最終更新: 7/6/2024 4:26 AM
(とりあえず,形式的には完成)
----------------------------------------
国際政経学会調査部 編 『「国際秘密力とフリー・メーソンリー」解説―― 敵国政府の背後を暴露す――』 [1943]
⇒ https://docs.google.com/document/d/1K_lBzpv2O6Dov0Qr0BgoUWrduCsk-Z-j/edit?usp=sharing&ouid=101459707451073275716&rtpof=true&sd=true
/ https://tinyurl.com/mr3dfcnx
----------------------------------------
(国際政経学会調査部 編 『「国際秘密力とフリー・メーソンリー」解説――敵国政府の背後を暴露す――』
――国立国会図書館デジタルコレクション
⇒ https://dl.ndl.go.jp/pid/1437763
/ https://tinyurl.com/ycu9szd4 )
国際陰謀研究所🥷🌸🗻⛩🗼🗾代表
近現代イルミナティ◢✨👁✨◣史家
David of Sheeple🐑こと みっきー・ざ・みらくる🐩
eメール: miracletoypoodle@gmail.com
Telegram: https://t.me/s/InternationalConspiracyJP/5
Telegram: https://t.me/s/AllMickysLinks/3
ブログ: https://mickythemiracle.muragon.com/
国際秘密力とは,ユダヤ人※1の勢力をいうのである。
現に,世界はユダヤ人の力によって多分に動かされているのであるが,
大衆はこの力をはっきり認識していないのである。
秘密力といわれる理由もそこにある。
ユダヤ人はその国土を追われて以来,各地に四散し,各国に侵入して1つの勢力を作ったが,
各国にある同族は,国境を越えて団結して活躍しているのである。
国際秘密力といわれる理由もそこである。
-----
※1. 本書にいうユダヤ人とは,米欧その他諸各国で,諸各国民に混じり平穏に暮らされていたユダヤ人を含むものではなく,
米欧その他諸各国で,国際ユダヤやメイソン結社とともに,諸各国民からはそう悟られないよう実質的に政治活動を行い,政治を動かしていたユダヤのことです。
現に世界人類の運命は,国際秘密力の暗躍に動かされている点多く,
我らの敵国米英も,この国際秘密力に左右されているのである。
我らがこの国際秘密力と国際秘密結社フリーメイソンリー(以下,フリーメイソン結社とすることがある)の全貌をはっきり認識することは,
敵国の動きと敵国の目標を知ることである。
言い換えると,我らが取るべき道を知ることである。
敵国米英が国際秘密力に左右されていることが分かった時,次に我らとして是非心得ておくべきことは,
日本人も長い間,米英の――即ちユダヤの――生活様式と思想とを採り入れることを文明の最大要件としてきたことである。
我らの考え方と生活とがユダヤなるものに征服されていた事実を我らは否むことができないのである。
我らの頭と生活とが敵の背後の力に征服されたままで,
我らは敵と相対したとすれば完全に戦い抜くことができるだろうか?
これは疑わしいのである。
本小冊子が解説せんとするところのものは,国際秘密力ユダヤと国際秘密結社フリーメイソンリーとである。
昭和18年1月15日より東京・銀座の松屋の楼上で開催される毎日新聞社主催の『国際秘密力とフリーメイソン展覧会』は,
特に○○方面にあったフリーメイソンリーの実物見本,ユダヤに関する各種の写真,参考品等の陳列をする点で,
一般の啓蒙のために意義深き催しである。
国際秘密力に関する認識のますます深まりゆくことを喜ばしく感ずる次第である。
今次の戦は虚偽と真実との戦いだ。
今次の大戦は国家の生存を危うくする外来悪思想を打倒し,本来の日本に帰するための戦いである。
外来悪思想とは何か?
――ユダヤ唯物思想である。
ユダヤ問題とは何ぞや。
即ちユダヤ民族の行動の根拠をなす思想は,ユダヤ教(注,旧約聖書の五書(創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記)と律法(タルムード)※1)であり,
それは,他民族国家を窮乏と破壊に導いて,ユダヤ民族の支配下に隷属せしめんとするにあるのであって,
その思想と工作が,他民族国家の生存と全く相反する立場に立つところの深刻にして複雑な問題なのである。
今次の大東亜戦(1941/12/8-1945/8/15)は欧州大戦(1939/9/1-1945/5/8)とともに,我が枢軸の打倒目的が米英その他反枢軸の連合国たるは,言を俟たない。
しかしながら戦争勃発の真因は,明らかに米英の真の主人公にして且つ世界に不抜の勢力を張る国際ユダヤ力(注,ユダヤ金権力※2とそれに追従する勢力をいう)の陰謀と策動によるものであって,
この消息を無視してこの戦争を解釈することは許されないのである。
-----
※1. 正確には,五書も律法であり,タルムードはもう1つの律法(口伝律法)とされるようです。
※2. ユダヤ金権力という表現ですと,通常イメージし難いものだと思われますが,金融を中心としたユダヤの財閥のことです。
日本にあっても大東亜戦争が終結するまで,日本の財閥が政治に少なからず影響力があったことを考慮しますと,
国際ユダヤ財閥が米欧を支配しているといったことを理解しやすいものと思えます。
ただ,国際ユダヤ財閥による諸各国の支配といいますのは,政治・産業・社会等の要所要所に浸透させた[i] 秘密結社(イルミナティやフリーメイソン)のメンバーなり,[ii] 秘密結社の配下にあるカルトや慈善団体,その他の組織・団体のメンバーなりを通して行われるものであり,
より巧妙で,より支配力が強いというわけです。
国際ユダヤ財閥の元といいますのは,宮廷ユダヤとして,欧州諸各国の国王に対して金を融通していたユダヤのことです。
例えば,ドイツのフランクフルトでロスチャイルド家を創設したマイヤー・アムシェル・ロートシルト(1744-1812)といいますのは,
1757年~1763年頃,ハノーファーにあったオッペンハイマー銀行(Bankhaus Oppenheim)で,ヤコブ・ヴォルフ・オッペンハイム(Jacob Wolf Oppenheim)に雇われ,丁稚奉公したようです。
オッペンハイマー家にしましても,ロスチャイルド家にしましても,彼らの祖先といいますのは,宮廷ユダヤに区分されるようです。
またこれらドイツでのこととは別に,イギリスには,古く,リンカーンのアーロン(1125-1186)というユダヤ金融家がいて巨万の富を築いていたようです。
リバァリ・カンパニー(Livery company)といいますのは,ロンドンに古くからあったギルドのことですが,
特にゴールドスミス組合(Worshipful Company of Goldsmiths)といったものが,1327年に設立されていたようです。
またイングランド銀行の創設は1694年のことであり,こちらは,実質的にはオランダ系ユダヤ人らによるものだとも聞きます。
英国王室は,借りた戦費を清算するために,イングランド銀行の創設を認めざるを得なかったようです。
つまり,私が何を言いたいのかといいますと,
日本の一般の人々からしますと,容易には理解し難いところですが,
ユダヤの財閥というのが,中世,ロスチャイルドなりアメリカそのものなりが出現する以前から,
金権によって欧州諸各国を支配するか,欧州諸各国に対して大きな影響を及ぼしてきたように見受けられるということです。
更に,それら国際ユダヤ財閥をリーダーとしフリーメイソンを手先とする欧州支配層(具体的には300人委員会など)といいますのが,現在まで,国際秩序(又は世界秩序)の一極化を進めてきたというわけです。
ついでながら明確にしますと,私は,まだ今のところ厳密にそういったことというのを証明することはできませんが,次のように考えています。
諸各国の人々といいますのは,先ずは次のようなことといいますのを充分に把握しなければ,欧州支配層により日々刻々強化されて行く支配から逃れることはできません。
-----
国際ユダヤ指導層をリーダーとしメイソン勢を手先とする欧州支配層は,
一応,民主主義国と称される諸各国での人々の支配(可能な限り全体主義的な統制を及ぼすもの)ということに,主として次の[i]~[iv]の系統を用いている。
即ち,[i] 中央銀行制度(通貨発行・金融統制)による金融上の支配の系統と,
[ii] 資本制(株式会社制度)による労働の場・労働の成果の支配の系統と,
[iii] 民主政(政府・国会・裁判所からなる統治機構及び普通選挙)による法上の支配の系統と,
[iv] マスメディア・出版・学校教育・大学(特に文系学部)による情報統制・思想統制の系統とをである。
日本では,米英両国が現在,米英と同化せざる国際的異民族たるユダヤ民族によって支配されている複合性を納得しない人が多い。
したがってルーズベルト(1882/1/30-1945/4/12,米国大統領在任期間: 1933/3/4-1945/4/12)や,
チャーチル(1874/11/30-1965/1/24,英国首相在任期間: 1940/5/10-1945/7/26,1951/10/26-1955/4/5)がユダヤ金権力の傀儡(パペット)たることがどうしても認識されないのである。
その故に今次の大戦は,ユダヤ金権力が独伊を打倒するのみならず,米英をも解体してユダヤの世界支配を実現せんとしている陰謀が分からないのである。
(ユダヤ力は)昨今枢軸打倒のために米英その他の輿国(よこく? 「多数の国々」ということ?)の人的物的資材の消耗と犠牲を強要する裏で,
それらの国々に共産革命化工作を展開している姿を熟視すれば理解することなのである。
即ちユダヤ力は今日,枢軸の敵なるのみならず,米英ソ連その他連合国の敵でもあるのである。
この世界の敵たることを認識するところに,ここに初めてユダヤ民族の懐抱する願望が世界各民族国家の生存に対する根本的な相克性を発見するのである。
時局の運行を熟視すると,まさしく,今次大戦は,
従来世界を動かせるユダヤ的唯物思想とユダヤ的形式秩序を払拭して,日本の皇道に基づく新秩序以外に,
世界の安定が招来されないことを物語っているのである。
ここにおいて,その転換性を知悉する上からも,
また現に推移しつつある戦局における反枢軸陣営の行動を考察する上からも,
ユダヤ問題の正しい研究は,刻下の日本に課せられた最も重要な問題と思惟するのである。
我が国際政経学会は,昭和11年2月の創立にかかり,
『国際秘密力の研究』を刊行すること6回,その間,大小幾種の冊子を頒布したのであるが,
時局の要請に基づき,一昨年5月『猶太研究』を月間とし,
更に今日まで20数回の研究講演会を開催し,各地に支部を設置し,本問題に関する真摯なる研究と啓蒙運動並びに対策の樹立に微力を致しつつあるも,
我が国朝野の認識は,今なお甚しく乏しきを嘆ぜざるを得ないのである。
我らは時局下ますます本問題の研究を急務とし,我が国有識憂国の士の来たって本問題に対する当学会の趣旨を了解して入会せられんことを願うものである。
東京市麹町区内幸町幸ビル
国際政経学会
理事長 赤池濃(1879/1/27-1945/9/10)
顧問 四王天延孝(1879/9/2-1962/8/8)
常任理事 増田正雄
-----
※1. 原文は,片仮名交じり文ですが,余りに読み辛いので平仮名交じり文にしています。
第1条 本会は国際政経学会と称し,
ユダヤ問題及び国際秘密力に関する研究並びに調査をなし,その結果を発表するを目的とす。
第2条 本会は前条の目的を達するため,左の事業を行う。
一 国内及び海外における事情の研究,調査並びに連絡
二 調査資料の出版並びに頒布
三 研究会及び講演会の開催
四 その他右に関する必要事項
第3条 本会に左の役員を置く。
一 顧問 若干名
二 理事長 1名
三 常務理事 1名
四 理事 若干名
五 評議員 若干名
六 幹事 若干名
七 嘱託 若干名
第4条 顧問・理事・評議員は,会員総会において推薦し,
理事長・常務理事は,理事会の互選とす。
第5条 理事長及び常務理事は,本会を代表し常務全般を処理す。
顧問は,重要なる会務に関し,理事長その他役員の諮問に応ず。
理事は,理事長・常務理事を助け,
評議員は,重要会務を審議し,
幹事は,常務理事を助け,実務に従事す。
第6条 幹事及び嘱託の任免は,理事長・常務理事協議の上これを行う。
第7条 本会は左の会員をもって組織す。
一 通常会員は,本会の趣旨に賛し,年額金12円を拠出する者
二 賛助会員は,本会の事業を助けるため,年額金50円以上を拠出する者
第8条 本会は東京に本部を置き,必要に応じ内外各地に支部を置く。
第9条 本会経費は,前記会費及び援助金その他の収入をもってこれに満つ。
(会員には毎月,雑誌『猶太研究』及び研究講演会がある。)
……………………………………………切り取り線…………………………………………………
(東東105)
国際政経学会 通常会員・賛助会員 申込書
一金
昭和 年度分
今回,貴学会の趣旨に賛し申し込みます。
昭和 年 月 日
住所
氏名
国際政経学会御中
-----
はしがき
標語
国際政経学会趣意書(要約) (我が国唯一のユダヤ問題研究機関)
国際政経学会会則
目次
第1章 唯物思想について
第2章 ユダヤ教
第3章 ユダヤ教の教義
第4章 ユダヤ問題とは何ぞや
第5章 ユダヤの両建て政策
第6章 ユダヤ人の手法
第7章 金権掌握
第8章 言論・宣伝・出版界への進出
第9章 新聞の商業化
第10章 新聞の買収
第11章 虚報の勝利
第12章 政治家を利用す
第13章 宮廷ユダヤ戦術
第14章 米大統領の背後の力
第15章 革命鼓吹と戦争誘発
第16章 講和会議の利用
第17章 各種の破壊工作
第18章 ユダヤ国家とその政府としての秘密機関
第19章 カバル(Cabale又はKabbalah)
第20章 世界ユダヤ同盟
第21章 フリーメイソンリー秘密結社
第22章 フリーメイソン結社の陰謀
第23章 フリーメイソン結社の指導勢力
第24章 ブナイブリス結社
第25章 ユダヤ人の活動計画
第26章 プロトコルの沿革
第27章 プロトコルの真銘
第28章 ユダヤの東洋政策
第29章 ユダヤの対日工作
第1節 ロシアの東漸政策の裏面
第2節 日露戦争(1904/2-1905/9)の開始
第3節 満鉄奪取の陰謀
第4節 明治40年(1907年)
第5節 明治42年(1909年)
第6節 満州鉄道中立案
第7節 大正2年(1913年)
第8節 張学良(1901-2001)の陰にはユダヤ人
第9節 郭松齢(1883-1925)の事件
第10節 長春会談(1922/9/4-25)
第11節 ヨッフェ(1883-1927)の来朝と共産党
第12節 米英国の背後のユダ人は支那を狙う
第13節 遂に国際連盟(1920-1946)脱退(1933/3/27)
第14節 ユダヤ財閥の支那投資
第15節 満州事変(1931/9/18-1932/2/18)
第16節 リットン報告(1932/10/2公表)
第17節 支那事変(1937/7/7-1945/8/15)
第18節 支那幣制改革
第19節 西安事件(1936/12/12-12/26)
第20節 支那事変(1937/7/7-1945/8/15)の勃発
第21節 欧州大戦(1939/9/1-1945/5/8)
第22節 大東亜戦(1941/12/8-1945/8/15)の勃発
第30章 結語
唯物論とは,存在するものは全て物質であるとし,
物質の弁証法的発展に従って,自然・社会・思惟等一切が形成されるという説である。
即ち,物質が宇宙の現象を,また人の心を支配するという思想である。
心が全てを支配するのではなく,我々の心も脳髄という物質に支配され,また外界の物質的条件に支配されるというのである。
ユダヤ人マルクス(1818-1883)の共産主義の哲学的基礎となったのは,この唯物論であり,
社会・経済・政治その他一切に関するマルクス主義を形成する方法論である。
唯物的世界観もここから出発するのである。
唯物的世界観というのは,この世界がバラバラな互いに何の連絡もない物質の偶然的集合によって成り立っている存在であって,
そこに我々を進歩に導いていく一糸乱れぬ目的意志とか統一的知性とかを認めない世界観である。
それ故に,この世界に生存する人間も要するに,偶然に生まれて偶然に色々な事件に出会し,苦しみ悩み,
そしてまた偶然に破壊されて,何の意味もなく滅んでいくと考えるのである。
この見方によると,人生に意義などなく,日本人としての意義などもなく,意義ある生活などいうものもなくなるのである。
かくして,生きる希望がなくなり,生きるにしても無目的な,生き甲斐のない,暗中模索的な生活となってくるのである。
個人主義とか,自暴自棄的なデカダン生活はここから生まれるのである。
日本人は本来唯物主義でなく,物心一如に立つ。
もっと掘り下げてみると,日本人の見方は完全な唯神論である。
日本人は神一元の実在を信じているのである。
この意味から,神そのものは自由自在で物質的不自由性はなく,その神のみが実在であるなら,
唯物論者の説とは反対に,物質はないと言わなければならない。
現れる物質なるものを否定した上で,その奥なる実在である神を肯定するのが,「神の国」日本の人々の信仰である。
唯物論は日本では,外国よりの輸入物であり,それは日本を破壊せんとするユダヤの計画した陰謀である。
だから哲学でも,政治学でも,経済学でも,唯物論に立脚する限り,ユダヤ的なもので,
全て日本国民の知性を低下せしめ,日本国体を破綻に瀕せしめようとしているのである。
実例を挙げれば,我々の眼前に幾多の生きた事件があるが,
限定された頁で枚挙することは不可能であるから,本会(国際政経学会)発行の『猶太研究』に譲ることにする。
日本神国の国体明徴のためにも,我らは唯物主義を脱却しなければならない。
物の世界を一度は我らの心で否定し更に神一元の実在を観じた上で,
我らは天孫降臨の神聖さを知り,日本国体の尊厳を認識すべきである。
ユダヤ民族の2千数百年にわたる破壊工作は何を目的としているのてあるか?
