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Teuchi ご利用方法(重要事項説明書)
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Teuchi ご利用方法

(重要事項説明書)

Teuchiは、法律専門家である調停人の仲介によって法的トラブルを解決する、オンライン完結の調停サービスです。これから、調停手続きの標準的な進め方について説明いたします。この説明は、裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律(ADR法)第14条に基づく説明を兼ねていますので、ご確認後は「ADR法14条に基づく説明を理解しました」にチェックを入れていただき、申立てフォームへとお進みください。ご不明な点がございましたら、専用フォームからお問い合わせください。



  1. アカウント登録

    まず、利用規約にご同意のうえ、所定のフォームからメールアドレスをご登録いただき、アカウントを登録していただきます。ご登録メールアドレスに送信される確認メールのURLからメールアドレスを認証していただき、アカウント登録を完了のうえ、続けて本人確認書類をアップロードしてください。

  2. 申立て

    アカウント登録が完了したら、申立てフォームにアクセスし、申立て内容の詳細をご入力いただきます。料金プランには、定型的な紛争解決を希望する場合の「Teuchi スタンダード」と、調停人の主導で紛争解決を希望する場合の「Teuchi プレミアム」の2種類がありますので、いずれかを選択し、フォームの案内に従い、申立人や相手方の情報、トラブルの詳細等の必要事項を入力してください。最後に、申立て内容とご利用料金のお見積もりを確認し、問題がなければ申立てを完了させてください。

  3. 審査・受理

    申立て完了後、事務局にて速やかに本人確認および申立て内容を審査し、内容に問題がなければ受理いたします。審査結果については、メールにてお知らせいたします。なお、審査の結果、希望するプランをご利用いただけないこともありますので、予めご了承ください。

  4. 申立料金お支払い

    申立てが受理された場合は、ご利用料金概算(申立料金+初期調停料金+和解案作成料)のお見積もりを、審査結果通知のメール内にて提示いたします。手続きを希望される場合は、ご利用料金のうち申立料金について、センターが指定するキャッシュレス決済サービスにて、期限までにお支払いください。申立料金は、相手方への通知方法によって異なり、メール・SMSの場合は相手方1名につき1,650円、郵送の場合は相手方1名につき3,300円となります。なお、申立料金については返金ができませんのでご了承ください。

  5. 参加要請

    申立料金のお支払いを確認させていただいた後、相手方に手続きへの参加を要請いたします。参加要請の結果につきましては、申立人にメールにて通知いたします。相手方が手続きに参加される場合、相手方にもアカウントを登録していただき、申立人には初期調停料金のお支払いステップへと進んでいただきます。相手方が手続きに参加されない場合、手続きは終了となります。


  6. 調停への参加方法(相手方向け)

    ここでは、相手方の調停への参加方法について説明いたします。Teuchiからの手続き参加の意思確認のためのメール、SMSまたは郵便物に記載されているURLにアクセスし、パスワードを入力して申立内容をご確認ください。この説明をご覧いただいた後、手続きに参加される場合は「利用する」ボタンを押してください。その後、画面上の案内に従い、アカウント作成、本人確認書類のアップロードまで行っていただき、事務局にて速やかに本人確認を実施いたします。本人確認の結果についてはメールにてお知らせし、これで参加手続きは完了します。なお、手続き参加のために、申立料金や初期調停料金をこの段階で相手方にお支払いいただくことはありません。

  7. 初期調停料金お支払い

    相手方が手続きに参加される場合、初期調停料金を申立人にお支払いいただきます。お支払いのためのメールをお送りしますので、センターが指定するキャッシュレス決済サービスにて、期限までにお支払いください。なお、初期調停料金につきましては、調停開始後、当事者双方の合意により負担割合を変更することも可能ですので、調停人もしくはケースマネジャーにお問い合わせください。なお、手続き開始後、初期調停料金は返金ができませんのでご了承ください。


  8. 調停人選任

    初期調停料金のお支払いを確認させていただいた後、調停人名簿に登録された調停人候補者の中から、最適な調停人を1名選任します。Teuchiの調停人は、必ず弁護士または認定司法書士の国家資格を保有する法律専門家が担当いたしますのでご安心ください。

  9. 調停開始

    調停が開始すると、チャットルーム上で、申立人と相手方双方の希望条件のマッチングを進め、和解成立の可能性を判断します。チャットルームには《全体チャット》=当事者の2名に加え調停人を交えた3名全員が参加するチャットルームと、《個別チャット》=あなたと調停人の2名のみが参加するチャットルームの2部屋あります。まず、調停人から調停開始のメッセージが全体チャットに投稿されますので、ご自身の主張や、それを裏付ける証拠などについては、個別チャットに投稿してください。

