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Kマッププラグイン操作説明書 第5版
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Kマッププラグイン

マニュアル

 

2024年11月5日 第5版

 


変更履歴

版数

年月日

変更内容

初版

2022/3/1

新規作成

第2版

2022/9/1

以下の説明を追加

3.7 位置情報の個別・一括更新の設定 
3.8
行政区域コードの個別・一括更新の設定
3.9 ピンの配置機能設定

 第3版

2023/3/27

以下の説明を削除

5.3 ポリゴンマスタ

以下の説明を変更

5.6 位置情報の個別・一括更新
5.7 行政区域コードの個別・一括更新

第4版

2024/4/9

以下の説明を追加

5.4 地図表示の現在地表示

5.9 ピンの種類判定

第5版

2024/11/5

設定画面の説明を更新

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


目次

1 はじめに        4

1.1 製品概要        4

1.2 主な機能        4

1.3 動作環境        4

1.4 注意事項        4

2 kintoneにプラグインをインストールする        5

3 アプリにプラグインを追加する        7

4 プラグインの設定をする        9

5 各機能の設定        9

5.1 アプリの更新について(共通事項)        10

5.2 行政区域コード        11

5.3 埋め込みタグ        11

5.4 地図表示        13

5.5 ポリゴン表示        16

5.6 位置情報の個別・一括更新        19

5.7 行政区域コードの個別・一括更新        25

5.8 ピンの表示        29

5.9 ピンの種類判定        32


1 はじめに

1.1 製品概要

 本プラグインはkintoneアプリにGoogleマップを埋め込み、任意のフィールドや
条件の値に応じて市区町村などを色付けして濃淡表示することができます。

 濃淡の色付け条件はユーザ管理者が任意の条件を設定できるので、自分たちの
ビジネスに応じて顧客状況やビジネス攻略状況などを地図に反映することで営業や
マーケティング活動を効率化することができます。

1.2 主な機能

・一覧画面へのGoogleマップの埋め込みとヒートマップの表示
・マウスオーバーでのレコード情報のウィンドウ表示
・マップから詳細情報を表示、対象のレコード詳細へリンク
・iframeコードを出力してkintone内の画面・スペースへのマップ埋め込み機能
・緯度経度情報を取得し、マップ上にピンを表示

1.3 動作環境

OS

ブラウザ

備考

Windows

Microsoft Edge最新版※1

Mozilla Firefox最新版

Google Chrome最新版

※1:Chromium版のみ

macOS

Safari最新版

Mozilla Firefox最新版

Google Chrome最新版

iOS / iPadOS※2

Safari最新版

※2:最新OSのみ

Android

Android Chrome最新版

1.4 注意事項

本プラグインの使用にあたりGoogle Maps Platformで取得したAPIキーが必要となります。
APIキーの詳細・取得方法については「
Google Maps Platform APIキーの取得・設定」を
参照してください。

 


2 kintoneにプラグインをインストールする

2.1 kintoneシステム管理画面を開きます。

2.2「その他」の「プラグイン」をクリックします。

2.3 [読み込む]をクリックします。


2.4 [参照]をクリックします。

2.5 読み込むプラグインに「Kマッププラグイン_xxxx.zip」を
        選択します。

2.6 [読み込む]をクリックします。

「読み込んだプラグイン」としてプラグイン名が表示されていればインストール完了です。ファイルから読み込んでインストールしたプラグインをアップデートするには、新しいバージョンのプラグインのファイルをもう一度読み込みます。

 


3 アプリにプラグインを追加する

3.1.アプリの設定画面を開きます。

3.2「設定」タブをクリックします。

3.3「カスタマイズ/サービス連携」の[プラグイン]をクリックします。


3.4 [+追加する]をクリックします。

3.5 追加するプラグインのチェックボックスを選択し、[追加]をクリックします。

プラグインの一覧にインストールしたプラグインが表示されます。

 

4 プラグインの設定をする

4.1 プラグインの設定画面を開きます。(歯車アイコンをクリック)