これに対する答えは簡単である。
それは,「ユダヤ人の世界支配」である。
昔,彼らの祖先モーゼは,シナイ山で愛と正義との約束の十戒を神より受けた。
それは次のものである。
-----
一,唯一の神エホバの外の神を崇拝すべからず。
二※1,聖日を記憶せよ。
三※2,6日間働け。
四※3,7日目の聖日は安め。
神は6日を費やして世界の万物を造り,7日目に休み給えり。
五,殺すなかれ。
六,盗むなかれ。
七,虚言するなかれ。
八,汝の父と母とを尊敬せよ。
九,他の物を欲するなかれ。
十,姦するなかれ。
-----
※1~3. 本来のモーゼの十戒では,二~四は1つの戒律と扱われていて,
他に,「偶像を作ってはならないこと」と,「神の名を乱りに唱えてはならないこと」とが含まれているはずです。
-----
出エジプト記第20章第1節~第17節
20:1 神はこのすべての言葉を語って言われた。
20:2 「わたしはあなたの神,主であって,あなたをエジプトの地,奴隷の家から導き出した者である。
20:3 あなたはわたしのほかに,なにものをも神としてはならない。
20:4 あなたは自分のために,刻んだ像を造ってはならない。
上は天にあるもの,下は地にあるもの,また地の下の水のなかにあるものの,どんな形をも造ってはならない。
20:5 それにひれ伏してはならない。
それに仕えてはならない。
あなたの神,主であるわたしは,ねたむ神であるから,わたしを憎むものは,父の罪を子に報いて,三四代に及ぼし,
20:6 わたしを愛し,わたしの戒めを守るものには,恵みを施して,千代に至るであろう。
20:7 あなたは,あなたの神,主の名を,みだりに唱えてはならない。
主は,み名をみだりに唱えるものを,罰しないでは置かないであろう。
20:8 安息日を覚えて,これを聖とせよ。
20:9 六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。
20:10 七日目はあなたの神,主の安息であるから,なんのわざをもしてはならない。
あなたもあなたのむすこ,娘,しもべ,はしため,家畜,またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。
20:11 主は六日のうちに,天と地と海と,その中のすべてのものを造って,七日目に休まれたからである。
それで主は安息日を祝福して聖とされた。
20:12 あなたの父と母を敬え。
これは,あなたの神,主が賜わる地で,あなたが長く生きるためである。
20:13 あなたは殺してはならない。
20:14 あなたは姦淫してはならない。
20:15 あなたは盗んではならない。
20:16 あなたは隣人について,偽証してはならない。
20:17 あなたは隣人の家をむさぼってはならない。
隣人の妻,しもべ,はしため,牛,ろば,またすべて隣人のものをむさぼってはならない」。
申命記第5章第5節~第21節
5:5 その時,わたしは主とあなたがたとの間に立って主の言葉をあなたがたに伝えた。
あなたがたは火のゆえに恐れて山に登ることができなかったからである。
主は言われた,
5:6『わたしはあなたの神,主であって,あなたをエジプトの地,奴隷の家から導き出した者である。
5:7 あなたはわたしのほかに何ものをも神としてはならない。
5:8 あなたは自分のために刻んだ像を造ってはならない。
上は天にあるもの,下は地にあるもの,また地の下の水の中にあるものの,どのような形をも造ってはならない。
5:9 それを拝んではならない。
またそれに仕えてはならない。
あなたの神,主であるわたしは,ねたむ神であるから,わたしを憎むものには,父の罪を子に報いて三,四代に及ぼし,
5:10 わたしを愛し,わたしの戒めを守る者には恵みを施して千代に至るであろう。
5:11 あなたの神,主の名をみだりに唱えてはならない。
主はその名をみだりに唱える者を罰しないではおかないであろう。
5:12 安息日を守ってこれを聖とし,あなたの神,主があなたに命じられたようにせよ。
5:13 六日のあいだ働いて,あなたのすべてのわざをしなければならない。
5:14 七日目はあなたの神,主の安息であるから,なんのわざをもしてはならない。
あなたも,あなたのむすこ,娘,しもべ,はしため,牛,ろば,もろもろの家畜も,あなたの門のうちにおる他国の人も同じである。
こうしてあなたのしもべ,はしためを,あなたと同じように休ませなければならない。
5:15 あなたはかつてエジプトの地で奴隷であったが,あなたの神,主が強い手と,伸ばした腕とをもって,そこからあなたを導き出されたことを覚えなければならない。
それゆえ,あなたの神,主は安息日を守ることを命じられるのである。
5:16 あなたの神,主が命じられたように,あなたの父と母とを敬え。
あなたの神,主が賜わる地で,あなたが長く命を保ち,さいわいを得ることのできるためである。
5:17 あなたは殺してはならない。
5:18 あなたは姦淫してはならない。
5:19 あなたは盗んではならない。
5:20 あなたは隣人について偽証してはならない。
5:21 あなたは隣人の妻をむさぼってはならない。
また隣人の家,畑,しもべ,はしため,牛,ろば,またすべて隣人のものをほしがってはならない』。
モーゼの十戒は以上の如きものであったが,
彼の子孫ユダヤ人は今日,モーゼの十戒の教えるところを遵守しているであろうか?
もし十戒が教えるところをそのまま彼らが行うならば,
ユダヤ人の問題は,現在我らの前に表れている姿で存在はしないはずである。
彼らには,彼らの生活・政治・経済の指導原理たるユダヤ教の教義を示すタルムード(経典)がある。
これは,他民族に対する憎悪・残虐・略奪等あらゆる害悪を教えるものということができる。
我らは,ユダヤ人の各種の活動を研究するに当たって,タルムードとユダヤ教とを研究しなければならない。
我らは,ユダヤ人の罪悪が如何にして生じたか,
また彼らの悪徳が人種的特性の中に如何なる地位を占めるか,
何がユダヤ人をして,各国において反逆を敢えてせしめ,他民族に対して永遠の闘争を続けるに至らしめたか,
を知らなければならない。
ユダヤの宗教を知ることによって,我らは,彼らが2千数百年の久しきにわたり続けてきた世界的陰謀について理解する鍵を握ることになるのである。
タルムードは,ユダヤ人が如何に非ユダヤ人を憎悪の的にしているかを示し,
また,これは,ユダヤは神より生まれたが,その他の民族は悪魔から生まれた,という彼らの信念を吐露しているのである。
タルムードは次の如き言葉に満たされている。
-----
「ユダヤ人のみが人間と呼ばれるのであって,非ユダヤ人は人間とは呼ばれず,動物と呼ばれる。」
「神より生まれ出た者はユダヤ人のみであって,ユダヤ人以外の民族は悪魔の子である。」
「人間が動物よりも高等であるように,ユダヤ人は人間よりも高等である。
もしこの世にユダヤ人がいなかったならば,如何なる幸福も,輝く太陽も,風雨もなく,また人類も到底生存することはできないのである。」
「エホバは非ユダヤ人を憎み給うほど,ロバや犬を憎み給わない。」
「非ユダヤ人の財産を管理することはユダヤ人の権利である。
また非ユダヤ人を殺生する権利を持っている。」
「非ユダヤ人は姦淫によって生まれたものであり,皆,キリストの弟子であるから,彼らは殺されるべきである。」
「互いに愛せよ。
略奪を愛せよ。
放縦を愛せよ。
そうして汝の主人を憎み,決して真理を語るなかれ。」
「密告者は,如何なる場所において殺害するも差し支えなし。」
「戦争に行く時には先頭に立たず,最後に行け。
これ,最初に帰還し得んがためなり。
時が微笑する者に結び付くべし。
団体が長を選ぶ場合には,うじ虫※1にて一杯になった袋を背負ったものを選べ。
そして彼が命令に従順でなくなる時には,直ちに『背中を見よ』と言え。」
-----
※1. 興味深い記述なので軽く確認してみたのですが,うじ虫ではなく,爬虫類(reptiles)かも知れません。
勿論,タルムードの記述を英訳本の中で追うことには限界があるもので,
また,私のほうで確認した英訳本こそが,より柔らかい表現へと改竄されている可能性があるのですが,
タルムードの英訳本の1つには,次の記述が認められます。
-----
A man must not be made the head of a congregation
unless he has a whole heap of reptiles (family disgraces) at his back,
in order that, if he should become haughty, people should be able to say to him:
Look around, behind your back.
(The Babylonian Talmud in 20 Volumes
Edited and Translated by Michael Rodkinson (1845-1904)
and later edited by Dr Isaac Wise (1819-1900)
Kindle版 1479/5202頁)
ユダヤ問題とは何ぞや。
即ち,ユダヤ民族の行動の根拠をなす思想は,他民族国家を解体せしめてユダヤ民族の支配下に隷属せしめんとするにあるのであって,
その思想と工作が他民族国家の生存と全く相反する立場に立つところの深刻にして複雑な問題なのである。
この民族は,自ら国土を持たずして(イスラエル独立宣言は,1948/5/14のこと),世界各国を宿借国として,
その国籍は持つも,絶対的に不同化主義を原則として同族の結束と相互扶助の下に世界横断的な民族国家を組織せる国際的な存在であって,
したがって国土なく武器なきこの民族の懐抱する世界支配に対する手段は,
世界各国家に「金」を中心として動く国家機構を採用させ,
そうして自らは世界団結の力を活用して,金権を握り,
他民族を金権の下に叩頭させるにあるのであるが,
実はこの金権支配の組織は,他民族国家を窮乏させるところに狙いがあるのであって,
そこに生ずる無産大衆に対して,これに革命理論を与えて動員し,労働団体を組織してそれにこの大衆の力を結集させてその支配実権を獲得し,
金権支配と革命支配の元綱を握り,更に国際的秘密結社フリーメイソン結社を活用し,
その表裏の作用(金権支配と革命支配)によって他民族国家を窮乏と破壊の下に解体させてユダヤ支配の下に置かんとするのである。
米国の自動車王ヘンリー・フォード(1863/7/30-1947/4/7)は,
「ユダヤ問題とは,財政及び商工業の支配,政権の壟断,あらゆる生活必需品の独占,及び,言論機関を意のままに操縦することを指すのであるが,
それよりも問題の核心は,全アメリカ人の死活に関するところにある。」と,
その著『国際ユダヤ人』の中で述べているが※1,
この全アメリカ人の死活という言葉が,全世界の各民族国家の死活をも意味していることは,
この著書全編の内容が訴えているところである。
フォードはこのユダヤ人の独占支配作用に対して,
「彼らは,富(資本)の集積そのものが必らずしも目的ではなく,実に世界支配を目指しているのである」といい,
その世界支配なるものは,「全世界の非ユダヤ人の国家をことごとく破壊する」ところに建設されるものであって,
現にその過程にあることを幾多の事実の上から論じているのである。
そうしてその他民族国家破壊の手段として,国際的資本主義とともに国際的共産主義が同じくユダヤ民族によって表裏に活用されている姿を具体的に述べて曰く,
「何ぴとといえども至る所,社会的及び経済的に破壊作用を営む分子が,ユダヤ人の関係によって指導されており,
且つユダヤ人から資金が貢がれていることを敢えて否定する者はあるまい」
と極めて大胆率直に論断しているのである。
-----
※1. 確かに,フォード氏の『国際ユダヤ人』の序文中に次の通り記述されています。
-----
Not only does the Jewish Question touch those matters that are of common knowledge,
such as financial and commercial control,
usurpation of political power,
monopoly of necessities, and
autocratic direction of the very news that the American people read;
but it reaches into cultural regions and so touches the very heart of American life.
今次の欧州大戦開始後フランスがもろくもドイツの電撃の下に潰え去って,
その廃墟の中から立ち上がったペタン政権(1940/7/11-1944/7/7)の樹立の日,即ち1940年7月11日ペタン(1856-1951)は何といったか?
