
縦長画像であればそのまま1枚を表示します。
■画像補間方式
拡大/縮小する際に画像を補間するアルゴリズムを選択します。
処理速度は最も高速です。
縮小処理では途中のラインを間引いて表示するため文字などは読みにくくなります。
拡大処理ではドットの形そのままぼやけずに拡大されます。
バイリニア補間方式とも呼ばれます。
双三次補間よりも速いですが、双三次補間に比べて輪郭がぼやけ気味になります。
縮小するサイズが約75%以下の場合、双一次補間方式で一度中間のサイズに縮小しそこから更に最終的なサイズに縮小を行います。
一気に小さく縮小すると情報が欠落して画像が粗くなるのが少し改善されます。
バイキュービック補間方式とも呼ばれます。
双一次補間よりも時間がかかりますが綺麗だと思います。(個人の感想です)
双一次補間に比べて輪郭がシャープ気味になります。
縮小するサイズが約75%以下の場合、双三次補間方式で一度中間のサイズに縮小しそこから更に最終的なサイズに縮小を行います。
一気に小さく縮小すると情報が欠落して画像が粗くなるのが少し改善されます。
表示関連の設定
■通知領域を非表示にする
Androidの通知領域を非表示にします。
Android3.x以降の通知領域は非表示にできないようです。
イメージ表示画面を一旦閉じたあと有効になります。
■表示方向
イメージ表示画面を表示する向きを設定します。
カメラボタンによる回転は縦固定又は横固定の場合のみ動作します。
本体の向きに合わせて自動的に画面を回転します。
本体の向きに関係なく画面を縦向き表示に固定します。
本体の向きに関係なく画面を横向き表示に固定します。
Android3.x以降のステータスバーが消せない端末用の設定です。
画面を縦向き表示に固定しますが、アプリによる描画や操作は横向きの状態となります。
この状態で端末を横持ちするとステータスバーが右側に表示になるため、画面の高さ全てを画像の描画に利用できます。
■書庫内ファイルのソート
画像を表示する際のページのソート方法を設定します。
圧縮ファイルを表示する際は、圧縮ファイルに格納された順番で画像を表示します。
イメージファイルを表示する際は、ファイルリストを取得できた順番に画像を表示します。
ファイル名を昇順ソートした順に画像を表示します。
ファイル名を降順ソートした順に画像を表示します。
■ページをめくる方向
右表紙又は左表紙を設定します。
変更した場合は「画像の初期表示位置」も合わせて変更してください。
「並べて表示」で画像を2枚の並べる際の位置や、「単ページ表示」で左右どちらが前のページになるかなどにも影響します。
■拡大しない
「サイズ調整方法」で指定した画像サイズにする場合に、元画像サイズ以上に画像を拡大するかを設定します。
拡大しない設定にした場合も「並べて表示で高さを揃える」には影響しません。
■並べて表示で高さを揃える
「並べて表示」で高さが小さい画像を大きい方に合わせて拡大します。
「拡大しない」の設定が有効になっている場合も影響は受けず、元画像サイズ以上に拡大します。
■ルーペ表示の拡大率
画像を長押ししたときに表示される拡大表示の拡大率を選択します。
元画像基準と表示サイズ基準の2パターンから拡大率を選択できます。
■中央に余白を表示
「並べて表示」で2枚の画像を表示しているとき間に余白を空けます。
余白の幅は詳細設定の「中央の余白幅」で設定可能です。
■中央に影を描画
「並べて表示」で2枚の画像を表示しているとき中央にページの中心っぽい影を描画します。
影の幅は詳細設定の「中央の影の幅」で設定可能です。
■ページめくりのエフェクト
表示するページを変更したとき新しいページが横からスクロールして描画されます。
操作関連の設定
■音量ボタン等でのスクロール方向
音量ボタンでスクロールする際に横方向と縦方向のどちらを先に移動するかを選択します。
例えば、四コマ漫画であれば縦に読んでいくので「縦方向→横方向」を設定します。
■共有用一時ファイルを削除する
有効にした場合はイメージ表示中にメニューから共有を行ったあと、イメージ表示画面終了のタイミングでに一時的に作成したイメージファイルを削除します。
ファイルを削除してしまうと共有先のアプリが異常終了する場合がありました。
■余白の削除
画像周囲の余白を削除して表示する機能を設定します。
処理の都合上「弱~最強」では縦横比を保ったまま余白を削除しますので縦又は横のみに余白がある場合には余白が削除されません。
「縦横比無視」を選択した場合余白を最大限削除しますが、元画像の縦横比で表示するため画像が縦又は横に伸びてしまう場合があります。