4.2 設定画面が5つのタブで表示されます。


4.3 Google Maps Platformの設定

Google Maps Platformで取得したAPIキーを設定します。

APIキー取得方法については「Google Maps Platform APIキーの取得・設定」を

参照してください。


5 各機能の設定

5.1 アプリの更新について(共通事項)

本プラグインについて各種設定後は必ず「保存」が必要となります。

 この操作を行わないと設定が保存されません。


また、「save(保存)」した設定をアプリに反映するには、設定画面上部にある

 「アプリを更新」操作が必要となります。
操作後、設定が反映されるまでに数秒から1分ほど時間がかかります。


5.2 行政区域コード

行政区域コードが保存されているフィールドをドロップダウンから選択します。

行政区域コードとは都道府県コード(2桁)+市区町村コード(3桁)から構成される5桁のコードを指します。

5.3 埋め込みタグ

地図を表示する一覧をドロップダウンより選択し、「埋め込みタグ出力」ボタンを押下することで、kintoneポータルを含む外部サイトのページに地図を埋め込むHTMLタグを出力します。

kintoneポータル表示例


5.4 地図表示

5.4.1 表示サイズ

PCビューとモバイルビューの地図の高さを指定します。

地図の幅は画面に対して100%になります。

5.4.2 拡大率

デフォルトの拡大率を設定します。


5.4.3 地図の種類

デフォルトの地図の種類を設定します。

地図の種類は「デフォルト」「航空写真」「デフォルト+航空写真」「地形」から選択します。

 

 

5.4.4 初期表示位置

地図の初期表示位置座標を設定します。

“端末の位置情報取得を有効にする”にチェックすると、端末の現在位置座標を

優先します。


5.4.5 現在地表示

“端末の現在地表示を有効に”にチェックすると、端末のGPS情報を基に現在地を示す青アイコンが表示されます。

表示例(PCビュー)

表示例(モバイルビュー)


5.5 ポリゴン表示

5.5.1 ピン・ヒートマップを加える一覧

地図を表示したい一覧をドロップダウンより選択し、「ピン・ヒートマップを有効化する」にチェックをつけます。

※アプリ内で重複した名前の一覧が存在する場合、選択肢に表示することが
できません。

「ピン・ヒートマップを有効化する」にチェックをつけ、ピン・ヒートマップの種類選択から「ヒートマップのみ」または「ピン+ヒートマップ」にチェックを入れることで、ヒートマップに設定項目が表示されます。

5.5.2 ヒートマップの濃淡を判定するフィールド

濃淡判定に使用するフィールドを設定します。

※選択できるフィールドは数値フィールドのみです。


5.5.3 ヒートマップの濃淡判定条件

濃淡を判定する閾値と色を設定します。

行はテーブル右横の「+」「ー」ボタンで追加・削除でき、

最大10件まで設定可能です。

※テーブルの下から上に閾値を上げていくよう設定してください。

地図の右上に濃淡判定条件が表示されます。


5.5.4 ポリゴンの情報ウィンドウ

情報ウィンドウに表示するフィールドを設定します。


PCビューの場合、ポリゴンにマウスオーバーしたときに表示されます。


モバイルビューの場合、ポリゴンをタッチしたときに表示されます。


5.6 位置情報の個別・一括更新

対象レコードの住所情報から緯度・経度を自動で取得します。

5.6.1 「住所」「経度」「緯度」の設定

「住所」には住所情報を格納しているフィールドを設定し、「緯度」「経度」には自動で取得した値を保存するフィールドを設定します。

例)

5.6.2 位置情報更新の有効化設定

更新ボタンを有効にする画面を設定します。

・レコード詳細画面の位置情報更新ボタンを有効にする

  詳細画面からレコード1件分の位置情報を更新します。

・レコード一覧画面の位置情報更新ボタンを有効にする

  一覧画面で絞り込みしているレコードの位置情報を一括更新します。


それぞれ「有効にする」のチェックをつけると、ユーザー単位でボタンの表示権限を制御するテーブルが表示されます。なにも設定しない場合は全ユーザーにボタンが表示され、ユーザーを選択するとそのユーザーにのみボタンが表示されます。