曰く「フランスを堕落させて惨敗させたものは,フランス人の勤労を食い物とした国際的資本主義と国際的社会主義(共産主義)であった。
この両者は表面互いに抗争の風を装いながら,裏面において相提携していたのである」と悲痛な言を吐いている。
この両者がユダヤ力の支配範疇のものたることはいうまでもないが,
第1次世界大戦(1914/7/28-1918/11/11)において惨敗したドイツの識者が戦後の敗因研究から発見したものは,
同じくユダヤ力によって動かされた資本主義と共産主義の併用によるドイツ破壊工作であったのである。
このようにユダヤ問題,即ちユダヤ民族の世界支配に対する思想や行動が,
ユダヤ以外の各民族国家の生存とは根本的に相反する存在であることは明瞭に実証されるのであって,
この点についてユダヤは従来,彼らの独占する言論機関によって,或いは否定し或いは歪曲し或いは隠蔽し来たったのであるが,
時には堂々とそれを告白する者もいるのである。
例えばユダヤ人著述家ルネ・グロース(René Groos(1898-1972))曰く,
「あらゆる国民と国家に対するユダヤ人の陰謀がある。
それは,ユダヤ人の策動による革命とユダヤ財閥の資本的強圧という二重の攻撃である。」
またユダヤの民族運動たるシオン団(シオニズム?)の統率者たるワイズマン(1874-1952)が,
1921年9月,カールスパートで開かれたシオニストの首脳者会議で,
「近き将来においてユダヤ民族の運動は,世界における最大の問題として取り扱われるであろう。
なぜならば,ユダヤ民族運動の勢力は世界を統一して人類支配権を確保するか,
或いはまた反対に全世界を攪乱して社会を微塵に破壊するか,
いずれにしても世界の人類社会を根本的に転換させる一大勢力であるからである。」といっている。
このようにこの民族は,世界支配権を獲得するか或いは世界を破壊するかの2筋道を往来しているが,
しかし不可思議な現象は,彼らが世界流浪2000年の今日までの歴史においては,
ほとんど他民族国家の破壊に成功した事実のみで,
彼らの理想とする世界支配の実現は,なかなか困難な課題として彼らの前途に横たわっているのである。
時には支配実権が握られた如き時もあるが,
そういう時には必ず他民族の復讐が起こって国外追放をされたり,虐殺されたりしている。
米国のウィリアム・ハミルトン(?) の研究によれば,
西紀20年から1745年までに,この民族の国外追放51回,虐殺13回を挙げている。
それにもかかわらず欧米の他民族もまた,ユダヤ民族に不断に復讐されて,
興亡常なき原因は果たしてどこにありや,といえば,
1つはユダヤ問題の真相が,彼らの巧妙な偽装作用によって不明であったことにもよるが,
それよりもユダヤ工作なるものが,人間の持つ自己本位の利欲性を利用して,それを根幹とした社会に世界人を立たしめ,
世界人もまた,それが真の社会と誤認させられたところに最大原因があるのである。
そしてユダヤは,裏で金権の元綱を握って世界を金で動く組織にして,これを支配してきたのである。
世界をして自己本位と唯物思想に立たしめたことは即ち,
人間を神から切り離して地上に落とすことに成功したことを意味するのである。
換言すれは,天理自然の法則に立つことを捨てさせて,非自然の人為的に置いたのである。
人間が唯物的な立場に立てば,ひたすら金銭と利欲を負うことになる結果は,
道義が利害によって歪曲されることとなり,
更に事物に対する観察においては,
ユダヤ人が独占する言論機関から与える理論(ユダヤは物の動きに対して必ず理論と法則を与える)と,
現象(ユダヤの言論戦術は,捏造・歪曲・解説・打診・両建て・予告,の交互の作用をなす)によって,
一切を判断することとなる。
その結果は国家が疲弊と弱体に陥り,そして他民族の困窮する後ろで,ユダヤは冷たい悪魔的な笑いを浮かべているのである。
ユダヤ問題の本質はほぼかくの如し。
世界人はこの迷夢より速やかに醒めて,改めて天理自然の道に帰らねばならぬ。
ユダヤの世界征服手段にも,一定の癖がある。
彼らの癖は,いわゆる両建て主義である。
反対と賛成と,否定と肯定と,親善と排斥との両建て主義の実行によって,巧みに耳目を欺き敵の裏をかくという特殊な型を用いているのである。
彼らはかくして資本主義と革命主義とを両建て的に実行することができる。
彼らは守るべき祖国を持たない。
その祖国を持たないということが,このような両建て主義の実行を大いに可能ならしめている。
彼らの生活は単に他国を利用するにあったのだから,
彼らのいわゆる自国も,本質的には他国に外ならないというのであるから,
彼らの責任をその国に感じないのである。
責任を感じないから,その両建てが自由にこなせるのである。
彼らは国を失ってから2000年も流浪しながら,今なお著しい特色を保つことができているというのは,
その宗教関係を離れていえば,その守るべき国を持たないということ,それ自身が彼らをして,現にあるが如くにあらしめている,ということができるのである。
彼らにしてもし国家を造っていたならば,彼らの国家がその滅亡前の歴史において甚だ悲惨なものであったと同様に,
必ずやその悲惨を繰り返しているのであろうと想像できる。
彼らの両建て主義は,彼らの勢力をして今日の如く増大ならしめることに,少なからず与かっているが,
彼らにして,もし名実ともに責任の地位を占めることになったならば,
彼らは,その得意の両建て主義を従前の如く実行して,従前の通りに効果を収めることができないはずである。
例えば国際連盟は,ユダヤ人の利益のためにユダヤ人が中心となって,全世界の政治を操って造り上げたものである。
その連盟の正体がこの如く暴露されてからというものは,如何に両建て主義の手腕家といえども,施す術がないのである。
ユダヤ人は,その得意の両建て主義の使い分けによってどんな風なやり方をするかというと,
これにも一定の癖がある。
彼らは,その倒そうとする,破ろうとする,弱めようとする国々に対しては,
その国々の事情に応じてその国々の内部に,分裂を導き,不和を起こし,喧嘩を発生させることを目的として直接若しくは間接に働き掛けるのである。
敢えて働き掛けないまでも,思想の動きを,この如き方向に導くのである。
その機会は幾らでもある。
或いは社会の上流と下層とを背反させる,政府と民間とを対立させる,資本と労働とを反目させる,という風に,
思想を一方的に傾かせることを主とするのである。
いわゆる和をもって尊しとなす,人生は調和である,最後は和合である,
この最後の和合を無視して争闘のための争闘を鼓吹して,思想を偏向させることは,ユダヤ得意の手段である。
ユダヤは,陰になり日向になって,常に一方的宣伝に力点を置いている。
例えば自由主義といい,統制主義というが如きは,即ちそれである。
人生の真の必要は,その自由と統制との適度な調和にあったのであって,
その一方的偏向にあるのではないのであるが,
それでは話が弾まない,人間の好奇心に投じない。
人間は或る場合には,極端を喜ぶものであり,誇張を好むものであり,
例えば一方に偏向した経済上の労働価値説のようなものを鹿爪らしく説き立てると,
自然と争論がわいて一種の人気を呼ぶに至ることもある。
ユダヤの宣伝法はいつもこの流儀であり,
その流儀によって,例えば反宗教とか唯物論とかいうような極端な一方的宣伝を色々手を替えて行っている。
ユダヤ人の手法は,幾つかに分けて説明することができる。
ユダヤ人はその狙った国々に対して,それぞれその国の事情に応じて国内不和の原因を探し出すか,或いはその種まきなどをして,
次第にこれを増長させ,その内部の分裂の機会を自然に若しくは不自然に誘導することを,ほとんど定まった型のように採用していたのであるが,
彼ら自身の力の淵源は,何であるかというと,――金力である。
彼らは力の信者である。
とりわけ金力の信者である。
ユダヤ人と金力との関係は取り立てて言うまでもなく,一般に知られているが,
彼らが世界最大の金力を擁するに至ったことは,一面においては固より彼らの成功であり,
他の一面において彼らの失敗の原因も,どうやらここに横たわっているように想像することができる。
ユダヤの金権主義は,或る意味において彼らの宗教に根差すものであり,
他の意味において歴史関係の影響である。
彼らは,彼ら自身が全世界の金銀財宝の主人公となれるように,彼らの偽りの神に祈りを捧げてきたのも事実であるが,
彼らが歴史的に久しい間,金銀貨幣の売買も(「も」でなく,「と」?),高利貸しの営業だけにその活動を制限されていたのも,事実である。
彼らはこうして,経済活動の新しき或る形態の率先者となることもできたのである。
彼らは世界金融事業(国際金融事業?)の先達であり,覇者であり,無類の成功者である。
彼らはこの如く,つとに金権を狙っているのであり,そして成功しているのである。
しかしながら金権が彼らを苦しめてもいるのである。
次には言論機関である。
金力によって言論界に進出するとともに,言論機関によって更に金力の延長を図るという相互関係は,
ユダヤの努力を加速度的に増大しているのである。
近代ユダヤ運動の先達がその仲間を激励した有名な言葉として伝えられているものにいう。
――お前どもは,何事を蝶々と語り合っているのだ,
お前どもは全世界の新聞を手に入れてしまうまでは,決して気の利いたことができないのだ,
これを手に入れてしまえば,一切の計画は自然に実行が出来るということを断じて忘れるべきではないと。
ヨセフ・エベルレ(Joseph Eberle,1884-1947)の『大勢力の新聞紙』("Großmacht Presse" [1912])は,
新聞と資本主義の関係を論じ,新聞とユダヤ人との関係を説いた有名な述作であるが,
如何にユダヤ人が新聞に勢力を張り,
その新聞を,如何に彼ら自身の目的のために,特殊な運動を進めるために活用しているかということを100頁からにわたって開明している。
彼らは,彼らの手に入れた新聞そのものの営業化によって,如何に自由主義・社会主義を鼓吹し,いわゆる現状打破の叫びを機会ある毎に宣伝して,
白を黒に,円を方に,善を悪に,物質を精神の上にという風に,価値の転倒を試みて,
時代思想の混乱を志している彼らは西洋の社会において,
その大敵としてのキリスト教と教会とを破壊するために,この新聞の勢力を最も猛烈に利用しているのである。
新聞は,時代の思想を左右することができる。
人間の名誉を支配することができる。
経済的には投機を自由に動揺させることができる。
新聞紙の効力を自覚したユダヤ人は,新聞と不可分の関係にある通信機関,通信機関と密接な交通機関,その他各種の宣伝・出版機関,映画劇場等々を隈なく支配することを企てたのは,
毫も不可思議がないのである。
今日は,或る意味において新聞の時代である。
世界の形勢を知り,国内の事情に通じ,人気の変動を認め,自己の突発を悟り,或るものを感じ,他のことを心得,なすべきとなさざるべきとの限界を常識的に判断する仲立ちをするものは,
実に新聞紙である。
新聞には多くの弱点があり,不備があり,甚だしき危険をも伴っているが,
新聞そのものは既に近代生活の一部をなしているのであるから,
現代人は最早,新聞を離れて生活することができないのである。
現代人は,新聞が何かの機会に一斉に休刊となったときには,一種の暗黒を感ずる。
この意味において,新聞は社会の光であるということもできるのである。
世界の征服を志しているユダヤ人が,この新聞の時代において,新聞の征服に狙いを定めて,着々と効果を収めているのだから,
この新聞に関係したほとんど一切の事業においても,同様に効果を収めているのは,怪しむに足らないのである。
新聞を完全に支配しているということは,
独り積極的に宣伝上の効果を期待するに足るというだけでなく,
消極的に或ること,或る者,或る人を任意に否定し,故意に歪曲し,平然として黙殺することもできるのである。
換言すれば,新聞※1の支配は,一種の活殺自在の権力を産生させるのである。
-----
※1. 勿論,現在にあっては,新聞は斜陽産業となっているようであり,
新聞以外のマスメディアやインターネットメディアへと,国際ユダヤ・メイソン勢の支配の手が伸びていて,
新聞に替わるそれらのメディアによって,人々に対する誘導・扇動・洗脳が試みられているということです。
一部の人々といいますのは,そのことに気づき,
とはいえ,大勢といいますのはまだ,そのことに気づいていないように見受けられます。
それは,日本の大方の人々といいますのが,国際ユダヤ・メイソン勢による世界政府構想・人口削減計画といったものに気づいてないからこそ,
人工にせパンデミックを口実とした毒にせワクチンの半強制接種に抵抗することがなかったように見えるからです。
新聞の商業化という現象は,ユダヤ人の仕事として18世紀の末から19世紀の初頭にかけて始まって来た(新聞の歴史はもっと古いのでは? 新聞の大衆化が進んだのがその頃ということ?)のであるが,
その結果として新聞は二重の役目を演ずることになり,
精神的・政治的要素であると同時に,一種の商品と化したのであるが,
この事情は,新聞をして諸国民を結合する力としての位置から転落させ,人類の災厄物にまで下落させるに至ったのである。
近代新聞の動向を規定するのは,報道と広告との2つである。
そしてこの2つの入口から,かの恐るべきユダヤ及びフリーメイソンの秘密力が,「言論の自由」なる仮面を被って侵入しきたり,
世界新聞界をば,今日の如き精神的並びに道徳的危機に追い込むに至ったのである。
前世紀の中葉において広告税と公用広告機関が撤廃された結果として,ほとんど全ての国において政治新聞に広告を載せ得るようになったし,
したがって国民の商業的関心と精神的・政治的要求とを新聞によって結合しようという傾向が著しくなってきた。
また広告依頼者の信用を得るために読者層を増大しようとしてあらゆる手段が講ぜられ,
新聞の購読料は印刷代以下に引き下げられるに至った。
1836年7月1日に仏人ジラルダン(Émile de Girardin,1802-1881)は,「ラ・プレス」紙(1836-)を発刊したが,
その購読料はその当時の相場の半値であった。
では,かくして出てくる欠損が如何にして埋められるかというのは,それは,広告を増やす他に道はないのである。
ジェームス・ゴルドン・ベネット(1795-1872)は,1835年に米国において「ニューヨーク・ヘラルド」紙(1835-1924)を創刊したが,
彼はそれをただの1セントで売った。
しかし実際には,1部3セント乃至4セントかかっていたのである。
英国では1855年に,新聞税と広告税との撤廃後のこと,ヨーゼフ・モーゼス・レヴィ(1812-1888)が最初の「1ペニー新聞」たるロンドン「デーリー・テレグラフ」を発刊したが,
他方,ウィーン市でも既に1848年に,アウグスト・ツァング(1807-1888)が「ディ・プレッセ」紙(1848-)を発刊して,
ジラルダンの例にならって相場の半値で売った。
以後,新聞の読者は印刷用紙代だけでも支払っていないことになり,
したがって文字通りの不払所得して贈られる通信や報道の部分は,
ユダヤ人が,新聞を支えてくれるのでなければ,広告代によって経済的に補填される外に道はないのであった。
かくて遂には,色々な方面から買収の可能性が生じてきたが,
これは,かの国際ユダヤ人及びその支配下にあるフリーメイソン結社にとっては,誠にお誂え向きの活躍舞台であった。
