認知機能研究チーム
脳波計測実験の注意事項と実験の流れ
脳波測定実験 参加の注意事項 | ・電極装着には、皮膚をウェットティッシュで拭き、スクラブで古い角質を除去します。 ・通常は問題ありませんが、特に皮膚の弱い方は参加を控えてください。 ・実験後に洗髪していただく必要がございます。 ・化粧直しの必要がある方は、化粧ポーチをご持参ください。 |
実験の流れ
(1)来所のお電話 | ・所内では常時マスクを着用するようお願いします。 ・産総研につきましたら、地図を参照の上6-1棟にて受付手続きをしてください。 ・実験実施棟へ移動後、スタッフがお名前を確認し、検温と体調確認シートへの記入をしていただきます。 ・場所が分からない場合はご連絡ください。 ・検温と体調確認等の結果、実験が可能と判断しましたら、実験室へご案内します。 |
(2)書類の記入 | ・実験室へ到着後、実験者から当日の課題について説明いたします。 ・説明を受けたうえで実験に参加される方には、実験参加承諾書等の書類に記入いただきます。 |
(3)キャップ合わせ | ・脳波測定に使用するキャップのサイズを確認します。 ・1回~3回ほどキャップを被っていただきます。 |
(4)電極付け | ・実験の準備として、脳波測定用電極と頭皮の間の抵抗値を落としていきます。 ・キャップを被っていただき、専用のジェルを直接頭皮につけ、綿棒のような柔らかい棒で頭皮をこすっていきます。 ・また、眼球の動きを測定するために、目の上下左右にも電極を貼り、同様の処理をした後テープで固定します。 ・これらの作業はスタッフ2〜3人で行い、所用時間は20〜40分程度です。 ・作業の間、スタッフはマスク、手袋を着用し、会話は最小限に留めます。 ・実験参加者の方も、マスクを外さないようお願いします。 ・作業終了後、実験課題実施のためブース内に移動していただきます。 |
(5)課題の説明と練習 | ・当日行う実験課題の詳しい説明を、実験者がブース外から口頭で説明します。 ・その後、練習を行っていただきます。 |
(6)課題本番 | ・課題の内容を理解いただけましたら、課題本番を始めます。練習の通り、課題を行ってください。 ・脳波を測定する際に、気を付けていただきたいことが3点あります。 ①瞬きは少なめに。 瞬きの最中は脳波の計測ができませんので、なるべく瞬きは少なめにしてください。 詳しいタイミングなどは当日説明いたします。 ②体に力をいれないように。 体に力を入れたり、歯をくいしばったりすると筋肉の電位が脳波の上に重なり、肝心の脳波が計測しづらくなってしまいます。 普段通りリラックスした状態で、課題を行ってください。 また、長時間座っていると無意識に体がこわばりやすくなってきます。 スタッフが気付いた時点でお声がけしますので、休憩をとるなど、ご協力ください。 ③眠くなったら休憩を挟んで。 眠気を感じたり、ぼーっとしてくるとα波といわれる波形が出てきます。 α波が出てくると脳波を計測しづらくなってしまいますので、眠気を感じたら休憩中にストレッチをするなど、気分転換をしてみてください。 |
(7)課題終了後、電極を外します | ・実験課題がすべて終了しましたら、脳波測定の電極とキャップを外していきます。 ・スタッフが作業を行いますので、椅子に座ったままお待ちください。 |
(8)洗髪 | ・電極とキャップを外した後、頭皮に専用のゲルがついていますので、洗髪していただきます。 ・洗髪場所はシールドルームを出てすぐのところに設置してあります。 ・シャンプー、コンディショナー、タオル、ドライヤー等、最低限のご用意はありますが、ご持参いただいたものを使用していただけますと助かります。 |
(9)謝金をお渡し | ・洗髪後、謝金をお渡しします。 |
(10)帰宅 | ・以上で実験は終了となります。 ・スタッフが棟玄関までご案内いたしますので、お気をつけてお帰りください。 |
不明点はメールにてお問い合わせください
認知機能研究グループ hiken_eeg-ml@aist.go.jp