報道関係者各位 2022年2月5日
Press Release
シカゴ日本映画コレクティブ・2022年新年特別上映会
若手映画監督に見るインディペンデント日本映画
開催:2022月2月10日(水)〜13日(日)
2022年1月19日シカゴ :米国中西部で初の日本映画祭としてスタートしたシカゴ日本映画コレクティブ(CJFC)が、本年5月の第2回開催に向けて、新春特別企画として、若手映画監督に焦点を当てた特別上映会をオンライン開催する。日程は2月10日〜13日の4日間。主催はシカゴ日本映画コレクティブ実行委員会、設立者に坂本有紀(Coyote Sun Productions代表)、共同設立者に河野洋(Mar Creation代表)、映画祭プラットフォームにはEventiveが使われる。
今回上映される作品は、子役デビュー、役者活動を経て映画制作の世界に入った若干25歳前田聖来監督の商業デビュー作「幕が下りたら会いましょう」と28歳で映画監督デビュー、現在に至るまで映画作家として活躍する大野大輔監督による「辻占恋慕」の長編2作品。両作品とも国際プレミアとなる。
シカゴ日本映画コレクティブ(Chicago Japan Film Collective)は、シカゴに拠点を置き、米国で上映が難しい日本インディペンデント映画の紹介、及び日本映画の米国マーケット拡大を目的としている。2022年5月末に第2回を開催する予定。
+開催期間:2022年2月10日(木)〜2月13日(日) 23:59(米国中部時間)
+オンライン視聴(全米)
+登録/視聴料: 無料
+映画祭プラットフォーム:http://cjfc.eventive.org
+公式ウェブサイト:https://www.cjfc.us
【上映作品】
[前田聖来監督 | 主演:松井玲奈 | ドラマ | 日本 | 2021 | 94分 | 国際プレミア]
[大野大輔監督 | 主演:早織 | ドラマ | 日本 | 2021 | 111分 | 国際プレミア]
【監督紹介】
前田 聖来 (MAEDA Seira)
1996年2月24日生まれ、東京都出身。2008年、NHKの『わたしが子どもだったころ』出演をきっかけに本格的に役者を志し、20歳まで役者としてドラマ、映画、舞台、トーク番組に出演。その後、大学に進学し自主制作映画を始め、下北沢トリウッドでの上映や映画祭での入選などを果たす。MOOSIC LAB 2018の長編部門作品として『いつか輝いていた彼女は』を監督/脚本を担当し、UPLINK渋谷、吉祥寺にて劇場公開時には、深田晃司監督や本広克行監督など名だたる監督に才能を評価された若手の注目株である。現在、出版社に会社員として働きながら映像制作も続けている前田監督。副業で夢を叶える現代の働き方にマッチしたスタイルも注目だ。本作が商業監督デビュー作となる。
大野大輔 (ONO Daisuke)
1988年・千葉県生まれ。映画美学校 13期フィクションコース初等科修了後、映画制作チーム「楽しい時代」を結成。2016年、監督作『さいなら、BAD SAMURAI』がカナザワ映画祭でグランプリ。2017年、第2作となる『ウルフなシッシー』がTAMA NEW WAVEでグランプリ・最優秀男優賞・最優秀女優賞を受賞。K’c cinemaにて単独公開される。続く松本穂香主演のWEBドラマ『アストラル・アブノーマル鈴木さん』が好評につきディレクターズ・カットの劇場版として公開。オーストリア「JAPANNUAL」やオランダ「カメラ・ジャパン」といった海外の映画祭や行定勲監督が作品選定をする「くまもと復興映画祭」などでも続々招待上映された。そのほかの作品に monogatary.comの公募企画で作られたWEBドラマ『冥界喫茶ジュバック』など。オフビートな世界観の中で個と社会をしっかりと見つめる眼差しと考え抜かれた巧妙な台詞がジワジワと胸を撃つ。その唯一無二の面白さを持ってして、行定勲監督、本広克行監督、足立紳監督ら業界の先輩陣も注目する映画作家である。
【あらすじ】
1. BACK TO THAT DAY/幕が下りたら会いましょう
実家の美容室を手伝いつつ、鳴かず飛ばずの「劇団50%」を主宰している麻奈美。劇団員の結婚祝いで集まって馬鹿騒ぎをしていたある夜、妹の尚が資材置場で亡くなった。その日、尚からの着信があったにもかかわらず電話に出なかった麻奈美は、複雑な思いを抱えてしまう。母親・京子との新たな確執が生まれる中、劇団仲間の早苗と妹の部屋を引き払いに東京へ。麻奈美は、様々な人々との出会いと再会を経て、自分自身と向かい合っていく事になるがー。
公式サイト:https://makuai-movie.com/
2. TSUJIURA RENBO/辻占恋慕
時代に取り残されたシンガーソングライター富岡恵美(30)とマネージャー信太(34)。アイドル商法、FMラジオ暴行事件、家賃滞納、師匠(独居老人)の介護、冠婚葬祭、SNSリテラシー、バイトのシフト。問題が山積の中、様々な人と出会い、それぞれの道を彷徨い始める2人。そして...
公式ツイッター:https://twitter.com/tsujiurarenbo
+++ 問い合わせ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
連絡先: シカゴ日本映画コレクティブ (坂本/河野)
Email: info@cjfc.us Website: www.cjfc.us Phone: +917-498-2341