ユダヤ人の破壊力が新聞に侵入した第2の門は,近代の通信機関(ニュース・エージェンシーのこと) の発展である。
新聞が資本主義に従属するに至ったがために,世論もまた,金力で動かされ得るものとなり,
通信組織は濫用されて,新聞のデマ記事が国民生活の中に食い入るようになった。
現代における世界通信網の歴史をたどってみる時,我々は驚くべき連絡と組織とに当面するのである。
現代の新聞通信機関の起源は,かのユダヤ人の取引所であるから,
現代の組織化された虚報通達による新聞の悪用というものは全て,ユダヤ人の商売根性の発現したものである。
現代の通信組織は,自分に都合のよい通知によって競争者や顧客から出来るだけ物質的な利益を搾取しようとする商業本位のユダヤ人の手に握られている実験台である。
その好例を挙げれば,ロンドンのユダヤ人ネイサン・ロスチャイルド(1777-1836)のあの歴史的な「ワーテルロー(1815/6/18)の勝利」である。
彼は正に,現代新聞虚報の父である。
彼の父でフランクフルトにいたマイヤー・アムシェル・ロートシルト(1744-1812)もまた相当の腕前があったらしく,
郵便局を買収して取引上の敵の手紙を密かに手に入れ,それを儲け仕事に利用したそうであるから,
その息子ネイサンのやり方はつまり,父親のやり方を現代化したに過ぎないとも言えないことはない。
とに角,ネイサンは伝書鳩郵便を使ったり,船長や旅行者を手数料で買収して色々な報道を集めるのに役立てた。
そしてこの世界中から集まった報知を勝手に利用したり,秘密にしたり,ほのめかしたりして,
とに角,彼の取引事業に都合よいように細工したのであった。
彼の「ワーテルローの勝利」もまた,その一例であった。
彼は逸早く誰も知らぬうちに,ワーテルローの決戦の結果を知っていて,ちょうどロンドンでは未だ一般に半信半疑でいたのを奇貨として,
英国及びプロイセン(1701-1918)がナポレオン(1769-1821,皇帝在位: 1804/5/18-1814/4/11,1815/3/20-6/22)に敗戦したとの虚報を伝えた。
相場はガタガタ落ちた。
ネイサン・ロスチャイルドは仲買人を使って出来るだけ株を買い込ませたので,
ワーテルロー戦勝の正しい報知がロンドンに到着した時には,彼はもう巨大な金を儲けていたのであった。
ユダヤ的・資本主義的貪欲に奉仕する新聞虚報は,
世界通信網を握っている政治的電線工夫の手にかかるとたちまち諸国民の平和を脅かすものに化する。
最近100年間にわたって戦時・平時共に世界通信界を牛耳っているヨーロッパの通信社はほとんど皆,ユダヤ人の創立である。
先ず大きいところでアヴァス通信社(1835-1944,のちにAFP通信と広告会社アヴァスとに分割)は1832年にルイ・アヴァス(1783-1858)の創立にかかるが,
その父はポルトガルからフランスに移住した人(ユダヤ人)である。
彼は1832年にドイツ系ユダヤ人ベルンシュタインの「色刷通信」紙を買い取って(Bureau Bornsteïnを買い取る?),
これを改組した。
彼には,2人の共働者ベルンハルト・ヴォルフ(1811-1879)とヨザファト・ペール(イスラエル・ビール・ヨサファト(?),1816-1899)とがいたが,
この両ユダヤ人は1848年にアヴァス社を去って,ヴォルフのほうはベルリンに自分の通信社(ヴォルフ通信社,1849-1934,ナチス・ドイツの国営通信社DNBに吸収)を開き,
カッセル出のユダヤ僧の子なるペールのほうは50年代に英国に渡り,ロイター(1851-)と改称し英国の大通信社となった。
このユダヤ系通信社は数10年以来,全欧州新聞通信界を支配しているのみではなくて,ほとんど全世界の報道陣を占領している。
ドイツも戦前においては,言うまでもなくこの3社独占からほとんど逃れることができず,
ドイツ系の通信社が僅かに北方諸国を通信でつないでいる間に,アヴァスやロイターは全世界を分割して支配していたのであった。
第3には,政治家の利用である。
如何にユダヤ人が金権を擁し,言論機関支配し,通信・宣伝・出版等々の実力を固めていても,
ユダヤ人だけの実力と努力とだけで,天下を事実上動かすことは,なかなか出来ないのである。
ここにおいてや,彼らは政治家を利用することを工夫した。
そうであるならば,その政治家をどうして利用するや。
好んでユダヤ人に利用されるような間の抜けた政治家は,そんなにいるものではないのだから,
それには自ら別種の手段が必要になるのである。
ユダヤ人は,政治家の弱点をつかんでその弱点を利用するのである。
その弱点といえども,既に暴露されたものは用をなさないのであるから,
彼らはその手の中の新聞・通信等の方法によって,政治家の弱点を確かめると同時に,
その政治家のためにこれを掩蔽して,恩を売るのである。
この手段によって,物になりそうな政治家が,ユダヤの網にかかってしまった後には,
彼らは盛んにその政治家を持ち上げて,世間に宣伝をして,権力を握らせることを目論むのである。
政治家の弱点も,2つの線を沿って現れている。
この弱点は弱点であるが,
その性質は,人間の弱点というものは概括して,金の関係と女の関係との2つとするものであるが,
欧米を通じて必ずしも同一ではなく,
欧州大陸においては,金の関係が主になり,
米国では反対に,女の関係が主になるという。
欧州では女のことは米国の如く厳重ではないから,金の問題が中心になり,
米国では何ぴとも金が中心となっており,且つ女の権力の強い社会であるから,自然に女の関係が問題となるのだということである。
かくして欧州政治家は,金の関係からユダヤ人に弱点を握られ,
米国の政治家は,多くは女の問題で同様なことになったのだといわれている。
ここに明確に断定的に申し上げることのできる1件は,
欧州の大政治家には,ほとんど例外なしにユダヤ人の秘書若しくは秘書官が付いているということである。
政治家は金の入用なものである。
その金を供給するものは,ユダヤの富豪であり財閥であるが,
その代わりその政治家には,必ずユダヤ側から秘書若しくは秘書官が付くことになって※1,
政治上・財政上の機密が当然に,一番先にユダヤ側に利用され得ることとなるのである。
鉄血宰相と謳われたビスマルク(1815-1898,帝国宰相在任期間: 1871-1890)にさえ,ユダヤ人の秘書が左右を離れなかった事実を見れば,
この点には,最早問題がないのである。
ロイド・ジョージ(1863/1/17-1945/3/26,首相在任期間: 1916-1922)が如何にして,
かの大戦当時に大英帝国(1707(?)-1945(?))の大宰相となるを得たのであるか,
講和会議(パリ講和会議,1919/1/18-1920/1/21)を終わると同時に,ほとんど立ち消えに近いような政治的存在となるものであるか。
ウィルソン(1856-1924,大統領在任期間: 1913/3/4-1921/3/4)もその通り,その性格から,その閲歴事業からして,
到底一学究に過ぎなかったはずの彼が,如何ににわかに米国上下の人気を一身に集めて,一時的に世界の大立者となるを得たのであるか。
曰く,民族自決(14か条のうちの第5条・第10条~第13条)。
曰く,14か条(1918/1/8)。
曰く,賠償・併合。
曰く,国際連盟。
曰く,パレスチナのユダヤ建国。
ユダヤ人に利用されるだけ利用され尽くした後,単に人気のがた落ちを演ずるに過ぎなかった彼の政治家行動の裏に,
如何にユダヤの勢力が猛烈に動いていたかの事実は,
今日では,まだ欧米政界の裏を読むことのできる人々に対してのみ辛うじて語り得る主題である。
-----
※1. 主には自民党(1955-)またその他の政党の議員に,統一教会(韓国: 1954-,日本: 1964-)等から送り込まれた秘書が付けられているというのは,
欧州の政治家に,国際ユダヤ富豪なりや国際ユダヤ財閥なりから秘書・秘書官が送り込まれるのと同じようなことだったのだと,
今更ながら認識を新たにするところです。
つまり,議員らの飼い主のほうから議員らに対して,秘書のことを含め何かの支援が与えられる代わりに,
議員らは飼い主に対して,何かの秘密というのを持ち得ないということです。
小池都知事(1952/7/15-,都知事在任期間: 2016/7/31-)のところへも,国際ユダヤ ジョージ・ソロス(1930-)から,ソロスに忠実な秘書が送り込まれていて,
小池と,その飼い主のソロスとの間の関係というのも,そのようなものであることが疑われるところです。
小池が初当選する2016/7/31投開票の都知事選の半年ほど前となる2016/1/30に,小池自身のFBアカウントから投稿されたソロスとのツーショット写真
⇒ https://www.facebook.com/yuriko.koike.96/photos/a.318435371674674/459714564213420/
/ https://tinyurl.com/48mxkphr
自動車王ヘンリー・フォード(1863/7/30-1947/4/7)は言った。
-----
「ユダヤ人が全力を注ぐのは,国王及び貴族等の信用を得て,これをもって政界の実権を握ることである。
たとい大衆がユダヤ人に対して反感を抱くことがあっても,
国王とその周囲がユダヤ人の味方である間は,ユダヤ人は何らの痛痒も感じないのである。」
-----
ユダヤ人は常に各国の政界の奥深く,出来れば国王にまで近づこうとするのである。
ヴィルヘルム2世皇帝(1859/1/27-1941/6/4,プロイセン皇帝在位: 1888/6/15-1918/11/9)に対するバリンの関係を説明することによって,
ユダヤが如何にして宮廷に潜入するかの一端を知ることができる。
バリン(Albert Ballin,1857/8/15-1918/11/9)は,ハンブルク・アメリカ汽船会社(1847-1970)の社長であったが,
カイゼルに目を付けられ,ドイツ海運界発展のために顧問となった。
こうしてカイゼルとバリンとの関係は密接となり,
皇太子ですら普通電話で対談されるのに,バリンには皇帝と直通電話で連絡していたほどで,
バリンの意見は即ち皇帝の政策として実行された。
バリンの意見は常にユダヤの利益を代表していた。
このバリンと同時に,ドイツ電気事業界の大立者で純猶(純ユダヤ人(?))のラテナウ(1867-1922)も皇帝を懐柔していた一人である。
驚くべきことは,今日の米国はルーズベルト(1882/1/30-1945/4/12,米国大統領在任期間: 1933/3/4-1945/4/12)の就任以来,世論の形成に対しユダヤ勢力の加わったことである。
即ち各省及び各官庁には至る所,ユダヤ人によって強力に代表されている多くの情報部及び宣伝部があり,
特に,また大部分ユダヤ人からなっているルーズベルトのいわゆるブレイン・トラストがある。
それ故にルーズベルトの政策は事実において,米国民の利益のためでなくして,ユダヤ人の世界的地位の躍進にある。
米国の参戦(1941/12/7の日本軍による真珠湾攻撃が契機となり,翌日12/8に日本に対して宣戦布告)以来,この全発展は著しく速いテンポで現れてきた。
今やルーズベルトは欲するままに進むことができる。
彼は既に,以前から実行しようとしていた米国民に対する統御力を持ったし,
また彼のユダヤ人に牛耳られている政府機関が著しく目立ってきた。
国会議員ハミルトン・フィッシュ(1888-1991,米国下院議員在任期間: 1920/11/2-1945/1/3)は,
ブレイン・トラスト員レイモンド・モーリー教授(1886-1975),ガイ・タグウェル教授(1891-1979),モルデカイ・エゼキエル教授(1899-1974),ウィリアム・ブリット(1891-1967)等の連絡について発表した。
タグウェル教授は,社会主義者スチュアート・チェイス(1888-1985)と共産主義者ロバート・ダン(1895-1977)等と協同して,『第2回10年計画下のソ連』を出版したことがあり,
これら3人の学者は密接な関係を保っているのである。
タグウェルの親友である社会主義者のスチュアート・チェイスは,『新規蒔き直し(ニュー・ディール)』(初版1932年)の著者であって,
米国のソ連化を企画しているのである。
タグウェルはかつて社会主義者の仲間として訓練されたことがあり,
コロンビア大学の経済学の教授として,また社会党の機関誌『新共和』の寄稿家として素晴らしい活躍を続けてきたのである。
彼は社会主義の著書を書き,共産主義の計画に協力を続けており,
米国民も露国民も両者の性格に相違はなく,米国においてもソ連におけると同様に革命が実行できるという意見を持っていたのである。
ブレイン・トラスト員として次の重要人物はレイモンド・モーリー教授である。
同じくコロンビア大学に講座を持っており,
ブレイン・トラスト員としては,大統領ルーズベルトの腰巾着として常に彼の側近にいるのである。
即ち,彼はタグウェルの右腕として,タグウェルの意図を受けてルーズベルトを動かしているのである。
米国農業大臣顧問モルデカイ・エゼキエル教授はタグウェルの影として,
農業問題・農村問題については,彼はユダヤの計画を代表するもので,米国の農業政策は全くユダヤの利益によって進められているのである。
国務卿の補佐として就任したウィリアム・ブリットは,レイモンド・モーリー教授の最も親密なる友人であり,
共産主義者リンカーン・ステフェンス(1866-1936)の同志として長年月をソ連で送り,
レーニン(1870-1924),チチェーリン(1872-1936),リトヴィノフ(1876-1951)とも交渉があったのである。
ブリットは1933年,米国初代の駐ソ大使に任命されたが,
彼の腰巾着として彼に影の如く副っているのが,共産党員のリンカーン・ステフェンスである。
ステフェンスは先に1917年のロシア革命(1917/3/8-1923/6/16)の時代には,
レーニンとトロツキー(1879-1940)その他の革命指導者とともに赤露に渡り,活躍したのである。
当時,彼ら革命指導者が赤露に入るに当たり,英米の政府はこれを援助したものである。
また現に,有力なる革命指導者ステフェンスは,米国ブレイン・トラスト員ブリットとともに欧州にあり,
欧州と米国との間の工作に従事しているのである。
私はこのように見てきて,決して米国とソ連との間に国境を設けて考えないのである。
その地底政府を考えた時,米国とソ連とは1つの国家と見るべきである。
ユダヤ人は現在の米国を共産・社会主義国に変形させることに確信を持っている。
〇その他のユダヤ的人物で,ルーズベルトのブレイン・トラストとして活躍中の者
(主なる人物のみ,全部ユダヤ人)
-----
ヘンリー・モーゲンソー(1891-1967)(大蔵大臣)
バーナード・バルーク(1870-1965)(戦時中の米国経済界の帝王・兵器王)
バール(Adolf A. Berle,1895-1971)(経済学専門家(弁護士,法学者,外交官))
ジェッセ・イシドー・ストラウス(1872-1936)(駐仏米大使)
モルデカイ・エゼキエル(1899-1974)(農相の経済顧問)
ローズ・シュナイダーマン(1882-1972)(NRAの女顧問)
ジェームズ・P・ウォーバーグ(1896-1969)(大蔵省顧問)
アイサドー・ルービン(1896-1978)(商業省弁護士(労働省労働統計局長では?))