5.6.3 位置情報の個別更新

各レコードの編集アイコンをクリックします。

開いた画面上部にある「位置情報更新」ボタンをクリックすると、

5.6.1で設定した住所フィールドの情報をもとに緯度・経度を更新します。

例)「住所」に市区町村、位置情報の保存先に「緯度」「経度」を設定した場合


5.6.4 位置情報の一括更新

レコードの一覧画面を表示します。

画面上部にある「位置情報一括更新」ボタンをクリックすると、

5.6.1で設定した住所フィールドの情報をもとに位置情報を一括更新します。

※実行には時間がかかるため、処理中の操作はお控えください。


例)「住所」に市区町村、位置情報の保存先に「緯度」「経度」を設定した場合


5.7 行政区域コードの個別・一括更新

対象レコードの住所情報から行政区域コードを自動で取得します。

5.7.1 「住所」の設定

「住所」には住所情報を格納しているフィールドを設定します。

例)

5.7.2 行政区域コード更新の有効化設定

更新ボタンを有効化する画面を設定します。

・レコード詳細画面の行政区域コード更新ボタンを有効にする

 詳細画面からレコード1件分の行政区域コードを更新します。

 

・レコード一覧画面の行政区域コード更新ボタンを有効にする

 一覧画面で絞り込みしているレコードの行政区域コードを一括更新します。

それぞれ「有効にする」のチェックをつけると、ユーザー単位でボタンの表示権限を制御するテーブルが表示されます。なにも設定しない場合は全ユーザーにボタンが表示され、ユーザーを選択するとそのユーザーにのみボタンが表示されます。

5.7.3 行政区域コードの個別更新

各レコードの編集アイコンをクリックします。

画面上部にある「行政区域コード更新」ボタンをクリックすると、設定で指定した住所情報をもとに行政区域コードを更新します。


例)「住所」に住所フィールドを設定した場合

5.7.4 行政区域コードの一括更新

レコードの一覧画面を表示します。

画面上部にある「行政区域コード一括更新」ボタンをクリックすると、レコードに登録された住所情報をもとに行政区域コードを更新します。

※実行には時間がかかるため、処理中の操作はお控えください。

例)「住所」に住所フィールドを設定した場合


5.8 ピンの表示

レコードに登録された緯度・経度からマップ上にピンを表示します。

5.8.1 ピン表示の有効化

ピン・ヒートマップタブ内にある、ピン・ヒートマップの種類選択から「ピンのみ」または「ピン+ヒートマップ」にチェックを入れることで、ピンに関する設定項目が表示されます。

ピンの緯度・経度設定には緯度・経度を設定し、ピンの情報ウィンドウには
ピンをクリックした際に吹き出しで表示したい情報を設定します。

(+ーで表示項目の増減可能)


5.8.2 ピン表示の表示例

<ピン表示なし設定>

<ピン表示あり設定>

レコードに登録されている緯度・経度からピンが表示されます。

ピンをクリックすることで詳細情報が表示されます。


5.8.3 レコードを表示リンク

「レコードを表示」をクリックすることで該当のレコードを別タブで開きます。

5.8.4 Googleマップを開くリンク

「Googleマップを開く」をクリックすることでピンの位置を中心としたGoogleマップを別タブで開きます。


5.9 ピンの種類判定

フィールドの条件によりピン(アイコン)の種類を変更します。

5.9.1 ピンの種類判定の有効化

ピンの表示設定の「ピンの種類判定を有効にする」にチェックを入れることで、

ピンの種類条件判定を設定する項目が表示されます。

判定フィールド、判定演算子、判定値、アイコンを設定し、複数の判定条件を指定した場合は、上の行の設定が優先されます。(+ーで表示項目の増減可能)


5.9.2 ピン(アイコン)の表示例

5.9.3 ピン(アイコン)の種類

デフォルトのピンを含めて以下の73種類のピン(アイコン)を設定可能です。