  10. プラン説明_Teuchi スタンダード

    Teuchi スタンダードは、当事者が定型的な紛争解決を希望する場合に、あらかじめTeuchiが抽出した紛争の論点について、主として当事者双方にて交渉を行っていただき、必要に応じて調停人が法的な助言を行う簡易な調停手続きです。初期調停料金には2週間分の調停費用が含まれています。すべてチャットで完結する手続きで、いつでもどこでもスマホから手続きを進めることができます。
    なお、審査の結果、希望するプランをご利用いただけない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

  11. プラン説明_Teuchi プレミアム

    Teuchi プレミアムは、当事者が調停人の主導で紛争解決を希望する場合に、主として調停人が当事者との意見調整を行ったり、一定の法的評価を加えたりする形式の手続きです。初期調停料金には2週間分の調停費用が含まれています。すべてチャットで完結する手続きで、いつでもどこでもスマホから手続きを進めることができます。

  12. 和解

    調停の結果、Teuchi上において和解が成立する見込みがたった場合は、調停人から「和解案」を提示いたしますので、同意または不同意の意思表示を行ってください。双方が同意した場合に和解が成立し、「和解契約書」のデータが作成されます。Teuchiからは紙媒体による「和解合意書」の書面は発行せず、Teuchi上の「和解合意書」データがそのまま合意の証となります。
    ただし、「特定和解」(裁判所の決定を得ることにより強制執行をすることが可能な和解)が成立した場合には、当事者双方及びセンターが電子署名をした「和解合意書」の電磁的記録が作成されます。

  13. 追加調停料金

    調停期間延長、Teuchi スタンダードからTeuchi プレミアムへの
    変更、和解案の作成については、別途追加調停料金が加算されます。お支払いのためのメールをお送りしますので、センターが指定するキャッシュレス決済サービスにて、期限までにお支払いください。なお、追加調停料金のお支払いについては、原則、申立人の負担としますが、当事者の協議によって、その料金を負担する当事者又は料金の負担割合を決めていただくこともできます。なお、追加調停料金は返金ができませんのでご了承ください。

  14. 終了

    調停は、和解による終了のほか、次の場合に終了となります。
    なお、調停が不成立にて終了する場合は、調停不成立証明書(有料)を発行することができます。
    (1)申立人が調停取下げの意思表示をしたとき
    (2)相手方が調停からの離脱の意思表示をしたとき
    (3)当事者から調停の延長の申込みがなく、解決期間を経過したとき
    (4)和解が成立する見込みがないと調停人が判断したとき
    (5)その他申立人又は相手方が調停人の指揮に従わない等調停手続の実施が困難であると調停人が判断したとき

  15. 和解が成立する見込みがない場合の判断基準について

    調停人が和解案を提示したにもかかわらず、申立人もしくは相手方がその和解案を拒否した場合や、申立人もしくは相手方が和解する意思がないことを明確にされた場合は、和解の成立の見込みがないものとして調停を終了することがあります。その場合には、当事者にその旨を通知いたします。

  16. 情報の取扱いについて

    チャットルーム内で投稿された意見や提出された資料
    及び調停記録については、調停終了後最低10年間保管いたします。これらの電子データについては、責任者が閲覧権限を有しており、運営に関与するスタッフが業務遂行のために閲覧が必要な場合であっても、責任者の承認が必要となっています。また、責任者や調停人、あるいはスタッフは、業務を遂行する上で知り得た事実について、在職中はもとよりその職を辞した後においても守秘義務を負っています。当事者の皆さんにおかれましても、調停中か調停後かを問わず、チャットルーム内でのやりとりや添付ファイルについては絶対に外部に漏らさないようご注意ください。

  1. 証明書の発行

センターは、当事者から調停における事実の証明(調停記録の全部又は一部の複写を含みます。)に関する請求があった場合には、当該事実を記載した証明書を発行します。なお、証明書の発行には別途費用がかかります。

  1. お問い合わせ

    これでTeuchiのご利用方法の説明は終了となります。ご不明な点がございましたら、
    こちらの専用フォームからお問い合わせください。このまま手続きを進める方は、「ADR法14条に基づく説明を理解しました」にチェックを入れていただき、申立人は申立フォームへ、相手方はアカウント作成へとお進みください。なお、この動画の説明事項につきましては、調停の開始後、所定のウェブサイトからいつでも閲覧またはダウンロードをしていただくことが可能です。