デビッド・E・リリエンタール(1899-1981)(土木省主席弁護士)
-----
〇ブレイン・トラスト員以外のユダヤ人にて実際にルーズベルトを動かしつつある人物
-----
スティーブン・ワイズ(1874-1949)(ニューヨーク市のユダヤ教法師)
フィオレロ・ラガーディア(1882-1947)(ニューヨーク市長)
ハーバート・レーマン(1878-1963)(前ニューヨーク州知事)
ルビック(Felix Frankfurter (1882-1965)?)(最高裁判事)
ブランダイス(1856-1941)(同)
フェリックス・ウォーバーグ(1871-1937)(金融家)
-----
英国のチャーチル政府(第1次内閣: 1940/5/10-1945/5/23)も同じく,ユダヤ秘密力に取り巻かれているのであるが,
紙面の都合で割愛した。
『国際秘密力の研究』及び『猶太研究』を参照されたい。
革命と戦争とを最高度に利用した者はユダヤ人であるが,
ユダヤ人が西ヨーロッパの社会において法律上対等の権利を獲得する機運に恵まれたのは,
フランス革命(1789/5/5-1799/11/9)の結果である。
即ち,フランスにおいては,その革命とともに解放され,
ドイツその他においては,48年の革命(1848/2-1849/7)によって解決されている。
法律上の対等から社会上の対等へは一歩の差だ。
ユダヤ財閥の成功者はフランス革命以後,先ずオーストリアにおいて貴族に列せられ,
次いで英国においても同様に,栄爵を授けられ議員になり,大学教授となり大都市の市長に占拠されるという風に着々と勢力を得たのである。
欧州大戦(第1次欧州大戦(1914-1918)(?))の結果としては,彼らが2000年来の熱望であったユダヤ国を新たに建立する機会を得たというので,
全世界の黄金の保有量の約8割までその金庫に貯蔵してしまった。
彼らはいつも,戦争の結果として丸々と肥え太っているのである。
彼らは精神的に守護すべき国家を持たないのであるから,
如何なる戦争の場合でも,自由に大胆に巧みに禁制品(麻薬,わいせつ文書など)を扱うことができるのであり,
禁制品の売買によって目玉の飛び出るような暴利をむさぼることができるのである。
戦後は更に彼らのために好個の機運が自然に動いてくる。
各国ともに戦後には,復興事業が盛んになるから,同時に各国とも国庫が窮乏を告げているから,
国債の発行によって,即ちその割引と価格のつり上げによって,巨利を博することができる。
戦争は必然的に物価の変動を誘起し,通貨の膨張を発生し,物資の動きに激変を見せるものである。
この場合において,常に最も有利な地位に立つ者はユダヤ人であり,
その国際的活動においてほとんど独占的な勢力を振るう者もまたユダヤ人である。
ユダヤ人はこの如く常に戦争と革命とによって高踏的に発展を遂げているのであるから,
ユダヤ人が常に革命的であり戦争挑発的であるのも,彼らから見ればやむを得ざる筋書きであるかも知れない。
彼らは人間活動のほとんど如何なる分野においても,革命的であって革命を熱心に鼓吹している。
その革命の如何なる種類であるかを問わず,その革命の成功と(失敗と(?))に拘らず,
革命の鼓吹によって生活上・思想上の動揺は常に,彼らを利益しているのである。
彼らはある場合には革命のために,革命の宣伝のためにその工作のために,相当に思い切った財力を投ずるが,
その革命運動の影響として現実に発生した現実の動揺によって,彼ら自身の利益するものに比べると,
この財力を投じたことなどは全く問題とならない。
例えば,ユダヤ人が黒幕として若しくは表面の主役として動いているソ連の革命工作の跡について見ると,
ソ連は20年間に,主としてその革命主義の鼓吹によって現に完全に,外蒙と新彊とを併せて支那を日本に噛み合わせることに成功したのである。
ユダヤ人の革命鼓吹と戦争挑発との性質の如何なるものであるかは,これをもっても容易に類推することができるのである。
革命と戦争とを常に利用することを怠らないユダヤ人は,同様に講和会議を利用してユダヤ人の便宜を図ることを決して忘れないのである。
近代欧州の歴史においてユダヤ人が如何に巧妙に講和会議を利用して成果を収めているかの実例は,暫くこれを第2として,
現代の日本人にとって最も適正な山東還付の外交史の裏からの事実をここに挙げたいのである。
日本の山東占有は大戦当時の英仏政府の保障によって完全に或いは秘密に裏書されていたのであるが,
ワシントン会議(1921/11/12-1922/2/6)の結果,日本は無理やりにこの山東の還付を実行させられたのである
(山東懸案解決に関する条約(署名: 1922/2/4,発効: 1922/6/2))。
その還付の理論的根拠は何であるかというと,それは支那の参戦である。
支那が正式に大戦に参加したという事実である。
その大戦に支那が正式に参加したということによって,支那における対独戦争の勝利品は理論上支那に帰すべきであるという理論が根底をなして,
日本は山東放棄を余儀なくされたのである。
もし支那にして欧州大戦に参加することにならなかったならば,この如き理屈は固より立たないのであるから,
山東の運命と形勢とは大いに今日と異なっていたであろうという想像が付く。
そうであるならば,支那の参戦は如何なる経路によって事実となったかと研究を進めてみると,
この参戦は支那の記録では,梁啓超(1873-1929)がその主張者となっているし,
米国の記録ではウィルソン(1856-1924,大統領在任期間: 1913/3/4-1921/3/4)が支那政府へ勧誘したものとなっている。
そこでユダヤ人が出てくるのである。
当時の大統領ウィルソンの取り巻きは,現大統領ルーズベルトの取り巻きと同様にユダヤ人であり,
当時の支那政府の外交顧問もまたユダヤ人であり,
(即ち(?),)支那の外交主役顧維鈞(1888-1985)の顧問はユダヤ人のポール・ラインシュ(1869-1923,山東協定に強く反対)であり,
王正廷(1882-1961)自身は有名な秘密結社マソン団(筆者は,メイソン結社のうち,特に大陸メイソン結社を意識した(?))の正団員だというのだから※1,
そのユダヤ関係は問題となるのである。
ユダヤ人の講和会議利用は全く伝統的なものである。
「戦争は,その参加の時よりも,講和の際に特別に注意せよ。
戦争の真の勝敗は講和会議において決定されるものなり」
といういわゆるユダヤ学の奥義書『タルムード』の教訓は,ユダヤ人のつとに銘記しているところであり,
ユダヤ人は機会のある毎に,これを実行しているのである。
(別の)一例をいえば,クリミア戦争(1853-1856)とイタリア参加との関係である。
当時,カブール(1810-1861,その当時,サルデーニャ王国(1297-1861)の首相)はイタリア独立のために焦っていたが,
その秘書のユダヤ人の意見に従って英仏連合軍に参加することとなり,
講和会議を利用するとともに,時の大勢力者ナポレオン3世(1808-1873)の援助の下に,遂にそのイタリア独立の偉業(1815-1871)を成就することになったという事績がある。
-----
※1. 王正廷は,パリ講和会議(1919/1/18-1920/1/21)に,孫文(1866-1925)・革命派側の護法軍政府代表として,北京政府代表の陸徴祥・顧維鈞らとともに参加し,
また1922/12/11-1923/1/4には,北京政府(1913-1928)の暫定首相でした。
1907-1911,キリスト教会の支援を受けての米国ミシガン大学・イェール大学等での留学経験があり,
この際,Phi Beta Kappaという友愛団体の会員に選出されたたようです。
ユダヤ人の世界征服はその金権優越を基本の条件とするものであるから,
金力以上の制裁力はこれを根絶する必要があり,これを根絶するには思想力を利用する必要があり,
その思想力の利用のために彼らは,社会主義,無政府主義及び共産主義を縦横無尽に宣伝しているのである。
彼らの人生観は,人間性の悪である。
少なくとも人間の悪を仮定して,その上に一切の工作を進めているのである。
彼らは大多数の人間は,馬鹿なもの,愚鈍なもの,劣等なもの,野卑なもの,
容易に堕落するもの,無造作に手玉に取ることのできるもの,
利をもって誘い,力をもって脅し,欺くに道をもってしたならば,或る程度までどうにでもなるもの(君子可欺以其方),であるというのが,
異民族に対する彼らの思想の根底をなしているようである。
彼らはこのようにして,人間の性的堕落に導くような映画を自由に作ることができるのである。
知らず覚えずの間に子女を不幸に陥れることのできるような,例えばブルム(1872-1950)の『幸福なる結婚』("Du mariage" [1907]のこと(?))のようなものを公にすることができるのである。
信仰上・国家上・家族上の権威の失墜を狙って自由主義を宣伝し,唯物論を鼓吹することができるのである。
一切の堕落促進の手段,主客転位,価値転倒の説を恣に主張することができるのである。
その破壊工作の最も有力な最も緊密な最も徹底した全世界的組織としての秘密結社のマソン団(メイソン結社,2ブルム氏がフランス人だからか,ここでもフランス語読み)が,
ユダヤ支配の下に如何に活躍しているかの話は,こと余りに重大であり,内容が甚だ複雑であるため,
遺憾ながら,ここにこれを記すことをやめる。
ユダヤ民族の生存することを疑う者は恐らくいない。
しかし,ユダヤ国の存在することを考え得る人は,多くはあるまい。
その政府の存在に至っては,幾人の想像に上り得るであろうか?
このことについて,『ユダヤは民族か国家か?』を著した元フラン・マッソン結社員コパン・アルバンセリー(アルバン・セリーともされている?)は次のように言っている。
-----
「ユダヤ民族といえども他の民族と同じように,自然の法則の外にあるものでない。
民族として種族として,生存するためには戦わなければならない。
もし彼らが離散して以来,戦うことがなかったとすれば,昔のアッシリア人,古代ローマ人,メディア人(Medes),古代ギリシャ人等が現在生き残っていないように,
ユダヤ人も生き残っていないはずである。
ユダヤ民族は生き残った。
それ故にユダヤ民族は戦って来,また現在も未来も戦わなければならないという事実が窺われる。」
-----
彼はまたいう。
-----
「この論拠から,ユダヤ民族が政府を持っているということを想像するに難くない。
なんとなればいかな団体も,その団体員相互の了解と協力とがなくても,共同の目的のために進むことはできないから。
また権力の必要もあるから。
ユダヤ民族は政府を持っている。
その故に,ユダヤ民族とユダヤ教とが存在するばかりでなく,ユダヤ国が存在する。
民族離散以前の如く,現にユダヤ国が存在する。
一般がユダヤ政府の存在を知らないのは事実である。
一般が知らなくとも,ユダヤ政府が存在することもまた事実である。」
-----
そうであるならば,ユダヤ政府は如何なるかたちで存在し,如何なる機関によって活動するか,
コパン・アルバンセリーの言によれば,
「この見えざる政府が存続し活動するには,秘密結社を利用すれば,それでよい」と。
ユダヤ民族が一種の組織を持っていることについては,一般には疑問とされている。
なぜなら,ユダヤ人以外の者にとっては,詳細に踏査してその秘密の細大を漏らさず暴露することは,ほとんど不可能であるから。
しかしユダヤ民族の表面的活動と,彼ら同族間に流布する機関的出版物の自白とによって漸次明るみに出される秘密的組織の存在は否むことはできない。
ユダヤ人の団体がユダヤ民衆を謳って運動を起こすのを観察するときに,
その運動の迅速なること,その団結性の強靭なること等によって,
ユダヤ民族が一の国家をなし彼らの強固なる組織によって固く団結していることが分かる。
また恐るべき力によって活動する中央指導力の存在も窺われるのである。
ドレフュス事件に対する彼ら同族の団結,パレスチナ祖国建設に対する強い憧憬,大戦後に行われたユダヤ人の米国移民等も,
これをよく観察する者にとっては,ユダヤ民族の団結に関する印象を深めるものがあろう。
次に列挙する数個のユダヤ団体は全て秘密に組織され秘密に活動しているが,
その内情は各種の文献によって,或いは熱心なる研究者によって,多少明らかにされた。
-----
カバル
世界ユダヤ同盟(1860-)(フランス)
ポアレ・シオン
ブナイ・ブリス(1843-)(米国)
ユダヤ人代議士会(1760-)(英国)
ユダヤ植民協会(1891-)(ロンドン)
ユダヤ民族覚醒会(1863-1926か1929)(ペトログラード)
-----
右の団体の陰に更に,秘密な会がないだろうか。
それについてはわれわれは知ることが難しい。
『革命の秘密力』を著したレオン・ド・ポンサンは言う。
-----
「以上の団体(彼は最初の4つのみを挙げている)の内部を捜索してみたなら,必ず有益な発見があるに違いない。
しかし,いずれの国の政府も,思い切ってそれを実行しようとしたことがない。」
-----
ユダヤ人結社の中で最も古く最も重要なるは,カバルである。
紀元135年ユダヤ民族は四散した。
しかしユダヤ民族の政府たるカバル(Cabale又はKabbalah)は瓦解することなく,新しく発生した事態に基礎を置いて存続した。
ユダヤ人の行くところにはユダヤ組合の指導によって特殊部落(ゲットー)が設けられ,
そのところに住むユダヤ人は,タルムードの掟に従って生活するのである。
ユダヤ人の集合したところでは代表者を選び,ユダヤ教法師とシナゴーグ(教会)を持ち,
小さいながらもカバルを作るのである。
カバルは各々,目的を異にしているが,
数個のカバルが,従属している中央機関の目的によって統一されることになっているのである。
ユダヤ民族が遵奉する規準はタルムードである。
タルムードの教えるところを要約したのはシュルハン・アルーフ(更にその要約(?)がKitzur Shulchan Aruch)である。
ユダヤ人はこれらを聖典と呼んでいる。
カバルの活動はいわゆる聖典の適用にある。
この聖典の命ずるところをユダヤ人に日々実行させるためには,
ユダヤ民族の間に執行権と司法権とを司る権力を持つ機関が必要である。
この機関がカバルと称される。
カバルはユダヤ人代表の集まりであり,その発生は太古に遡る。
モーゼ(BC16世紀又はBC13世紀頃に活躍と推測される)の民主政治の時代にも,カバルは既に勢力があった。
後にキリスト(BC c. 6~4 - AD c. 30~33)の時代に至りカバルは,「ユダヤ人生活の中心」となった。
この時代に,サンヘドリン(ユダヤ議会)の形式で――即ち国家の事務,
宗教的・司法的な事務のみでなく,立法的・行政的事務をも取り扱ったのはカバルであった。
ユダヤ民族の四散にも拘らずカバルは権力も勢力も失うことはなかった。
古い伝統によって作られたおかげで力は保存された。
しかしこの時以来,カバルは明るみで行動することをやめ,全てはゲットーの内だけで実行された。
ユダヤの政府たるカバルは,如何なる時にも,重要な地位にある非ユダヤ人を利用することを忘れない。
多数のユダヤ的団体は,ユダヤ人が代表者として牛耳っている他の会合を合併して,自らを強固にすることに努める。
ユダヤ人の支配権を拡張するためと,ユダヤ人全体の利益を図るために,カバルは間諜組織の発達と完成を期している。
世界ユダヤ同盟については次の諸説を列記しよう。
-----
「世界ユダヤ同盟は1860年にクレミュー(1796-1880,創設者が何人かいるうちの1人(?))によって創立された。
プートミの説によれば,この同盟は,全世界のマッソン(フリーメイソン)の代表を集め,マッソン式の組織及びシオニストの組織をもって,
国際的勢力を持つマッソン会議となった。」
「この同盟の事業的成功は,この同盟が支弁する多額の資金に負うところが大きい。
資金は富裕なる加盟社の負担するもので,
バルカン鉄道の建設者として有名なユダヤ人男爵モリス・イルシュ(Maurice de Hirsch,1831-1896)に負うところが大きい。」
「世界ユダヤ同盟は全世界に勢力を張っている。
長い間の不屈の隠忍をもってユダヤ民族が求めてきた理想の実現としての国際連盟(1920-1946)は,
主としてユダヤ同盟のおかげをもって完成された。
1864年にこの同盟の機関誌アルシーブ・イスラエリット(1864年3月号)は,
各国の紛争を,ユダヤ人による最高法廷によって処理することを希望するという盟員レビィ・ビンの記事を発表した。」
「漸次,個人的復讐は影を消し,私刑を行うことは禁じられ,訴訟によって判決が下されるようになるならば,
新しく最高法廷が創設され,国家的不平・国家間の紛争等も最後にはこの法廷で処理され,
この法廷の発言が法律として認められることが当然であり,必要であり,また重要である。
この法廷の発言は,ヘブライの長子の口をもって発せられる神の声である。
これの前には全ての国民,即ち世界の全人類,我らの兄弟,我らの友,我らの家来が,尊敬をもってひざまずくのである。
フリーメイソン結社は各国の習俗により,各時代の傾向に従い,一定の形式を備えてはいない。
原則として博愛的(博愛的は誤りで,友愛的)・人道的・進歩的な外観を備えている。
結社はその秘密の教理をもって現社会を覆さんとするものである。
世界中の結社は,各国別々に独立した行政機構を有し,
国内においては,同一組織による組合若干がある。
各組合は,毎年選挙される役員の指揮により行動する。
中央役員の会議は,毎年2回開催され,
この会議において33人が3年間の任期で顧問に選挙される。
階級制度の厳格はフリーメイソン結社の特色であり,
第1階級より最高第33階級までの段階は判然とつけられている※1。
第1階級より第3階級までの結社員は,脱退の可能もあるが,
第4階級以上に進級した者は,結社の秘密を知悉せるものとして,脱会は許されないのである。
結社の秘密が保たれるために,下級結社員は上級結社員の部屋を覗くことは厳禁されている。
結社の秘密は,階級制度の厳格性により完全に保持されている(compartmentalism)。
-----
※1. 「第1階級から最高第33階級までの段階」というのは,スコットランド儀礼によるものと思われます。
その第1階級から第32階級までの階級につきましては,次の(1)の文献で解説されています。
(1) Albert Pike (1809-1891), "Morals and Dogma of the Ancient and Accepted Scottish Rite of Freemasonry" [1905 (初版1871)]
⇒ https://archive.org/details/moralsdogmaofanc00pikeiala/page/n3/mode/2up
/ http://bit.ly/3u4ih2v
また,1738年のメイソン憲章というのが次の(2)の文献に記されているようです。
(2) James Anderson (c. 1690-1739), "Anderson's Constitutions of 1738"
⇒ https://www.amazon.com/dp/1169303315/
/ http://amzn.to/3plqJXx
(⇒ https://www.quatuorcoronati.com/wp-content/uploads/2016/12/QCA_VOL-7-compressed.pdf
/ https://tinyurl.com/3dvh8xrv )
つまり,外部の者からしますと,メイソン結社というのは,概ね,そういった(1)(2)の文献にある方針で運営されているように見えるということです。
一※1,革命
二※2,政治経済界の攪乱
三※3,戦争の陰謀
四※4,暗殺
-----
※1~4. こういったメイソン結社による国際陰謀の顕現といいますのは,例えば,次の(1)(2)の文献で解説されています。
政治家らの多くや,ジャーナリストその他のマスメディアの関係者,御用学者らのといいますのは,国際ユダヤ財閥・メイソン勢の配下にあるため,
国際陰謀の存在を否定するものです。
つまり,国際陰謀の存在を全否定する人物らといいますのは,
[i] 国際ユダヤ財閥・メイソン勢の配下にある者か,[ii] 単にお頭の弱い者かのいずれかです。
(1) フリードリヒ・ヴィヒトル (1872-1921) 著 東亜社編纂部訳 『フリーメイソンと世界革命』 [1924(初版1923)]
⇒ https://docs.google.com/document/d/13MHkgZNy4mBLJAjK5LH0kp1gX3VSNALK/edit?usp=sharing&ouid=101459707451073275716&rtpof=true&sd=true
/ http://bit.ly/3DU8zqq
(原著: Weltfreimaurerei - Weltrevolution - Weltrepublik [1921]
⇒ https://archive.org/details/WeltfreimaurereiWeltrevolutionWeltrepublik/page/n9/mode/2up
/ https://bit.ly/3SO0Kql )
(2) William Guy Carr (1895-1959), "Pawns in the Game" [1955]
⇒ https://archive.org/details/foia_Carr_William_Guy-Pawns_in_Game-HQ-1/page/n3
/ http://bit.ly/2TwGorZ
(William Guy Carr 著,みっきー・ざ・みらくる 訳,『チェス盤上のポーン 第1巻』(全3巻) [作成中]
⇒ https://docs.google.com/document/d/1MMoN8ADKJ_2tP02MAwcxNsr6olgel0Rm/edit?usp=sharing&ouid=101459707451073275716&rtpof=true&sd=true
/ https://bit.ly/3QmmxWB )
聡明な読者の方々は,本書の最初からここまで読んでこられるとお気づきになっているかと思われますが,
要するに,次のことがいえるのです。
-----
世界秩序の形成ということについていうと,国際ユダヤ財閥勢というのは,
[i] 一方で,遅くともイギリス革命が始まって以降の諸各国での戦争や革命というのを,リーダーを背後から支援するというかたちで進め,諸各国での伝統的統治を破壊しつつ,
[ii] 他方で,国際連盟なり国際連合なりによって,戦争や革命をなくすためには,国際的取極が重視されるといったことを諸各国の人々へと吹き込み,
それら[i][ii]によって,世界新秩序の構築――即ち,世界秩序の一極化(世界政府の樹立)――に邁進してきたのである。
-----
更に,なぜ私が,現・岸田政権なり,その後も継続されるであろう自公-メイソン勢政権なりを速やかに崩壊させるべきと考えているかといいますと,
国際陰謀について日本の政権の絡みで次のことがいえるからです。
-----
(1) 国際ユダヤ財閥勢は,ここ数十年来以上,諸各国での人々の円滑な支配に向けて,根幹となる国際陰謀として世界政府構想・人口削減計画
――つまり,世界支配を円滑に行うには,世界人口を10億人前後に減らす必要があるということ――の実行を企んできたものであり,
今般の第3次世界大戦極東戦線開戦及び毒にせワクチン強制接種の兆候というのは,その彼らの世界政府構想・人口削減計画を具現化していくものである。
(2) 現・岸田政権は,いびつなユダヤびいき姿勢で,日本の中共やロシアとの間での対立・分断を煽りつつ,国際ユダヤ財閥勢配下のG7での連携を強化してきており,
またレプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)の製造やその人々への接種に,他国にない積極姿勢であることから,
そういった国際ユダヤ財閥勢による国際陰謀の具現化に積極的に加担していることが窺われる。
また岸田政権崩壊後に引き継がれる自公(又は自公維(?))-メイソン勢政権というのも,同様に,国際陰謀の具現化に積極的に加担するものと見込まれる。
結社の指導力はユダヤ人である。
結社とユダヤ人とは切っても切れない関係にある。
世界革命は,結社もユダヤ人も共に目指す野望である。
ユダヤ策士は,結社の秘密性を利用して,結社本来の道徳的・博愛的(博愛的は誤りで,友愛的)目的を破壊してしまった。
フリーメイソン結社内には,ユダヤ人のみに限られた純ユダヤ系秘密結社ブナイ・ブリス(1843-)がある※1。
-----
創立: 1843年,ニューヨークのヘンリー・ジョーンズ。
目的: ユダヤ人結社員の団結と相互扶助,ユダヤ人の利益の速やかなる達成,ユダヤ排撃運動の防止。
現在の本部所在地: 米国シンシナティ※2。
支部所在地: 世界各国に支部があるが,全部で1000以上の結社がある。
ユダヤ人の世界征服の陰謀書: シオンの議定書(プロトコル)※3。
-----
※1. 秘密結社ブナイ・ブリスにつきましては,次のマニュアル本が存在しているようです。
聡明な読者の方々にしましても,何が書かれているのか,ドキドキわくわくされていることと存じます。
Samuel Solomon Cohon (1888-1959), "Jewish Reference Book: B'nai B'rith Manual" [1926]
⇒ https://archive.org/details/jewishreferenceb00coho/page/n3
/ http://bit.ly/2NJXvlj
-----
※2. 2024年6月現在,彼らの公式ホームページで確認する限り,B'nai B'rith Internationalという組織につきましては,
住所は次のようです。
1120 20th Street NW, Suite 300N, Washington, D.C. 20036
ホワイトハウスまで徒歩22分,更にキャピトルまで足を延ばしても全行程で徒歩1時間10分ほどということで,
国際陰謀の実現に向けて,バイデン米国にせ大統領(1942-,在任期間: 2021/1/20-)や与野党バカ議員らに働き掛けるのに,
絶好のロケーションです。
-----
※3. 私のほうで,ここにこのように「ユダヤ人の世界征服の陰謀書」として,『シオンの議定書』のことが記されている意味というのが余りよく理解できていませんが,
上の※1のマニュアル本を読めば,そこに,『シオンの議定書』の陰謀思想が表れているのかも知れません。
日本の方々には,私のほうで,世界で最も売れたといわれているMarsden版『シオンの議定書』を英和訳した次のmickythemiracle版がお薦めです。
シオンの議定書 mickythemiracle版 【お友達たち向け仕様】
⇒ https://drive.google.com/file/d/1oIhzBJ3rWmgnXkCqK3GztVaUH_tqCH2f/view?usp=sharing
/ http://bit.ly/2YM19hl
なぜお薦めかといいますと,現在,日本で広く出回っている『シオンの議定書』では,特にフリーメイソンについての記述というのが,意図してそういう底本を選んだためか(?),
mickythemiracle版とは異なって,残念ながら小盛りに抑えられているからです。
『シオンの議定書』で最も重要な記述といいますのは,私が次の文書の冒頭で記しています通り,
国際ユダヤ指導層が,国際陰謀の実現に向けてフリーメイソンを使うことを明らかにしている部分です。
勿論,国際ユダヤ指導層にしましても,フリーメイソンにしましても,それらに対しては,国際ユダヤ財閥が何らかの支援をしていることとと思われます。
『国際ユダヤ指導層の扇動思想と,それに基づく猶英米等の国際干渉主義者ら主導の扇動の歴史』
(原著 四王天延孝(1878-1962) 著 『ユダヤ思想及運動』 [1941/7/15初版]を,現代の人々に内容が通じる程度に現代語化している途上のもの)
⇒ https://docs.google.com/document/d/1gRUTTErkyGM7sxseabkmwKwIq91hxYZd/edit?usp=sharing&ouid=101459707451073275716&rtpof=true&sd=true
/ https://bit.ly/3TMLeMw
国際ユダヤ財閥によるメイソン勢の支援ということについて,日本との絡みで一例を挙げますと,
ロックフェラー配下のチェース・マンハッタン銀行が統一教会を支援するといったことがありました。
次の文書の第256項目~第261項目,第263項目~第268項目などというのがその証拠です。
[APPENDIX VOL2] Investigation of Korean-American Relations
⇒ https://archive.org/details/investigationofk00unit_1/mode/2up
/ https://tinyurl.com/2uf3rpzd
([上の文書のテキスト]
⇒ https://docs.google.com/document/d/13D3sA9LeFeJGpAIS3RcQwkiWfI-bB4UU/edit?usp=sharing&ouid=101459707451073275716&rtpof=true&sd=true
/ https://bit.ly/3SgP94i )
興味深いことに,上のInternet Archiveで公開されている文書について,
その目次の第VI頁・第VII頁が落丁していて,
第256項目~第261項目,第263項目~第268項目のタイトルが確認し難くなっています。
次に示すのは,その各項目のタイトルです。
-----
[第256項目~第261項目]
256. Letter with attachment from Bo Hi Pak to Eugene J. Galbraith, Chase Manhattan Bank, dated June 24, 1974
257. Letter from Bo Hi Pak to Eugene Galbraith, Chase Manhattan Bank, dated July 11, 1975
258. Document assigning time deposit to Chase Manhattan Bank, undated
259. Letter from Sun Myung Moon to Chase Manhattan Bank's Foreign Accounts Division, dated July 15, 1975
260. Document assigning time deposit to Chase Manhattan Bank, dated July 16, 1975
261. Letter from Judith LeJeune to Chase Manhattan Bank, dated July 18, 1975
-----
[第263項目~第268項目]
263. Document submitted by Pak Bo Hi to Chase Manhattan Bank, dated July 16, 1975
264. Check drawn on the Commercial Loan Department of Chase Manhattan Bank in favor of the Korean Cultural and Freedom Foundation, dated July 16, 1975
265. Letter from Sun Myung Moon to G. Draper Lewis, Chase Manhattan Bank, dated July 27, 1976
266. Hypothecation Agreement signed by Sun Myung Moon, dated July 16, 1976 HYPOTHECATION AGREEMENT
267. Letter from Bo Hi Pak to G. Draper Lewis, Chase Manhattan Bank, dated May 11, 1977
268. Letter from Sun Myung Moon to G. Draper Lewis, Chase Manhattan Bank, dated May 11, 1977
-----
次の画像1・2といいますのは,以前2023年6月22日頃の永久凍結前の私のTWアカウントHD_Bacchusからの,2022年7月30日頃のツイートに添付したものですが,
以上のようなことを表現したものです。
[画像1]
[APPENDIX VOL2] Investigation of Korean-American Relationsの目次の落丁部分
⇒ https://drive.google.com/file/d/1KoXJ1RzeRTYz9YJAu8GaTlKykLat4H-D/view?usp=sharing
/ https://tinyurl.com/28xyf4c4
[画像2]
チェース・マンハッタンから統一教会への資金提供をうかがわせる資料
⇒ https://drive.google.com/file/d/1KvI9ibtIyTAoo1J7049vD0Q4vTqeTbMX/view?usp=sharing
/ https://tinyurl.com/ewjx7jn9
カルトといいますのは,通常,担保価値のある動産・不動産を所有していることがまれなはずで,
日本での銀行実務では,銀行はカルトに融資するといったことを避けるものです。
私のほうでどういったことを考えているのかといいますと,
そもそものチェース・マンハッタン銀行から,日本の人々にとっての宿敵 似非保守カルトへの融資のことにせよ,
Internet Archiveでの落丁のことにせよ,
私のTWアカウントの永久凍結のことにせよ,
それらのことというのは,偶然何かの不幸が重なった,というわけではありません。
国際ユダヤ財閥・メイソン勢による,通常,人々にとって知覚し難い大きな力が働いているのです。
その大きな力の秘密を解き明かす鍵といいますのが,『シオンの議定書』にあり,
現在のこととしましても,日々国際陰謀の実行に勤しむ国際ユダヤ財閥・メイソン勢こそというのが,国際陰謀の1つの要約のかたちとも評し得る『シオンの議定書』というのを偽書と断言し,
その書かれている内容の信憑性を貶めているというわけです。
ユダヤ人の結社は,ユダヤ人全体の利益を図るために共通の目論見を持っているだろうか。
ユダヤ人の計画をはっきり知ることは非常に難しい。
しかしユダヤ人活動の実際を観察することによって,
また我らが手にすることのできるユダヤ人側の文献を研究することによって,
彼らの計画の方向を知ることができる。
ユダヤ人活動の実際については既に前章において或る程度の観察を下した。
本章においては,各種の文献によって彼らの計画するところをのぞいてみよう。
地球上の至る所,いずれの国にもユダヤ人は散在した。
しかも彼らは如何なるところにおいても禍の源となった。
シオニスト運動の創立者テオドル・ヘルツル(1860-1904)は言う。
-----
「多数のユダヤ人が居住するところには必ず,ユダヤ人問題が発生する。
問題のないところには,移住するユダヤ人が問題を持っていく。
我らユダヤ人は排斥の少ないところに行くのは勿論であるが,
我らが現れるところには問題も発生する。」
-----
ドーリング(?)は言う。
-----
「ユダヤ人は寄生的生存をもって他国民の中に奥深く侵入,
地上至る所に利己主義と残忍主義との種をまいた。」
-----
排猶主義に関する研究を発表した有名なユダヤ記者ベルナール・ラザール(1865-1903)は言う。
-----
「元気と活気と,それから限りなき誇りを持つこの民族は,他民族に優越しているという自信を持っている。
ユダヤ民族は自ら一大勢力とならんことを希い,支配に対する一種の憧れを持っている。
この憧れはユダヤ民族がその起源その宗教における一種の誇りを持っていること,神の選民としての性質を恵まれているという確信を持っていること等によって,
他民族の上に存在するという自信から来る力を行うためには,ユダヤ人は手段を選ばない。
各国の政府が法律を設けてユダヤ人に拒んだ特権をユダヤ人は金権をもって獲得した。
ユダヤ人の希望は差し当たり金にあるのみである。
金権の所有者ととしてのユダヤ人は,その主人の主人となった。
ユダヤ人の元気と活気を延ばすための唯一の方法もまた金である。」
-----
ラザールはまた曰く。
-----
「ユダヤ人は一度解放(開放?)されれば外国人として国家に侵入する。
…ユダヤ人は客人としてでなく,征服者として社会に入っていく。
ユダヤ人は,檻の中に閉じ込められた猛獣の群れに似ていた。
一度檻が破られれば,ユダヤ人は与えられた範囲内において暴れ出すのである。」
-----
ユダヤ主義の指導者アルフレッド・ノッシグ(Alfred Nossig,1864/4/18-1943/2/22)は,『無欠なるユダヤ主義』(Integrales Judentumのこと?)においてユダヤ人の計画を精神的に説明している。
-----
「我らユダヤ教徒の団結は,我らの生命の無意識なる核心であり,我らの魂の持つ共通の本体である。…
我らの祖先の最初の思想は,我ら民族を保存するということでなく,我ら民族の発展によって人類を保存するにあった。
これは,選ばれた民としてのユダヤ人が持つ唯一の立派な思想である。
我らは,外面的な繁栄や,世界を単に物質的に支配するために立つものでない。
人類の精神的・道徳的発達のために働くという世界的な義務を我らは持ち,この義務のために我らは奮起するのである。…
(ノッシグは,ヘルツルと仲違いするだけあって,また最後には,ユダヤ人戦闘組織(1942/7/28-1943/5/16,左翼シオニスト青年組織)に殺されるだけあって,本気で善きことを考えてた?)」
-----
ノッシグはなお言葉を継いで,ユダヤ人非難者の批評に一矢を報い,
ユダヤ人の世界政略運動は決して物質的支配を意味するものでなく,人類の文明を指導する精神的秩序を創設することを意味するものであると言っている。
以上はユダヤ民族の使命であり,彼らの事業完成の日も近づいたとも彼は言う。
また更に彼ノッシグは言う。
-----
「恐怖に満ちた夜の中から我らは離れようとしている。
我らの目の前には大いなる眺めが開けている。
地球の全面が我らの進むべき道である。
暗い夕立雲は今なお,我らの頭上に掛かっている。
日々何百という我らの同族が,同族全体の目的に忠実なるために死んでいく。
しかし我ら同族が承認され,友誼ある待遇を受ける時期は近づいた。
地平には,我らの太陽の暁が輝いている。」
-----
ノッシグは言う,ユダヤ人は全人類の幸福を考えている。
そうして彼らはその幸福を全人類のために保証することができるようになろうとしていると。
「世界人類の幸福のため」という言は,いかにも高尚であるが,彼らは如何にして全人類の幸福をもたらさんとするか。
ノッシグは言う。
-----
「イスラエルが指導する人類のより高い発展を代表するものは,世界的な社会主義である。」
-----
ロシアにおける恐るべき災厄を見,ボリシェビストが承認する社会主義思想の失敗を実際に眺めた後に,
ノッシグの言は何を意味するものであろう。
ユダヤ人は不平家であり,排他主義者であり,またメシア思想の信仰家として優れたる革命家である。
彼らは自ら称して,進歩のために働くという。
ラザールは言う,ユダヤ人は,正義による幸福を地上に求めるのであると。
また正義とは,ユダヤ主義のこの世における勝利であり,その両極は金権政治と社会主義とによって代表されると。
ユダヤ人活動の計画書として,大戦後(第1次世界大戦(1914/7/28-1918/11/11)の後),世界を騒がしたものは,
『シオン賢人会のプロトコル』である※1。
この書は最初,ロシアにおいてセルゲイ・ニルス(1862/8/25-1929/1/14)により,次いでほとんど時を同じくしてブトミ(Georgy Butmi de Katzman,1856-1919)によって出版された※2。
1906年8月10日には,この書の1冊が英国博物館に収められた。
しかしこの書は長い間,読書界の注意を引かなかった。
-----
※1. 『シオンの議定書』につきましては,既に第24章の注釈※3で説明しています。
『シオンの議定書』について重要なことを繰り返しますと,次の通りです。
即ち,国際ユダヤ財閥・メイソン勢による,人々からしますと,彼らの共謀のためどこかオカルトなところを感ずる力の秘密を解き明かす鍵といいますのが,同書にあります。
現在のこととしても,日々国際陰謀の実現に勤しむ国際ユダヤ財閥・メイソン勢こそというのが,国際陰謀の1つの要約のかたちとも評し得る同書のことを対外的に偽書扱いして,そのように公言し,
同書に著されているような,国際ユダヤ指導層によるメイソンを手先とした国際陰謀――要は,彼らによる終極的な世界支配に向けての企み――が継続中であることの信憑性を貶めています。
マスメディア上や,ネットメディア上で,『シオンの議定書』のことを偽書としたり,国際陰謀がないものとしたり扇動する,国際ユダヤ財閥・メイソン勢配下の工作員を特定して,
日本独立志向の真正保守勢の間で,そういった工作員情報を共有するといったことも重要かも知れません。
※2. ニルス版『シオンの議定書』の出版が1905年で,ブトミ版の出版が1906年のようです。
またこれらとは別に,Pavel Krushevan (1806-1909)という人物が,1903年に最初の『シオンの議定書』を出版したようです。
この書の出版によって暴露された世界大戦の計画,ボリシェビキ革命(1917/11/7-1923,「多数派」による革命)の陰謀等が実現されてから,
この書に対する価値はにわかに高まり,
ユダヤ人側からの妨害があるにも拘らず世界中に行き渡った。
この書は1897年にスイスのバーゼルで開かれたシオニストの会議で発表されたユダヤ人の世界支配活動の目論見書である。
革命はユダヤ人の本性である。
革命とはユダヤ民族自らの革命でない。
ユダヤ人の多数又は若干が居住する国における革命である。
即ち世界革命のことである。
ユダヤ人の革命的本性に関しては,ユダヤ人側に多数の文献がある。
卑近な例でもベルナール・ラザール(1865-1903),エリー・エベルラン(?)等があるが,
ユダヤ人の世界革命の野望を最も深刻に現したのは,『シオン聖賢のプロトコル』(前章及び前々章をご参照下さい)である。
1919年の終わりに英京ロンドンで『ユダヤ禍』という小冊子(恐らく,The Jewish Perilのこと)が出版された。
これは今世紀の初めにロシア人セルゲイ・ニルス(1862/8/25-1929/1/14)によって露訳されたプロトコルの断片の英訳である。
この英訳は80頁ばかりの小冊子が如何に当時の英国を震撼したかは,
軽々しく物を書かないはずのロンドン・タイムズでさえ,2段抜きの長論評を掲載したことでも分かる。
タイムズは『プロトコル』を分析してその内容を吟味した。
同時にプロトコルに対するユダヤ人側の異議と弁解とを商量した
タイムズ曰く,
-----
この小冊子は,公平に子細に批判を要するに拘らず,今日までほとんど不問のままに通っている。
ユダヤ派の機関紙はこの小冊子の本性を暴露するといって,その実際に発表したものは,
この小冊子の著者が無名だという如き些末な点に縋んだ(すがんだ? すがった?)だけのものである。
何ぴとをも満足させる徹底的なものは一つも出ないばかりでなく,
彼らは全くこのプロトコルの内に触れていない。」
-----
この英訳本がコア・アンド・スポテウッド(スボテッド?)から出版されると,
ドイツではゴットフリード・ツア・ビーク(Gottfried zur Beek,Ludwig Müller von Hausen (1851-1926)のペンネーム)によって独訳され,『シオン聖賢の秘訣』(Die Geheimnisse der Weisen von Zion)という題で出版された。
当時のドイツの外相ユダヤ人ラテナウが殺されたのは,この独訳のプロトコルが与かって力あったという。
この理由でこの出版社は,時の社会党政府から500マルクの罰金を課せられた。
この独訳本の序言には,セルゲイ・ニルスとその露訳に関す説明があった。
その大略は次の通りだ。
-----
「セルゲイ・ニルスは非常に学究的で博学であった。
当時ウクライナに定住していたが,
彼がフランス文で書かれたプロトコルの断片を手に入れ,それを露訳したのは1901年のことである。
『シオン聖賢のプロトコル』の第1版は,1905年にペトロスブルグでニルスの著書『小事中の大事――焦眉の政治問題としての反キリスト教』(Великое в малом――Близъ грядущій антихріст и царство діавола на землѣ!)の付録として出版された。
この本はその後,『我らの災厄の書』という題で再刊され著者の名もなく現れた。
1907年(正確には1906年(?))には露作家ブトミ(1856-1919)が『人類の敵』(Враги рода человеческого)という題名で『プロトコル』の新訳を作り,ペトロスブルグの聾唖協会の印刷所で印刷した。
また別版が1911年,セントセルゲ朝時代※1にニルスの援助を得て出版された。
その第2版は1912年に,第3版は1917年に出版されている。」
※1. 1911年には,ニコライ2世(1868/5/18-1918/7/17,在位: 1894/11/1-1917/3/15)が皇帝のはずですが,
この「セントセルゲ朝」というのがどういうことなのか,よく確認できませんでした。
第29章第1節で触れられるセルゲイ・ウィッテ伯爵(1849/6/29-1915/3/13,首相在任期間: 1905/11/6-1906/5/5)が,
フランスのユダヤ財閥を後ろ盾としていたからか,
首相退任後にもロシア政治に大きな影響を及ぼしていたことを意味しているのかも知れません。
ルオーブ公内閣(リヴォフ公内閣(1917/3/2-7/7)(?))の時と,ケレンスキーの天下(ケレンスキー内閣(1917/8/30-11/3))の時に,ロシアの警察は,
書店に発見されるプロトコルの残部を残らず押収焼却し,プロトコルの所持者を厳罰に処した。
英国博物館に所蔵するものは,1905年,ツアルコイ・スロ(?)で印刷されたものである。
プロトコルがユダヤ人の筆になったという主張に対して,ユダヤ人は熱心に異説を唱えた。
これに関してモスクワのユダヤ死刑執行の手より奇跡的に逃れた一ロシア人は,ラ・ヴィエユ・フランス(La Vieille France)195号(1920/10/21)に次の記事を書いた。
-----
「ユダヤ禍とは,長い間の研究と準備とからなったプランによって,ユダヤ人が世界征服をすることである。
プロトコルの真偽に対して批判をすることは,単なる気晴らしに過ぎない。
最も重大なことは,プロトコルその物の真偽でなく,プロトコルの予言が如何に正確に我らの目の前に実現されつつあるかということである。
……
1869年,プラハ・ユダヤ人墓地にあるユダヤ教会長シメオン・ベン・イホダ(Grand Rabbi Simeon ben Ihuda)の墓前でライヒホルン法師(Rabbi Reichhorn)が声明した言葉と,プロトコルとの相似性は不思議である。
この演説はリードクリフ(Readcliffe)によって出版された。
彼はその一生をこの出版事業(単なる出版というよりも,暴露やすっぱ抜き)に打ち込んだ。
決闘で倒れたラッサールはリードクリフをライヒホルン法師に引き合わせたのである。
ライヒホルンの言葉はプロトコルの中でもっと詳しく述べられている。」※1
-----
※1. 後半部分につきましては,次の文献の第120頁中の記述が,そのようなライヒホルン氏の言葉にかかる記述がラ・ヴィエユ・フランス195号にあることを説明しています。
Gyeorgos C. Hatonn, "The Dark Charade"
⇒ https://archive.org/details/bub_gb_4ouTTK-zBUQC/page/n107/mode/2up
/ https://tinyurl.com/mp4b47k3
ユダヤ人レイナック(1856-1921),ルシアン・ウォルフ(1857-1930)等がいかに筆を振るっても,
1905年に印刷されたプロトコルの内容と1914年以後各国に起こった事実との間に,一脈の共通点が見出されるという印象を弱めることは不可能である。
プロトコルが真にユダヤ人の筆になったものであるか,或いは為めにせんとする者の偽作であるか,そのいずれかに拘らず,
プロトコルがユダヤ人の世界革命のプログラムを代表するものであることは異論はない。
その予言的性質と,過去における或る種の秘密結社の取決めに恐ろしいほど似通っている点とで,
プロトコルは秘密結社の内部事情に精通し,その理想を結社特有の言葉で発表し得る者の筆になったことは明らかであった。
最近になってドイツのフライシュハウアー大佐(1876-1960)とユダヤ人との間に,議定書の真偽に対する裁判(ベルン裁判(1933-1935))が提起され,
数年にわたってスイスのベルンで争われた。
この時までは,事実をもってプロトコルの真銘を証する以外には方法がなかった。
即ち,政治上の各種の事件,特に最近数十年間における事件が,ユダヤ人フラン・マソンヌリイ(フリーメイソン結社)に影響されていること,
これらの事件がプロトコルの指示する通りに展開されていること,
また超国家的秘密力の活動が,プロトコルの発表する精神と目的とに全く一致していることが,容易に判断されたのみである。
しかしながら,プロトコルがユダヤ人に編まれ,ユダヤ人の改革案として認められていたことを直接に証明する方法は,ベルンにおける裁判の間に可能となった。
フライシュハウアー大佐に同情を有する者が送った資料によってそれが可能となったのである。
プロトコルがユダヤ人の作品であることは,3人のユダヤ人によって承認された※2。
――2人のユダヤ教法師(フライシュマン氏(Rudolf Fleischmann),グルんフェルト氏(Griinfeld))と,1人の改宗ユダヤ人(エフロン氏(Sawelij Konstantinowitsch Ephron))――
-----
※2. 3人のユダヤ人による,議定書がユダヤの作品であることの承認のことといいますのは,次の文献に記されており,
それに続く英文はその文献からの引用であり,その承認を説明するものです。
Karl Bergmeister, "Jewish World Conspiracy" [1938]
⇒ https://archive.org/details/JewishWorldConspiracyByKarlBergmeister1938/page/n11/mode/2up
/ https://tinyurl.com/y77zsc3f
"Jewish World Conspiracy"の第13頁~第14頁
About the year 1901, in the small Polish city of Schocken, now called Skoki, there lived one Rudolf Fleischmann, an assistant Rabbi, and slaughterer by trade.
With this person the local Public Prosecutor, M. Noskowicz, entered into friendly relations.
Fleischmann, whose honour had suffered serious injury at the hands of the Chief Rabbi Dr. Veilchenfeld, in that the latter had assaulted his fiancee, complained bitterly to his Christian friend, and related to him much in regard to the anti-Christian writings of the Jews.
In this fashion they came to speak about the Protocols of the Elders of Zion, which at the time were already known in Russia.
As Noskowicz has asserted in writing, Fleischmann assured him that the Protocols really did exist, and that they were no forgery.
Moreover that they were positively of Jewish origin.
He further laid it on him as a duty, to warn his Christian co-religionists and co-citizens of the Jewish danger.
Noskowicz relates a second instance also.
In the year 1906, he put the question direct to the well known Rabbi Griinfeld of Swarzedz in Poland, as to whether the Protocols were genuine or not.
Thereupon Griinfeld gave him the following characteristically Jewish answer:
"My dear Herr Noskowicz, you are too curious, and want to know too much.
We are not permitted to talk about these things.
I am not allowed to say anything, and you are not supposed to know anything.
For God's sake be careful, or you will be putting your life in danger."
We are in possession of a further statement from the Russian Captain George
(Our readers will understand that we cannot give his real name, as we otherwise might endanger the lives of his relatives in Soviet Russia.)
In February 1924, in Jugo-Slavia, he visited the Jew Sawelij Konstantinowitsch Ephron, who was a refugee from Soviet Russia.
Ephron in his early days had been a Rabbi in Vilna.
He went over however to the Greek Orthodox Church, and became a mining engineer in St. Petersburg.
He was moreover an author, and wrote under the nom de plume of "Litwin".
He was the Editor of the Monarchist paper "The Light", and was a contributor to "The Messenger".
He was also the author of the drama going under the name of "The Smugglers", which contains much severe criticism of Jewry.
In consequence of this, he was brutally assaulted by some Jews, and his life being threatened when the Bolshevist revolution broke out he had to fly from his country, arriving finally in Serbia, where he found asylum in a cloister in the neighborhood of Petkowitze in the district of Schabatz.
It was there that he died in the year 1926.
When on a certain occasion Captain George questioned him on the subject of the genuineness of the Protocols, Ephron declared with emphasis that he had for long been well acquainted with their contents, indeed for many years before they were ever published in the Christian press.
Ephron's words were written down by Captain George who made sure of the matter by obtaining a sworn statement regarding his bona fides from the Arch-Priest of the Russian Church in Paris in the month of October 1928.
Both written declarations namely that of Public Prosecutor Noskowicz, and that of Captain George were included by Lieut. Colonel Fleischhauer in the expert report which he rendered to the Court in Berne.
Like all other evidence offered by Fleischhauer however, these witnesses were completely disregarded by the Marxist Judge.
ユダヤの東洋政策は,1871年にオーストリアで開催された全世界ユダヤ人会議(全世界イスラエル人同盟(1860-)のこと? それか,世界ユダヤ人会議(1936-)の前身となる組織?)で決定された。
即ち,ロシアをしてシベリア及び東部アジアに進出させ,その富源と市場とを占有すべきこと,
並びに,支那民衆をユダヤ金権の下に握るため,フリーメイソンの腕利きのクローリ(誰?)と,経験あるユダヤ系の宣教師とが派遣された。
以後,英米仏をして支那侵略の役割を負担させ,その経済資金はユダヤが拠出した。
その後紆余曲折を経た後,近く満州事変前にはソ連・支那・インドにまたがる一大経済政治ブロックの建設を目指して,
ユダヤ学生の仕事としてフリーメイソン,共産党,並びに,英・米・仏・ソ連・蒋(蒋介石(1887-1975)のこと?)を動員して工作に掛かったのである。
そこで一番の邪魔者の日本を如何に処理するかという問題が彼らの頭痛の種だった。
ここでユダヤの対日工作を検討しよう。
ニコラス3世(ニコライ2世(1868/5/18-1918/7/17,在位: 1894/11/1-1917/3/15)のこと(?))即位後,
ユダヤの手先ウィッテ伯(夫人はユダヤ系)を通じ,フランスのユダヤ財閥は資金を調達し,
これによりロシアの東漸政策は進められ,東において日本と衝突したのである。
日露戦争(1904/2-1905/9)が開始されるや,日本に対しては米国クーン・ローブ商会(1867-1984(?))(ユダヤ系財閥)がそれぞれ軍資金を貸与したが,
忘れてはならないのは,表面上対抗している2つの財閥は互いに陰で握手していたことである。
日露戦争(1904/2-1905/9)は日本の大勝利で終わったが,
その後,ユダヤ財閥はアジアと欧州とを最短距離で結ぶ満鉄をその手に奪おうとした。
戦費を彼らの銀行が出したのも※1,
ロシアから日本をして満鉄を取らしめて,それを彼らの魔手に収めようとする野心があったのだ。
-----
※1. 国際ユダヤ財閥が日露戦争で日本に肩入れしたのは主には,ロシアを弱体化させることを目的としていたように思えます。
現に日露戦争の終盤となる時期に,血の日曜日事件(1905/1/22)が引き起こされ,これがロシア第一革命(1905/1/29-1907/6/19)の発端となり,
その後に第1次世界大戦(1914/7/28-1918/11/11)が引き起こされます。
ロシアは第1次世界大戦に勝ったか負けたかといえば,戦勝国ということではありますが,
ただ大戦の中盤以降にロシア革命(1917/3/8-1923/6/16)が引き起こされていて,国際ユダヤ財閥・メイソン✡&👁/🤘勢からすれば,その成功を見ることとなり,
ニコライ2世(1868/5/18-1918/7/17,在位: 1894/11/1-1917/3/15)一家は幽閉された後に,銃殺等により殺害されます。
国際ユダヤ財閥が特定の勢力を支援することには,特定の国の弱体化・左傾化を進める魂胆があるものであり,
遅くともイングランド革命以降,戦争や革命というのは,そういった目的に適う方向で引き起こされてきたものなのです。
ここではロシアについて触れましたが,
こういった世界支配に向けた国際陰謀というのが,18世紀後半から進められてきたのです。
次の文献(第22章からの再掲)がそういったことというのを解説しているものと思われます。
フリードリヒ・ヴィヒトル (1872-1921) 著 東亜社編纂部訳 『フリーメイソンと世界革命』 [1924(初版1923)]
⇒ https://docs.google.com/document/d/13MHkgZNy4mBLJAjK5LH0kp1gX3VSNALK/edit?usp=sharing&ouid=101459707451073275716&rtpof=true&sd=true
ハリマン覚書(1905/11/12)は,最初の満鉄奪取の陰謀であるが,
時の外相小村寿太郎(1855/10/26-1911/11/26)の達識により救われた。
ハリマン(1848-1909)も,日本の戦費を調達したクーン・ローブ商会(1867-1984(?))の当主であるジェイコブ・シフ(1847-1920,クーン・ローブ商会の当主になるのは,1885年のこと)の傀儡に過ぎないのである。
英商匿名会社ポーリング(1894-2002)の名により満鉄線を無用とすべき新民屯・齊々哈爾鉄道が計画された。
ポーリング商会自身も背後はユダヤで,ハリマン(1848-1909),ジェイコブ・シフ(1847-1920)等と系統を同じくするものである。
満鉄幹部の努力により彼らの計画は水泡に帰した。
錦璦鉄道(錦州と璦琿とを結ぶ鉄道)問題は発生した。
イェール大学出身のモダンボーイで奉天省巡撫フリーメイソン唐紹儀(1860-1938,革命派支持の政治家)と,
奉天駐在米総領事ストレート(Willard Dickerman Straight,1880-1918,死因はスペイン風邪(1918-1920)(?))と,
米国財閥との三者鼎立により,
英商ポーリングとの間に交渉を開始。
米英支合弁事業として錦州から璦琿までの鉄道を計画した。
ユダヤを排撃する当時のロシア王朝(ロマノフ王朝,1613-1917)は日本に援助して,
どこまでもユダヤと戦ってくれと,往年の日露戦(1904/2-1905/9の恨みも忘れたかたちであったが,
当時(1909年年初のこと?),唐巡撫の親分袁世凱(1859/9/16-1916/6/6)の失脚により,この計画もユダヤ側の失敗となった。
何回失敗してもユダヤは引き下がることなく,
明治43年(1910年)米国国務卿ノックス(Philander Chase Knox,1853-1921)は,(錦璦鉄道について(?))日英米独仏支露の7国の所有とすべきを提議した。
しかもこの案の失敗を予期して,前計画たるポーリングによる錦璦鉄道敷設権を支那政府に(対して(?))要求した。
英仏露独政府の冷淡によりこの計画は失敗した。
支那政府(北京政府(1913/10/10-1928/6/3)のこと(?))は表面,自ら錦洮鉄道(錦州と洮南とを結ぶ鉄道)の計画をしたが,
権利をポーリング商会に許し,資金もユダヤ商社より借り入れることとし,
どこまでもユダヤ人の陰謀であった。
現に,蒋介石(1887-1975)の顧問となっているドナルド(William Henry Donald,1875-1946)は張学良の背後にいた。
郭松齢の謀反は,張作霖(1875-1928)より日本の勢力を離そうとするユダヤ人の陰謀であった。
郭松嶺が張(1901-2001)を去ると同時に,張学良の顧問は彼を去ったのである。
長春における日本と赤露との交渉に,赤露よりユダヤ系のカラハン(1889-1937,駐中国ソ連大使在任期間: 1923-1926)が来たる。
欧州においても,ヨッフェ(1883-1927,ユダヤ系ウクライナ人)の行くところ革命が起こるという風に,彼の魔の手は恐れられていた。
彼は大正12年(1923年),日本に来朝し,同年,東都に共産党事件が計画されたが事前に発覚した。
支那を支配する者は世界を支配するという思想は,ユダヤ人の間に広がっていた。
米英の資本は支那に流れ入り,金権による支那支配は着々進められていた。
東亜救済の日本の理念は,押さえんとして押さえることができず,日本は遂に連盟を脱退。
或いは英国銀行を通じ,或いは仏国銀行を通じ,或いは米国銀行を通じ,
ユダヤ財閥は支那のあらゆる事業に投資し,支那を金縛りにせんとした。
同時に陰より反日・抗日の思想を伝播し,支那の軍閥には武器を供給した。
ユダヤ秘密力に動かされ,反日的となった支那と日本との相克は,遂に満州事変となって表れた。
ユダヤは連盟(1920-1946)の仮面の陰に常に暗躍し,日本を取って押さえようとしたのである。
国際連盟を通じてのユダヤの圧迫はますます強硬となり,
ユダヤ人ハース(Robert Haas,1890か1891(?)-1936)の起草にかかるリットン報告書の発表となり,
18対1,42対1の絶対的日本反対となって表れた。
その陰には常にユダヤの暗躍があり,ベルギー代表イーマンス(Paul Hymans,1865-1941)・スペイン代表マダリヤーカ(Salvador de Madariaga,1886-1978)等の暗躍があった。
第2次世界大戦を決意したユダヤは,ドイツ打倒戦開始の前に,先ず日本を支那事変につないで長期戦による疲弊を狙って,
日支間の戦争を計画して来た。
排日教育・日貨排斥,更に上海より貴陽を通じて雲南に入り,更にフランス領インドシナ(ベトナム・カンボジア・ラオス)を通りビルマに至る横断大鉄道計画に着手する一方,
蒋政権(南京国民政府(1927-1948)?)をして支那統一に出でしめ,北京(1913-1928)・広東(1923(?)-1926(?))両政権を統一せしめ,
更に国共合併(第1次: 1924-1927,第2次: 1937-1945)をなし,
遂に支那幣制改革(1935/11/3)に成功したのである。
支那をして対日抗戦に引き込むには,ユダヤとして先ず支那の戦時財政の一切を自らの金権に隷属させる必要があった。
米英を本拠とするユダヤ財閥は,相互協議の結果,英国政府経済顧問としてユダヤ人リース・ロス(Frederick William Leith-Ross,1887-1968,英国顧問在任期間: 1932-1945)を支那に送り,
蒋政府(南京国民政府(1927-1948)?)及び宋一族(宋美齢(1898-2003)・宋子文(1894-1971))と合議の上,銀国有令を発布し,
集めた銀を米英に送り保管し,
新法幣をユダヤ財閥の手により発行して,国内に通用させた。
一方,米英に送られた銀は,対日軍備のため,武器購入費としてほとんど費消されてしまった。
支那国内に通用する法幣に対しては,米英が無形の援助(モーラル・サポート)を与え,これによって外貨に交換し得ることとし,
支那の民衆に新法幣を信頼させたのである。
今や,法幣の発行額は何百億元たるか不明である。
しかも,この膨大なる法幣は,ただ米英の支持という空手形によってのみ通貨としての価値を維持しつつあるもので,
米英(即ちユダヤ財閥)の支持を離れた時には通貨として無価値になるものである,との幻想から,
蒋政府が離れない限りは,どこまでも金縛りによるユダヤの支那支配が続けられることになる。
幣制改革の成功によって日支戦争の準備が出来た姿を見て,
ユダヤは蒋介石(1887-1975)に開戦を強要したが,蒋は時期尚早として躊躇したのである。
ここにおいてユダヤ・フリーメイソンは蒋顧問ユダヤ人ドナルド(William Henry Donald,1875-1946)をして,
張学良(1901-2001,国民革命軍所属(1928-1936))・共産党(1921-)と密謀の上,蒋介石を西安に誘ってこれを監禁して開戦を強要したのである。
そうして今度はその仲裁人としてユダヤ人ドナルドが,宋美齢(1898-2003,1920/12/1に蔣介石と結婚)・宋子文(1894-1971)とともに西安に赴き斡旋したのである。
張学良と,彼に監禁された蒋介石との間に,
(1) 抗日即時実行,
(2) 連ソ容共,
その他の決議がなされ,支那は全く抗日態勢を備えたのであるが,
この陰にはユダヤ人ドナルドその他がいたことを忘れてはならない。
以上の用意が万端終わって,盧溝橋の開戦(1937/7/7-7/9)となり,
更に上海に事変(第1次: 1932/1/28-3/3,第2次: 1937/8/13-11/12)が拡大するに及び,
遂に日本も,ユダヤに動かされる支那と全面的戦端を開くに至った。
しかし英米を通じてのユダヤの徹底的な援支行動は続けられ,常に日本は悩まされた。
ユダヤは支那事変(1937/7/7-1945/8/15)勃発によって,日本をして泥田の中に足を踏み込ませておいてから,
欧州において目指す仇敵のドイツをポーランドとのダンツィヒ問題を種に開戦(ポーランド侵攻(1939/9/1))に導き得たのである。
以後,ドイツの電撃戦によって,欧州よりは英米仏のユダヤ勢力の退却となり,
更に独ソ開戦(1941/6/22-1945/5/8)に進んで,今なお交戦中であるが,これらの説明はここには省く。
昭和16年(1941年)12月8日,日本は遂に援支の本家米英を対手として矛を交えることになった。
そうして,至る所,連戦連勝御稜威の下,大東亜建設のための戦は進められているが,
我らは,米英の陰なる真の敵ユダヤ(国際ユダヤ財閥のこと)を認識しなければならない。
ルーズベルト(1882/1/30-1945/4/12,米国大統領在任期間: 1933/3/4-1945/4/12),
チャーチル(1874/11/30-1965/1/24,英国首相在任期間: 1940/5/10-1945/7/26,1951/10/26-1955/4/5)が,
ユダヤの傀儡(国際ユダヤ財閥の傀儡ということ)たることをはっきり理解すべきである。
日本ではルーズベルト,チャーチルが独自の力で独裁力を発揮しているという誤謬に立つものが多い。
これは飛んでもない謬見であって,
この両者がまさしくユダヤ金権力の傀儡であることが分からねば,米英の真の動向は絶対に分からない。
米英のような多数決の民主政治圏で圧倒的な金権力を持っている勢力に背く独裁者が出来るはずがないし,
また事実において米国の如きは,民主党(1828-)も共和党(1854-)もユダヤ金権がその大半を掌握しており,
またルーズベルトの周囲のブレイン・トラストなるものがほとんど全部ユダヤ人なること,
更にルーズベルト政権の主要な役人が,ユダヤ人若しくはフリーメイソンで構成されており,
更に立法行政の上に位する司法機構がユダヤ権力の下にある米国において,ルーズベルト独裁は即ちユダヤ独裁であることが,
単直(単刀直入)に是認されなければならない。
また英国においては宮廷が,ほとんどユダヤ力によって掌握されているし,
保守党(1834-)も労働党(1900-)も圧倒的な力がユダヤの手中にあるために,
欧州大戦敗退以来(?),少数の反政府派が如何にチャーチルの責任を呼号しても,チャーチルの地位が微動もしないことを見ても,
それがチャーチルの力ではなくして,ユダヤ金権力のためであることを悟らねばならない。
英国の新聞でチャーチルに代わる者がないからという馬鹿げた宣伝を鵜呑みにしている者が多い。
英国の政治の実際を静かににらめば(具体的にどのような事実がある?),チャーチルがユダヤの人形であることを理解し得るはずだ。
以上が国際秘密力ユダヤと,国際秘密結社の概要であるが,
これに対応する日本の政策,或いは日本人として踏むべき道等の点に触れることは余りに少なかった。
この問題の重要性に気づかれた諸賢は更に深く研究をされんことを,邦国のために望ましく思う。
最後に申すことは,今次大戦は明らかに,ユダヤ問題を根幹とした世界転換戦争であって,
それは従来世界を動かしてきたユダヤ的な唯物思想と世界支配工作とを打倒して,
顕幽一貫(幽顕一貫?)の惟神道に立つ新世界の開顕(開権顕実)を意味するということである。
--------------------
日本文化 特別頒価 20銭
毎月1回発行
--------------------
昭和17年(1942年)12月26日 印刷
昭和18年(1943年)1月1日 発行
編集兼発行人 原子広輾
東京市豊島区西巣鴨2-2712
印刷人 山下謙之助
東京市豊島区西巣鴨2-2712
印刷所 合資会社 光文社 (東東1853)
-----
発行所
東京市麹町区日比谷公園2番地 市政会館(1929-)
日本文化協会
電話 銀座1174番
振替 東京73987番